音導管+4か所×フィルター3種類の組み合わせで9317パターンの音を楽しめる
オーディオメーカーのfinalは、自社ブランドfinalより自分だけの音を見つけるDIYシリーズの最新モデル「MAKE4」を発売した。
この「MAKEシリーズ」は、ユーザーの手でチューニングフィルターを交換できる仕組みにより、自分だけの音を作ることのできるDIYイヤホンシリーズだ。ステンレス筐体で2-Pinコネクターを採用しリケーブルにも対応している。
今回発売されるMAKE4は、新開発の超低歪ドライバーユニット「f-Core for MAKE」を搭載したにより、音の細部まで明瞭で実在感のある芯の太いサウンドを実現した。
従来のMAKEシリーズ同様、フィルターを用いたチューニングを行なうことができるが、MAKE4は音導管を取り外して内側にもフィルターを貼り付けることができ、音導管の外側と内部と合わせて3箇所でチューニングを楽しめる。
さらに、筐体下部のベントのフィルターも交換することができ、音導管と合わせて4箇所×密度の異なるフィルター3種類との組み合わせで、作れる音は従来のMAKEシリーズの中でも最多の9317通り。
筐体背面の新機構「MAKEダイヤル」を回すことにより、内部のパーツが連動して筐体内部のドライバー背面のベント部に位置しているスポンジを圧縮することが可能だ。
これにより、スポンジの密度が変化してドライバー背面の空気量が変化することで主に中低域のチューニングが可能となった。
従来のMAKEシリーズでは筐体を分解してフィルターを貼り替える仕組みであったが、中には「自分でねじを外してイヤホンの内部のフィルターを交換するのが怖い」「難しそうで壊してしまわないか不安」という人も。
そこで、より多くの人にチューニングを楽しんでもらえるうに、音導管部分をネジ式にしたことで、ドライバーを用いて筐体のネジを外して分解することなくチューニングを楽しめるようにした。
また、MAKEダイヤルでもチューニングが可能なため、分解せずにチューニングができる気軽さと過去最多のチューニング幅を併せ持ち、初めてMAKEに触れる人はもちろんのこと、MAKEユーザーの人にも満足してもらえるような製品となっている。
FI-MAKE04の主な製品仕様
型番:FI-MAKE04
筐体:ステンレス/鏡面仕上げ
ドライバー:ダイナミック型2-Pinコネクター
ケーブル:ブラックケーブル/
感度:98dB/mW
インピーダンス:16Ω
質量:24g
コード長:1.2m
発売日2022年12月9日(金)
販売価格:MAKE4 スターターキット:15,800円(税込)
※下記<MAKE CANS>5点全てのセット
単品販売
<MAKE CANS> MAKE4 Main Unit – Basic:12,800円(税込)
内容物:MAKE4本体左右1ペア、MMCX ASSIST
<MAKE CANS> 2-Pinブラックケーブル3.5mm:4,980円(税込)
内容物:2-Pinブラックケーブル3.5mmプラグ
<MAKE CANS> イヤーピースTYPE E:1,080円(税込)
内容物:イヤーピースTYPE E(SS/S/M/L/LL)
<MAKE CANS> チューニングツール セット1:2,980円(税込)
内容物:アコースティック治具、レンチ、チューニング用フィルター(フィルターD:密度違いの10種類、フィルターE:密度違いの6種類、フィルターF:密度違いの10種類)
<MAKE CANS> キャリーケース:非売品
MAKE CANSシリーズのキャリーケース。イヤホンの傷付きやケーブルの断線を防ぐケースとしての機能はもちろんのこと、他の缶ケースを積み上げられる設計になっている。
※スターターキット限定の同梱品。
関連情報:https://final-inc.com/products/make4-jp
構成/Ara