ポイントや手数料はどうなる？PayPayで固定資産税を支払う方法

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固定資産を所有している人にかかる市町村税の固定資産税。今までは現金で支払うイメージが強かったですが、キャッシュレス時代が進むのに合わせて、様々な支払い方法へ対応するケースが増えています。

そんな中、QRコードでキャッシュレス決済に使える「PayPay（ペイペイ）」は、固定資産税の支払いに利用できるのでしょうか？

固定資産税をPayPayで支払えるのか？

PayPayには「請求書払い」というサービスがあり、PayPay残高支払いで税金の支払いが可能です。ただし、支払える自治体と支払えない自治体が、2022年11月現在あります。また、自治体により支払える税金の種類に違いがあり、固定資産税を払えるかどうかは確認が必要です。

PayPayのホームページにある、請求書払いの支払い先リストから、お住まいの自治体を探し、固定資産税が支払えるかどうか、確認してください。

支払いにはバーコードが印刷されている納付書が必要です。納付書1枚当たりの納税額が30万円を超える場合は支払えません。また、コンビニエンスストアなどの店頭では支払えないので注意が必要です。

【参考】 使えるお店_請求書払い｜PayPay

東京都の固定資産税はPayPayで支払える？

東京23区内にある固定資産は、都が都税として課税しています。また、23区内にお住まいの場合は、東京都に対してPayPayでの支払いが可能です。

23区以外にお住まいの場合は、支払い先リストで確認してください。

【参考】利用できるスマートフォン決済アプリは何ですか。｜東京都主税局

横浜市の固定資産税はPayPayで支払える？

神奈川県横浜市にお住まいの場合、固定資産税（土地・家屋／償却）をPayPayで支払い可能です。詳しくは支払い先リストで確認してください。

川崎市の固定資産税はPayPayで支払える？

2022年11月現在、残念ながら川崎市にお住まいの方の固定資産税はPayPayでは支払えないようです。詳しくは支払い先リストで確認してください。

固定資産税をPayPayで支払った場合、領収書や納税証明書は発行される？

固定資産税をPayPayで支払った場合、PayPayは領収書や証明書を発行しません。

納税証明書は各自治体で発行しますが、東京都の例では支払い手続きが完了してから納税証明書が発行可能になるまで、約１週間程度かかります。

【参考】スマートフォン決済アプリで納付した場合、領収証書は発行されますか。｜東京都主税局

スマートフォン決済アプリで納付した場合、納税証明書はいつ発行されますか。｜東京都主税局

固定資産税をPayPayで支払った場合、手数料はどうなる？

決済手数料はかかりません。

【参考】スマートフォン決済アプリで納付する場合、決済手数料はかかりますか。｜東京都主税局

スマホ決済（請求書払い）｜横浜市

PayPayによる市税等の納付のご案内 – 大阪市

固定資産税をPayPayで支払った場合、ポイントはどうなる？

PayPayの「請求書払い」を利用して固定資産税を支払っても、ポイントは付与されません。

【参考】「PayPay請求書払い」のPayPayステップ特典変更について

※データは2022年11月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文／中馬幹弘