心のゆとりを生む余白を生かしたスペースづくり
プレゼン専門コンサルタント
プレゼン大学 髙橋さん
コンサルタント業・42歳。独身。都内1LDKマンションに居住。プレゼンに関するコンサルティングを手掛ける。YouTubeチャンネル「ザ・プレゼン大学」主宰。
ワークスペースの位置/リビングから見える4.5畳ほど
デスク環境のために使った総額/約113万円
デスク沼歴/約3年 在宅ワークの頻度/週7日程度
不要なモノを削ぎ落とし、〝余白〟を作り出す
プレゼンのコンサルタントを手がける髙橋惠一郎さんのデスクは、余計なモノがなく、黒で統一され、落ち着いた大人の机という印象だ。デスク環境で一番大切にしているのは、気分が上がることだと言う。
「気分が乗らないと良い仕事もできないですし。そのために心がけているのは、余白です。プレゼン資料も詰め込みすぎないことが肝要。インテリアは詳しくないですけど同じかな、と(笑)」
マウスやキーボード、撮影用ライトに至るまでワイヤレス化し、モニターはアームで固定。余計なモノを廃すことが全体の余裕につながる。
POINT【1】デスクマットを動かして瞬時にスペースを作る
マウスやキーボードはワイヤレスで、海外から取り寄せたフェルトのデスクマットに載せている。アイデアをまとめる作業は紙のノートで行なうため、デスクマットごと奥にずらせばスペースを確保できるようにしている。デジタル作業だけでなくアナログ作業も快適。
POINT【2】視線の先にグリーンを配置
デスク上や脇に、IKEAやニトリで購入したフェイクグリーンを配置。「モニターから視線を外した時、少し緑が視界に入るだけで全然違う。癒されますよ」
POINT【3】チェストには紙類・雑貨を収納
チェストは〝オフィスっぽく見えないもの〟をIKEAで購入。「手書きメモ派なので、ノートを取り出しやすい位置に置いています」
POINT【4】有孔ボードは余白を残した状態に
壁にIKEAの有孔ボードを設置。よく使うツールや趣味のドローンが掛けられている。「有孔ボードは壁に対して小さめ。ガチャガチャしていると落ち着かないので、ボード自体にもモノを掛けすぎないようにしています」
〈Favorite Item〉
前の家から使っているカナデモノのデスク。その裏側には、配線トレイのほか、間接照明のリモコンなどをマジックテープで貼り付けている。デスクの上も下もスッキリとモノがない空間を実現。
[デスク]カナデモノ『THE TABLE / 岐阜桧 × White Steel』8万2500円
[チェア]オカムラ『コンテッサ セコンダ』24万7280円
[モニター]デル『U3419W』※ 12万円
[キーボード]ロジクール『MX KEYS MINI』1万5950円
[マウス]ロジクール『MXMASTER2S』※ 1万4000円
※現在は販売終了。
取材・文/小口 覺 イラスト/泰間敬視
※オープン価格のものは実勢価格を記載しています。
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2022年10月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
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