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周りから助けてもらうのが上手な人の特徴

2023.01.10PR

東大、フランス国立研究所、MENSA(全人口の上位2%の知能指数を持つ人が入会できる国際グループ)などで世界のさまざまな「頭のいい人」を見てきた脳科学者・中野信子氏。そんな中野氏が「物忘れを防ぐ『検索タグ記憶法』」「『誰かのために』が脳に快感と若さをもたらす」「挫折がなくなる『やらないことリスト』の作り方」など、仕事や勉強、人生がうまくいく脳を活用した31の習慣を解説した著書が世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみたです。

本稿ではこの本から一部を再編集、「世界で通用する、本当に賢い人たち」が実践している少し意識を変えるだけで、誰にでも今日からできるコツをお届けします。

中野信子著/アスコム
世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた

周りから助けてもらえるのがうまい人になろう

ノーベル賞に手が届くかもしれないフランス人研究者のDさんのお話を、前項でしました。彼にはもう一つ、ぜひ学んでおきたいすごいところがあります。

Dさんは、楽しくない仕事を楽しい仕事に変える名人です。でも、さすがの彼にだってどんなことを試みても、苦手なところや面白くないところから脱せないことは、ありました。Dさんはどうやって、自分の苦手なことをこなしていたのでしょうか?

実はDさん、自分の苦手な部分を、周囲の人たちにフォローしてもらうことがとても上手だったのです。

彼はまず、人を褒めるのがとても上手です。どうしようもないほどダメだと思う人でも、何かしら良い点を見つけて、褒めてしまいます。

褒められた人は、悪い気はしませんよね。その美点をはじめて見出してくれたのがDさんだったりしたら、なおさら、「よし、Dさんのために一肌脱いでやろう!」という気分になります。そして、彼のお手伝いをするのを誇らしく思うようになるのです。

上手に褒めれば人は自分に味方してくれる

でもそこは、プライドの高いフランス人。すべての人がおだてられて良い気分になったりはしません。「褒められて当然だね」と思われるならまだマシなほう。「この人は自分を褒めているけれど、その裏でバカにしているのでは?」などと、疑ってかかる人だってたくさんいるのです。

しかし不思議なことに、そんな人たちでもDさんの雑用を最後まで断ったりはしません。なぜでしょう?

そのカラクリは、Dさんの褒め方にありました。彼は、単に褒めるだけではありません。お手伝いをしてくれた人にはちゃんとお礼をしていたのです。

Dさんの研究論文の多くが、研究者の間で評価の高い雑誌に掲載されます。彼の実験を手伝えば、その共同研究者として自分の業績にしてもらえるのです。

こぼしたコーヒーの後始末をするといった程度のちょっとした雑用でも、彼はきちんと覚えています。お礼として、Dさん行きつけの日本料理店に連れていってくれたりするのです。

他にも、誕生日にピアノで一曲弾くなど、気の利いたプレゼントを用意してくれたり。とてもエレガントに、かといって嫌みにならないように、彼はお礼を欠かしません。

だから周囲の人は皆、良い気分になるし、彼自身もいつも楽しく仕事をしていられるのです。

相手の喜ぶことを見つけてお礼をしっかりとする

あなたが、仕事や勉強でつまずいたら、その仕事を楽しくやってくれそうな人がいないか、ちょっと周囲を見回してみましょう。そして、自分が楽しくできなかったことを手伝ってくれた人がいたら、お礼をするのです。

プレゼントがいいのか、ボーナスを上乗せしてあげることがいいのか、美味しいものをおごるのがいいのか、昇進させてあげるのがいいのか、あるいは「その人の能力を高く買っていること」を周囲にアピールしてあげることがいいのか……。相手によって、それは様々だと思います。

相手を知ってその人に合わせたお礼を用意するのは、そんなに難しくはありません。普段から人を観察するようにしていれば、少しずつできるようになります。相手にとって何をしてもらうことが嬉しいのかを理解するには、あなた自身が「相手が嬉しいと思うこと」を知っていなければいけません。

ところで、フランス人のDさんの趣味はピアノ演奏と、日本の書籍を日本語で読むこと。それから日本の伝統的な建築も、日本の古典的な美術も大好き。京都の舞妓さんとも懇意だったりします。カラオケも歌います。お箸を使うのも上手で、お気に入りの日本料理店で魚を美味しそうに食べる様子は、見ているほうまで微笑ましくなってきます。日本にとても興味があり、プライベートまでしっかりとしたたしなみができる男です。

例えば、こんなDさんに「お礼」をするには、あなたならどうしますか? 私ならば、Dさんと趣味の合いそうな日本人を紹介します!

☆ ☆ ☆

脳のパフォーマンスは使い方や習慣次第で大きく変わります。「世界で通用する、本当に賢い人たち」が実践している『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』を参考に脳の上手な使い方を学んでビジネスに活用してみてはいかがでしょうか。

中野信子(なかの・のぶこ)
1975 年、東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。東京大学工学部応用化学科卒業。同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行う。科学の視点から人間社会で起こりうる現象及び人物を読み解く語り口に定評がある。現在、東日本国際大学特任教授、京都芸術大学客員教授。著書に『脳はなんで気持ちいいことをやめられないの?』『人は、なぜ他人を許せないのか?』(アスコム)、『サイコパス』(文藝春秋)、『空気を読む脳』『ペルソナ脳に潜む闇』(講談社)、『キレる!』『「嫌いっ!」の運用』(小学館)など多数。また、テレビコメンテーターとしても活躍中。

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