みなさん一度は見たことがある人気のビールメーカー5社の、秋冬に発売される新商品をご紹介します。炭酸で作る珍しいビールから冬しか飲めない期間限定のものまで、新商品と併せて冬の味覚を先取りしてみるのも良いかも。
日本で人気のビールメーカー①キリンビール
キリンビールのブランドが誕生したのは、1888年(明治21年)です。〝キリンビール〟を製造していたジャパン・ブルワリー・カンパニーは、本格的なドイツ風のビールを製造するため、麦芽・ホップなどの原料や機械設備にいたるまでドイツから輸入。
その後、キリンビールの商標は麒麟麦酒株式会社に引き継がれました。以後、キリンビールに描かれた聖獣〝麒麟〟の図柄は「キリン黒ビール」「キリンスタウト」など他のビール商品にも使われ、「キリンレモン」などの清涼飲料にも広がっていきました。
【参考】キリン歴史ミュージアム
〝力強いコクと飲みごたえ〟の味わいに芳醇な香りを実現。キリンビールの新商品「本麒麟 香りの舞(期間限定)」
ビール類に期待されている〝力強いコクと飲みごたえ〟を味わえると高く評価を受けている「本麒麟」ブランドからの新商品です。力強いコクと飲みごたえはそのままに、ドイツ産ヘルスブルッカーホップに加えて、希少な日本産ホップ「IBUKI」をブレンド。これにより、芳醇な香りを実現しています。
調和のとれた飲みやすい味わいが特徴。キリンビールの新商品「一番搾り とれたてホップ生ビール(期間限定)」
国内最大級のホップ産地であるビールの里・岩手県遠野市で収穫したばかりの生ホップを急速冷凍。これを使用した「一番搾り とれたてホップ生ビール(期間限定)」が新発売されます。とれたてホップのおいしさが感じる、調和のとれた飲みやすい味わいが特徴です。
【参考】キリンビール 「一番搾り とれたてホップ生ビール(期間限定)」
日本で人気のビールメーカー②サントリー
1899年にぶどう酒の製造販売から始まり、その後1963年にビール事業へチャレンジするため「サントリービール」を発売。
そして2003年には水源涵養(かんよう)機能の向上と生物多様性の再生を目的とした「天然水の森」の活動を開始しています。
【参考】サントリーの歴史
芳醇な香りと深いコクの今しか飲めない金麦。サントリーの新商品「金麦〈深煎りのコク〉」
焙煎麦芽の芳醇な香り、深いコクと金麦の飲みやすさを両立。「金麦〈深煎りのコク〉」は、今しか飲めない2022年の限定醸造の商品です。
炭酸でつくる自由なビールで楽しく飲む! サントリーの新商品「ビアボール」
炭酸水で割って飲むビールは日本初。※ ほどよい麦の味わいがありながら、アロマホップ100%による華やかな香りと爽快な飲み口を実現。好きな飲み方で自由に楽しめるビールです。
※炭酸水で割ることを製品上で訴求する日本初のビール(Mintel GNPDを用いたサントリー社調べ2022年5月)
【参考】サントリー 「ビアボール」
日本で人気のビールメーカー③サッポロビール
明治新政府が1869年(明治2)年7月、北海道開拓のために「開拓使」を設置。“北辺の防備”という要因もあり、殖産興業政策の北海道版という側面があった。この中で「開拓使麦酒醸造所」は1876年に北海道札幌の地に開業した。開拓使は日本人として初めて本場ドイツで修業したビール醸造人を迎い入れたことでサッポロビールの歴史が始まりました。北海道初のビールは、冷製「札幌ビール」と名付けられ、1877年9月に東京で発売されました。
【参考】歴史紹介
冬にしか出会えない限定ビール。サッポロビールの新商品「サッポロ 冬物語」
1988年に日本初の季節限定ビールとして発売してから30年以上愛されている「冬物語」が今年も登場。二回煮沸法を採用し、深みのあるコクとキレの良い味わいを引き出しています。贅沢でまろやかなコクと、キレの良い後味は、冬の味覚と良く合います。
【参考】サッポロビール「冬物語」
南米の大自然を感じる一杯。サッポロビールの新商品「HOPPIN’ GARAGE インカの扉」
野趣あふれる独特な苦みとハーブティーのようなスッキリ感。南米の大自然を感じさせる味わいは、7年連続ビブグルマンを獲得している「按田餃子」の店主が考案しました。
【参考】サッポロビール 「HOPPIN’ GARAGE インカの扉」
日本で人気のビールメーカー④アサヒビール
1892年に発売された「アサヒビール」。1900年には日本初の熱処理を施さない瓶詰生ビール「アサヒ生ビール」、さらに1971年には日本初のアルミ缶入りビールも発売されました。そして、日本初の辛口生ビール「アサヒスーパードライ」は1987年に誕生し、ビール界に革命を起こす大ヒット商品となりました。
【参考】アサヒビール 歴史・沿革
ジョッキのように楽しめる1本から485mlのジョッキ缶が登場! アサヒビールの新商品「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶大生」
プルタブを開けて大きい飲み口でまるでお店の生ジョッキのように楽しめる「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」から、485mlのジョッキ缶が登場。たっぷり楽しめるだけではなく、泡立ちも2倍以上※となっています。
※開栓時8℃の状況における泡の生成速度を缶340mlと比較(当社調べ)。冷やす温度により泡立ちは異なります。
【参考】アサヒビール「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶大生」
華やかで吟醸香とコクを両立したビール。アサヒビールの新商品「花鳥風月」(東北6県限定)
上面発酵酵母を使った「吟醸づくり」により、華やかで心地よい吟醸香と味わい深い芳醇なコクを実現。
真珠のように光沢のある白色のベースに紅色を差し込み、縁起物である熨斗を彩り豊かに重ねたデザイン。〝和の上質感〟をきらびやかに演出しています。
【参考】アサヒビール 「花鳥風月」
※データは2022年10月下旬時点での編集部調べ。
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文/山田ナナ