インスタで人気の『ファブリックツリー』はダイソーで買える!1,000円以下でできるおしゃれディスプレイ技
見ているだけでもワクワクしてしまうクリスマスのディスプレイグッズ。
ここ数年は早めに飾り出して長く楽しむ家庭が増え、インスタでは「ハロウィン終わったら即クリスマスツリー!」という人も多いです。クリスマス商戦のスタートも年々早まっていて、12月に入る頃には雑貨店やインテリアショップのおしゃれツリーはあらかた売り切れていることも珍しくなくなりましたよね。
というわけで今回は、売り切れ必至のダイソーの人気クリスマスツリーをご紹介。インテリアショップ店員時代に何十本ものツリーをディスプレイしてきた筆者が実際に飾ってみた感想もレポートしています。
インスタで人気の『ファブリックツリー』とは?
クリスマスのディスプレイグッズといえば、まず揃えたいのがクリスマスツリー。しかし大きなツリーは場所を取るのが難点です。
そこでおすすめしたいのが、今回ご紹介する『ファブリックツリー』です。
ファブリックツリーは、クリスマスツリーに見立てたもみの木などが印刷されている「布」のこと。インスタグラムでも取り入れている人が急増中で、楽天やAmazonなどのネットショップでは大体2,000円前後で販売されています。雪が積もっているツリーや、イルミネーションが飾られたツリーなど、様々なデザインがリリースされているので好みのものを選びたい人はチェックしてみてください。
本物のツリーを設置する場所がなくても手軽におしゃれなツリーを飾っている風の空間を装えることがファブリックツリーの最大のメリットです。本物のツリーのようにオーナメントやLEDライトを飾りつけすることもできるし、高めに吊れば小さな子供やペットにイタズラされる心配もありません。
近年はミニマムなインテリアのブームなこともあり、注目のクリスマスグッズになっています。
「布なんて、安っぽくない…?」と侮るなかれ。これがなかなかリアルで立体感もあり、クリスマスムードを盛り上げるのにかなり良い仕事をしてくれるんです!。
ダイソーのファブリックツリー(330円)を飾ってみた
今回ダイソーで購入したクリスマスグッズはこちらの3点。
■ファブリックツリー
価格:330円(税込)
サイズ:90×145cm
素材:ポリエステル100%
■クリスマスボール 3cm・ミックス・13個
価格:110円(税込)
■ナチュラルパーツ ボールピックL(16本)金
価格:110円
■その他に使用したもの
- 安全ピン
- プッシュピン
- クリスマスリース(なくてもOK)
ダイソーのファブリックツリーはポリエステル素材です。つるつるとしてシワになりにくそうな手触りをしています。
床で広げてみるとけっこう迫力があって驚きました。90×145cmの大きさというとどんなものかと思っていましたが、イメージよりも大きかったです。
プリントされているツリーは実写のようなリアルなものではなく、レトロなイラストっぽい画風。個人的にはこのレトロさがおしゃれで良きです。
早速手持ちのプッシュピン3つを使って壁に吊り下げてみました。
このままでも雰囲気が出ますね!インテリアとしても洒落てます。しかしせっかくなので飾り付けていきましょう。
用意したオーナメントを安全ピンでつけていきます。
安全ピンを指すときは、布の後ろから通して後ろ側で止めた方が目立ちません。
こんな感じにつけることができます。
順番は「ファブリックツリーにオーナメントをつける→壁に吊る」の方が手も疲れないし断然やりやすいのですが、美しく飾りたいなら今回のように「壁に吊る→オーナメントをつける」というやり方をおすすめします!
ここまで大きいツリーだと少し離れてみないと全体が見えないので、オーナメントのバランスをとるには先に吊っておいて見ながらやった方が良いのです。
ピンクのボールオーナメントを全部つけ終わったら、金色の木の実のようなピックをつけていきます。
ファブリックツリーの面が大きいので1つでは寂しいかと思い、木の実はこんな風に2つずつくるっと丸めてまとめました。
実の部分を安全ピンに引っ掛けるようにしてつけています。木の実のようなピックタイプは本物のツリーだと木の枝にねじってつけると思うので、そんなイメージで立体感をつけてあげるとよりリアルになると思います。
オーナメントのバランスは好みなので、基本的には楽しみながら思いのままありのまま自由につけてOKです!
ただし、よりバランスよく美しくつけたいという人は「延長線上に同じ種類のオーナメントをつけない」ことを意識してみてください。
どういうことかというと、まず1つのオーナメントをつけたら、そのオーナメントを中心にして縦にまっすぐ&横にまっすぐの線を頭の中で思い浮かべます。
そして、その線上には同じオーナメントがこないようにします。少しずつズラしながらつけていくのです。「ジグザグ」や「ちぐはぐ」なつけ方といったら良いのでしょうか。
ツリーの飾りが多くなってくるとだんだんと難しくなるのですが、違う種類のオーナメントを足すときも直線上からほんの少しずらすだけで不思議とまとまりが良くなるのでぜひ試してみてください。
さらに、同じ形・大きさでデザイン違い(または色違い)のオーナメントが複数ある場合。できるだけ隣り合わせに同じデザイン(または同じ色)のものをつけないようにすると全体で見たときにきれいにまとまります。
今回のオーナメントでいうと、「艶消しピンク」をつけたらその周辺には「艶々ピンク」「ラメピンク」「クリアピンク」がくるように調整しています。
ファブリックツリーに限ったコツとしては、オーナメントをつける位置は「本物のツリーでいう枝の先」を意識するとリアル感が出るのでおすすめです。
本物のツリーを飾るとき、普通はオーナメントの紐を枝や葉っぱの先の部分に引っ掛けてつけますよね。ファブリックツリーだと布に安全ピンでつけているのでどこにでもつけられてしまうのですが、本物っぽさを出すならなんとなくそこを意識してみてくださいね。
最後に、私物のクリスマスリースを添えたら完成です。
なかなかおしゃれなクリスマスツリーに仕上がったのではないでしょうか!
くすんだピンク色のオーナメントというのも今年っぽくてカワイイ気がします。ダイソーのファブリックツリーはシンプルなイラストだったので、割とどんなディスプレイでも合うだろうな、という印象でした。サンタやトナカイなど子供が喜びそうなマスコットも良いし、金・銀・赤・水色など、好きなカラーのリボンを飾っても素敵だと思います。
星形の蓄光シールなどを貼り付けても面白そうですね。
準備や片付けも簡単で、何よりオフシーズン時の収納が本物のツリーに比べると格段にスマートです。145cmのクリスマスツリーを実際に飾るとなると準備も場所の確保も大変だし、コストもかかるでしょう。
実は筆者も今年はファブリックツリーが欲しくてリサーチしていたのですが、まさかダイソーで330円で購入できるとは思っていなかったのでコスパ的にもかなり満足です。
以上、ダイソーのファブリックツリーを飾ってみたレポートでした。
ダイソーのクリスマスグッズでホリデーシーズンを楽しもう
ダイソーでは、他にもガラスツリーや木製の小物などおしゃれなクリスマスグッズを扱っています。
人気商品は早々に売り切れることもあるので、ぜひお早めにゲットしてくださいね。
文/黒岩ヨシコ
編集/inox.