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集中力を身につけるのは間違い!?頭のいい人が実践している集中できる環境の作り方

2023.02.24PR

東大、フランス国立研究所、MENSA(全人口の上位2%の知能指数を持つ人が入会できる国際グループ)などで世界のさまざまな「頭のいい人」を見てきた脳科学者・中野信子氏。そんな中野氏が「物忘れを防ぐ『検索タグ記憶法』」「『誰かのために』が脳に快感と若さをもたらす」「挫折がなくなる『やらないことリスト』の作り方」など、仕事や勉強、人生がうまくいく脳を活用した31の習慣を解説した著書が世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみたです。

本稿ではこの本から一部を再編集、「世界で通用する、本当に賢い人たち」が実践している少し意識を変えるだけで、誰にでも今日からできるコツをお届けします。

中野信子著/アスコム
世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた

環境を整えることで集中力は自ずと湧いてくる

集中力とひと口に言っても、個人差が大きいもの。自分は飽きっぽいから、集中力なんて身につかない……。そんな風に思っている人もいるかもしれません。でも、もしあなたがそう思っていたとしたら、非常にもったいないことです。

「自分はいろいろなことに目移りしがちなので、一つのことに集中するのが難しいんです」という人は、まず「集中力を身につける」という発想を捨ててほしいと思います。

本来、脳というものは、集中できる環境を作ってやると、勝手にそのことに集中してしまうようにできています。「集中力をつける」ための意味のなさそうな努力を一生懸命するよりも、脳が集中しやすい環境作りをすることのほうが、ずっと簡単で効果的なのです。

私自身、かなり目移りしがちな性格です。自分でもそう思いますし、友人たちに聞いても口を揃えてそう言います。かといって、物事に集中できないかというと、そうでもありません。読書でもゲームでも、一つのことを始めてしまうと、周りで誰かが何かを言っていてもまったく耳に入らないような状態を作ることができます。

高校時代の思い出ですが、私が勉強に熱中するあまり、母が心配して「あんまり勉強すると頭がおかしくなるからやめなさい」と怒られてしまったこともありました……。でもこれは、私に「集中力がある」からではなく、集中するためのお膳立てがうまくいっていたということにほかなりません。

それでは、集中しやすい環境を整えるには、どうすればいいのでしょうか?

人の脳は、雑音や騒音があると、そちらに注意が向いてしまい、集中すべきことに集中できなくなってしまいます。音楽やテレビの音、人の話し声などがそうです。集中している状態が続いているときには、これらの音は気にならなくなります。

聴覚や視覚を刺激するものを遮断することが大事

そこでまず、集中するための一つ目の方法を紹介します。仕事や勉強を始めようというときには、人間の注意を惹きがちな音楽やテレビなどは消してしまいましょう。できるだけ、注意を向ける音が少ない環境で始めるようにします。

誰かが何かしら話しているようなオフィスや喫茶店で、作業に集中しないといけない場合は、相手に失礼にならない範囲で耳栓を使ってみるのもいいでしょう。

耳から入る刺激ばかりではなく、目から入る刺激も気になる人は、作業を妨げない程度のレンズの色が薄いサングラスや、色付き眼鏡をかけてみるのも悪くない方法です。これは、注意が外界に向きがちになるのを抑えてくれるでしょう。

集中する二つ目の方法は、途中で邪魔が入らないようにすること。

例えば、パソコンで仕事をする場合、資料をまとめたり、気を遣う相手へメールを書いたりするのは、とても集中力を要する仕事です。なるべく前もって、邪魔になりそうな要素を排除しておきたいものです。

恐らく一番の邪魔になるものは、メールやSNS経由のメッセージでしょう。これらに邪魔されると、そのメールやメッセージを処理するのに1分程度で済んだとしても、頭をもとの集中状態に戻すのに30分以上かかることもあります。

「朝と晩の2回など、メールをチェックする時間帯をあらかじめ決めておいて、それ以外の時間はチェックしない」など、自分でルールを設定しておくといいと思います。

快適にすればするほど集中力は高まる

電話もメールと同じように、集中している状態を邪魔するものの一つです。可能なら、留守電か、マナーモードに設定しておくのがいいと思います。私は、集中して仕事に取り組んでいるときは、基本的には電話に出ないようにしています。

さらに、仕事や勉強に取り組む上では、「快適さ」ということも大切な要素です。座りにくい椅子、寒すぎたり暑すぎたりする部屋、窮屈な衣服などは、長時間の作業には向きませんよね。私は、そういう状態をできるだけなくしておくようにします。部屋は適温にして、椅子に座るときも負担が大きくならない姿勢を保てるようにし、着慣れた服で作業します。

快適さに関連したこととして、私は香りの良いものも使っています。私は香水を集めているのですが、作業の間は良い香りを身につけておくのです。身の回りを良い香りにしておくと、適度にリラックスした良い状態で、作業が続けられるのです。

一説によれば、勉強や仕事には、柑橘系の香りが良いといわれているようです。でも、集中するための道具として香りを使いたい場合は、あなたの一番好きな香りを選ぶのがベストではないでしょうか。「より快適に作業ができそうな香り」は、あなた自身が一番よく知っているでしょうから。

☆ ☆ ☆

脳のパフォーマンスは使い方や習慣次第で大きく変わります。「世界で通用する、本当に賢い人たち」が実践している『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』を参考に脳の上手な使い方を学んでビジネスに活用してみてはいかがでしょうか。

中野信子(なかの・のぶこ)
1975 年、東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。東京大学工学部応用化学科卒業。同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行う。科学の視点から人間社会で起こりうる現象及び人物を読み解く語り口に定評がある。現在、東日本国際大学特任教授、京都芸術大学客員教授。著書に『脳はなんで気持ちいいことをやめられないの?』『人は、なぜ他人を許せないのか?』(アスコム)、『サイコパス』(文藝春秋)、『空気を読む脳』『ペルソナ脳に潜む闇』(講談社)、『キレる!』『「嫌いっ!」の運用』(小学館)など多数。また、テレビコメンテーターとしても活躍中。

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