南安精工は、同社が展開する機械式腕時計「Azusa ORTHODOXY」シリーズの最新モデル「ORTHODOXY-R Basic」の先行予約販売を応援購入サイトMakuakeで開始した。
ザラツ研磨の美しさが際立つ高級感と重厚感のあるモデル
日本製のいいものを末永く使ってほしい。親から子へ・子から孫へと受け継いでずっと使い続けてもらえるような、心に残せる物を形にした製品を作りたい。そんな思いから、機械式にこだわって時計を製造しているウォッチブランド「Azusa」。
今回、ブランドの代表モデルである「ORTHODOXY(オーソドキシー)」のケースデザインを大幅にリニューアルした。
日本製高級時計の代名詞とも言えるザラツ研磨を施した、重厚感と高級感のある仕上がりのケース。ザラツ研磨とは、ケースの仕上げの前に施す下地処理のこと。
研磨材を付けたバフで磨く前に下地処理としてザラツ研磨を施すことで鏡面仕上げや筋目つけの下地となる、ゆがみのない美しい面を作ることができるもの。
ORTHODOXYの新しいケースは、このザラツ研磨を施すことにより、研磨された面にはゆがみがなく、面と面の間に現れる稜線はしっかりと角が出た、重厚感と高級感のある仕上がりになっている。
ケースの厚さは約10mm程度と、国産自動巻きの時計の中ではハイクラスの薄さになっており、着用感も向上させた。
Azusaの腕時計は設計からケース等の外装部品の加工、組立まで、長野県安曇野市の自社工場で行った。また、ムーブメントも長野県内で製造されたものを使用しており、文字盤には「SHINSHU JAPAN」の文字が入っている。
また、リュウズの先端には新たに「Azusa」のロゴマークを彫り込んだ。ケースのデザイン変更とあわせて、リュウズも従来のモデルより一回り大きくリニューアルされた。
スケルトンの裏蓋から見える回転錘には、職人の技が光る繊細な彫刻を施した。また、ネジはブルースチールネジを採用。
これはメッキが無い時代の錆防止を兼ねたスイス時計の伝統装飾技法で、高級時計の針やネジに用いられる表面に青い被膜を作ったものだ。自社製ブルースチールネジの深い青色と、彫刻の金色の美しいコントラストを楽しんでほしい。
時計の印象を決める文字盤のカラーは、ブラック、ブルー、ホワイトシルバー、シャンパンゴールドの全4色から好みのものを選べる。
プロジェクトは2023年1月14日までで、製品は2023年2月末までに発送予定。一般販売予定価格は97,680円だが、「Makuake」では12月13日現在、87,900円~応援購入受付中だ。
ORTHODOXY-R Basicの主な製品仕様
文字盤カラー: 4色(ブラック/ブルー/ホワイトシルバー/シャンパンゴールド)
駆動方式: メカニカル 自動巻き(手巻き付)MIYOTA/24石
ケースサイズ: 約縦48×横41×厚さ10mm
ケース材質: ステンレス316L
ガラス材質: サファイアガラス 内面無反射コーティング
ルミブライト: あり(針・インデックス)
駆動期間: 42時間以上(最大巻き上げ時)
精度: 日差+30秒~-10秒(常温5℃~35℃において)
防水: 日常生活強化防水(5気圧)
ベルト: ステンレス、20mm幅
保証期間: 1年間(製造工程での初期不良及び自然故障に限る)
関連情報:https://www.makuake.com/project/azusa/
構成/Ara