男性たちはどんな肌の悩みを抱えているのだろうか?
ポーラはこのほど、ポーラのパーソナライズドサービスブランド「APEX(アペックス)」の肌分析を、2020年1月1日~2022年5月31日に体験した男性の分析データ約10,000件を集計・比較。その上で、現代の男性の肌悩み、実際の肌状態の傾向、目指す美しさ(目指す肌)について調査した。
肌分析を受けた95%の男性が「肌悩みあり」
現在の肌悩みを聞くと、何かしらの肌悩みを抱えている男性が95%もいるということがわかった。具体的な肌の悩みとしては、「乾燥」と回答した人が46%と最多となり、以下、「ニキビ・吹き出物」「毛穴目立ち」と続いた。
年代によって肌悩みは大きく異なる
年代が高くなるにつれて増える悩みは「シミ・ソバカス」「ハリ・たるみ」 となった。一方で、年代が高くなるにつれて減っていく悩みは、「ニキビ・吹き出物」「毛穴目立ち」「ベタつき」「敏感」という結果に。複数の肌悩みを回答した人が最も多いのは、30代と40代で、肌悩みが多岐にわたると考えられる。
年代が高くなるにつれてニキビリスクが低下、メラニン・糖化・にごりの分析スコアも低下する傾向
実際に肌状態を年代別に分析してみると、毛穴のつまりの状態やニキビの数、ニキビのできる頻度から分析する「ニキビリスク」や、刺激を感じやすく、かゆみや赤みなどの肌トラブルの起こしやすさに関係する「化学的刺激」「マイクロダスト※」に対する強さは、年代が高くなるにつれて良化することがわかった。「ニキビ」については、肌悩みとしても年代が高くなるにつれて減る傾向があり、肌状態もそれと同様の傾向を示していた。
一方、年代が高くなるにつれて顕著に悪化していく項目は、シミの原因となる「メラニン」、黄ぐすみの要因となる「糖化」、肌の透明感を阻害する「にごり」など、肌の色に関係する項目だった。ライフスタイルに関するアンケートでは「紫外線にあたる機会」が年代が高くなるにつれ増えているということが分かり、また、朝のお手入れで、日焼けなどのUVケアをしている人が、全体の13%しかいないという結果だった。
※:ポーラが付けた名称(排気ガス・工場の煙・チリホコリ等のPM2.5、黄砂、タバコの煙、花粉等)
●肌の分析スコア 平均値
●ライフスタイル
●朝のUVアイテムの使用
※「APEX(アペックス)」の肌分析において、2020年1月1日~2022年5月31日に体験いただいた男性の分析データ約10,000件を集計
男性の「目指す美しさ」なりたい肌は!?
肌分析を受けた男性に、「目指す美しさ(目指す肌)」について聞いたところ、10代・20代は、「ナチュラルなメークをしたい」「加工アプリのようなお肌を保ちたい」「今流行りの韓国アイドルのような綺麗で白い肌」「マスクを外したときに綺麗と言われる肌」など、今の時代を表すような回答が多数みられた。
30代以降に多く見られたのは、「おじさんに思われない肌」「ハリがあって年よりも若く見られるマイナス10歳肌」など、実年齢より若々しく見えることを目指したいと思っているという傾向があった。
<調査概要>
・調査対象期間:2020年1月1日~2022年5月31日
・調査対象の肌分析件数:合計:10,916件
・調査方法:アペックスの肌分析において、肌の悩み・ライフスタイル・体調に関する各項目に当てはまると回答した方の割合を、20代以下、30代、40代、50代以上の年代別に比較した。また、肌分析項目において、「1:悪い~5:良い」の5段階スコアの平均値を年代別に比較した。さらに、目指す美しさについての回答コメントを年代別にまとめた。
出典元:株式会社ポーラ
構成/こじへい