新旧の様々なモノが集結する中古ショップ。ジャンルレスで買い取りを行なう2大専門店に、掘り出しモノを求め、編集・テラダが突撃。未使用に近いものからジャンクまで数万点を超える商品群の中から〝コスパがよくて使いたくなる〟お宝家電を発掘。わずか数時間で中古愛に目覚めた。
中古品を買って使うことはサステイナビリティーに
これまで中古品と縁のなかった編集・テラダが最初に突撃したのが「ハードオフ秋葉原1号店」。「ハードオフ」は元がオーディオ専門店系も充実するだけに、ピュアオーディオも充実の品揃え。店内をくまなく探索すると楽器やカメラなどの趣味アイテムを発見! 赤札価格が、「これから趣味として始めたいけれど、飽きてしまったらもったいない」という人たちの背中を押してくれる。「実は当店のドル箱フロアなんです」と店長が教えてくれたのが、どこかに故障を抱えたハードがひしめくジャンクフロアだ。修理をして使う人だけではなく、修理に必要なパーツを抜くために買う人も多いのだとか。サステイナビリティーの原点を、このフロアに見た気がした。
続いて訪れたのが、広大なスペースに衣類から家電まで3万点の商品が並ぶ「トレジャーファクトリー南大沢店」。お目当ての家電コーナーは量販店の展示スペースを遥かに超える大きさだ。しかも、そこにある家電はどれもきれいにクリーニングや修理が行なわれ、新品同然に再生され、現行の人気商品も驚きの安値で売られている。「この夏はエアコンが前年比で2倍も売れました」とマネージャー氏。中古に対する抵抗感が薄れ、新品と同じ感覚で買われていることを実感。中古を敬遠してきた人も一度足を運べば、苦手意識が一瞬で吹き飛んでしまうはずだ。
〝ハード〟系はおまかせ!ジャンクフロア詣では必須!!
ハードオフ秋葉原1号店
[住]東京都千代田区外神田3-11-2 ロックビル2F・3F・B1F
同じビルの3フロアに店舗を展開。2Fはオーディオを中心に、PC、時計、映像関係の商品を揃え、3Fはプロ機材も豊富な楽器専門。B1Fは掘り出しモノが多数潜むジャンク専門フロアになっている。
FENDER MEXICO『STRATOCASTER 2011』
高品質でコスパもいいフェンダー・メキシコ製のストラト。明るく抜けの良い音が心地よいメープルネックを使用する。
発売当時の実勢価格約10万円 → 5万5000円
徒歩圏に楽器の街・お茶の水があることから、アキバの店舗では楽器に力を入れているとか。
GoPro『HERO6』
4K撮影が可能な『GoPro』の2017年モデル。タッチズームや10m防水など機能も充実。この価格なら『GoPro』のお試しにもピッタリ。
発売当時の実勢価格約5万4800円 → 2万2000円
ソニー『WF-1000XM4』
売れ筋上位に入る、現行のノイズキャンセリング付き完全ワイヤレスイヤホンを発見! 外音取り込みやハイレゾ音源再生にも対応する。
発売当時の実勢価格約3万3000円 → 1万9800円
ソニー『BDZ-AT350S』
Netflixなどの配信で映像を楽しむ人が多い今、レコーダーがかなり放出されている。イチオシはソニーの2011年製 Blu-ray Discレコーダー。500GBでこの価格! ひと昔前なら考えられませんね。
ソニー レコードプレーヤー
保証なしのジャンクフロアで発見した激安モデル。型番は不明だがこれは掘り出しモノと思いきや「電源がなく未チェック品です」の但し書きが。修理のできる人なら超お得!
セガ『ドリームキャスト』
湯川専務の自虐CMが記憶に残るゲーム機。「プレイ中に異音を発することがある」との理由から保証なしのジャンクで販売。
発売当時の実勢価格約2万9800円 → 1800円
『MacBook Pro』を売ってみた!
今夏、『iMac』を購入したため不要となった2018年製、Core-i9、メモリ16GB、SSD 1TB の『MacBook Pro』。店頭在庫がないことも幸いし、買い取り額が大幅にアップした。
【引き取り価格】12万円