コロナ禍を契機にリモートワークが普及したことを背景に今、都会からの地方移住に関心が集まっている。
では実際のところ、東京在住者の何割が地方移住に興味を持っているのだろうか?
というわけでモニタスは東京都在住の20代〜40代(学生除く)1,500名を対象に「移住に関する意識調査」を実施。その結果をグラフをまとめて発表した。
移住の関心がある人の割合は?
東京在住の20代~40代(学生除く)に、一都三県を除く道府県への移住に対する関心について聞いたところ、「移住の予定がある」と回答した人の割合が4.0%。「予定はないが、移住したいと思っている」が18.2%、「移住に興味はある」が42.8%となり、これらを合計すると移住に関心がある人の割合は65.0%という結果になった。
性年代別でみてみると、男性は年代が上がるほど移住への関心が高く、女性は年代が下がるほど移住への関心が高くなっており、男女で異なる傾向がみられる。
移住したい・興味がある理由は?
次に、移住したい、または興味がある理由をみていく。理由のなかで最も多かったのは「自然がある環境がよいから」で38.2%。以下、「生活費を下げられそうだから」(30.1%)、「ひとごみから離れたいから」(27.3%)、「働き方や暮らし方を変えたいから」(26.8%)が続く結果となった。