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若者がよく見ている縦型ショート動画、女性はTikTok、男性は?

2022.11.25

縦向きスワイプで片手視聴できる「縦型動画」は、TikTokやYouTube Shorts、Instagram Reelsを始め、今やSNSの中心となりつつある。

そこでFinTは、15歳〜29歳までの若年層350名を対象に、縦型動画に関する利用実態や購買との関係性についての調査を2022年10月21日〜10月24日に実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。

「TikTok」の利用時間は男女ともに最も長く、約4.5割が30分以上閲覧

「縦型ショート動画を見る際に、最もよく使う媒体は下記のうちどれですか?」という質問をしたところ、「YouTube Shorts」が34.9%で1位。次いで「TikTok」が33.5%の僅差で2位の結果に。

女性1位は40.3%で「TikTok」が獲得。また、「YouTube Shorts」は男女いずれも3割以上の得票で広く利用されていることがわかった。

Q1で利用率の高かった「TikTok」「YouTube Shorts」、「Instagram リール」にフォーカスし「各SNS媒体の縦型ショート動画を1日平均どのくらい見ますか?」という質問をしたところ、いずれも「5分未満」の割合が最も多い結果に。

一方で「TikTok」の利用時間は、男女ともに他媒体と比較して最も長く、約4.5割が30分以上の閲覧をしていることがわかった。また男性の方が女性より、いずれの媒体も30分以上の利用率が高いことも判明。

最もよく見る動画メディアは男女ともに「YouTube」

「1日の中で、最もよく閲覧する動画メディアは何ですか?」という質問に対し、全体では「YouTube」が40.3%で1位。2位は20.0%で「TikTok」となった。なお、ここでいうよく閲覧するとは、視聴時間ではなく、「アプリを開く」「スイッチオンにする」などを定義している。

Q1で「YouTube Shorts」が最もよく見る縦型ショート動画として1位に挙げられていたが、YouTubeを見る延長で視聴している可能性が高いことがわかる。

また全体・男性の3位が「YouTube Shorts」に対し、女性3位は「Instagram リール」であった。Q1の結果からもわかるように、女性はYouTubeを高頻度で見る一方、YouTube Shortsを見ることは比較的少ないようだ。

「どの分野の縦型ショート動画をよく見ますか?」という質問では、全体は1位「エンタメ・芸能」で21.2%、次いで2位が「コスメ・美容」で14.7%、3位が「食品・飲料」という結果に。

男女別に見ると、女性は1位「コスメ・美容」で20.2%、2位が「芸能・エンタメ」で16.9%、3位が「食品・飲料」で12.7%と、「コスメ・美容」が最も多く見られていた。

男性は1位が「芸能・エンタメ」で27.5%、2位が「食品・飲料」で13.5%、3位が同率で「旅行」「ファッション」10.2%の結果に。女性1位の「コスメ・美容」がランクインしない代わりに、「旅行」「ファッション」への興味が高いことがわかった。

女性は「美容・コスメ」、男性は「芸能・エンタメ」の縦型ショート動画を見て購入または行動したことある人が多い

「どの分野の縦型ショート動画を見て、実際に購買または行動したことがありますか?」という質問をしたところ、「美容・コスメ」が18.2%の得票を得て1位となった。続く2位は「食品・飲料」で16.5%、3位は同率で「旅行」「ファッション」10.9%という結果に。

女性は「美容・コスメ」が26.6%で1位。美容・コスメ関連のコンテンツが多い上、動画でテクスチャやメイク方法などを見て検討し、購買に移ることが多いのだろう。

また、男性は1位が「芸能・エンタメ」という結果となり、アーティストグッズの購入や、ライブへ足を運ぶ、などのアクションが想定できる。

男女ともに2位となった「食品・飲料」も、商品紹介やレシピなどのコンテンツが増えているだけでなく比較的価格が低いため、購買へうつりやすい傾向にあるようだ。

「TikTok,YouTube Shorts,Instagram リールを見て、どういった企画であれば、実際に購入または行動したいと思いますか?」という質問では、1位が「商品紹介を見て」24%、続く2位が「ライフハックなどの有益な動画を見て」で14%。

3位は同率で「好きなインフルエンサーが紹介している」「好きなブランド/商材の公式アカウントが紹介している」という結果に。

購入または行動に移る際には、より詳細かつ正確な商品の情報や有益な情報を得ることで、行動しやすくなることがわかる。また好きなインフルエンサーが紹介していることも、認知のきっかけから購買までうつりやすくなるようだ。

公式アカウントが運営する縦型ショート動画はまだ数として多くない中で、今後購買に繋がるフックとして利用できる可能性もある。

逆に「TikTok,YouTube Shorts,Instagram リールを見て、購入または行動に至らない場合、何が理由になっていることが多いですか?」という質問をしたところ、1位が「商材に興味がない」で27.6%、2位は「情報の信頼性が低い」で19.9%、次いで3位が「価格帯が高い」で19.4%という結果に。

前問に購入または行動に至る理由の結果と関連があるように、商材への興味はもちろんだが、情報の信頼性を懸念する動きがあることがわかる。正確かつ有益な情報発信が重要となりそうだ。また、価格帯が高い商材はやや購入に至りにくい傾向があることもわかった

プロモーション目的の縦型ショート動画、女性は「出演者によっては見る」、男性は「商品によっては見る」

「“プロモーション目的の縦型ショート動画”が流れてきた時、どのように行動しますか?」という質問に対し、全体の1位が「見たことがある」で37.9%、続く2位は「プロモーション目的の動画かわからない」で28.4%、3位は「見たことがない」で17.2%という結果に。

「見たことがない」という結果が多い一方で、「わからない」「見たことがない」などという回答も多く、縦型ショート動画において、プロモーション目的という認識がやや薄いことがわかった。

「“プロモーション目的の縦型ショート動画”が流れてきた時、どのように行動しますか?」という質問に対し、全体では「商品によっては見る」という回答が21.7%で1位に。

男女別に見ると、女性は「出演者によっては見る」という回答が23.1%で最多となり、配信者に大きく影響していることがわかる。一方で男性は「商品によっては見る」が21.9%と最多で、商材を理由に閲覧することがわかった。

調査概要
調査時期:2022年10月21日〜10月24日
調査対象:15歳〜29歳の男女
調査方法:Webアンケート
調査人数:男性180名、女性170名の計350名(15-19歳:120名、20-29歳:230名)
調査エリア:関東

関連情報:https://fint.co.jp/

構成/Ara

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