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意外と知らない!?運転中にガラスが曇って前が見にくい時の対処法

2022.11.16

寒暖差があると車の窓ガラスが曇ることがあります。ガラスが曇ったときは、どのような対処をすれば良いのでしょうか。今回は、ガラスが曇る原因や曇ったときの対処法を紹介します。

ガラスが曇る原因

(筆者撮影)

ガラスが曇る主な原因は、外気と車内の温度差による結露です。

結露によって曇ってしまった車のガラスは、内側が曇っている場合と、外側が曇っている場合で対処法が異なります。

では、具体的にどのような方法でガラスの曇りを取り除けば良いのでしょうか。

内側のガラスが曇っているときの対処法

内側のガラスが曇ったときには、デフロスターを使って曇りを取り除きます。

デフロスターを使うときは、デフロスター(扇形の中に波線の矢印があるマーク)に切り替えるだけでなく、「A/C」をオンにし、空気の取り入れを外気導入モードにします。「A/C」がオフになっていたり、内気循環のままになっていたりすると、さらに曇ってしまうこともあるため、デフロスターへの切り替え以外にも調整が必要であることを覚えておきましょう。

一方、外気の湿度が高いとき(夏の時期)の内側のガラスの曇りは、内気循環モードにすると除湿が素早くされるため、曇りを取り除きやすくなります。外気の湿度によって内気循環モードと外気導入モードを切り替えることが内側のガラスの曇りを取り除くポイントです。

外側のガラスの結露と凍結の対処法

外側のガラスの結露を取り除くときは、デフロスターを使うという方法もありますが時間がかかってしまうため、ワイパーを使用したりマイクロファイバークロスやタオルなど吸水性が良いもので拭き取ったりしましょう。

また、冬場は外側のガラスが凍結することもあります。凍結したガラスの表面を溶かす場合は「解氷剤」を使いましょう。一般的によく知られているお湯をかけるという方法はおすすめできません。その理由は、冷えて凍っているガラスにお湯をかけると割れてしまう可能性があるためです。

よって、ガラスが凍結しやすい場所に車を止めている場合は、解氷剤を用意しておくとよいでしょう。

車内の空気を効率よく換気する方法

ガラスの曇りを取り除くときや車内の温度を適温に保つエアコンは、車内の換気をするという役割も担っています。しかし、エアコンの吹き出し口の向きを乗員に向けていると効率よく換気することができません。では、どのようにすれば効率よく車内を換気できるのでしょうか。

車内の換気を素早く行うためには、窓を開けるという方法があります。しかし、雨や風が強い日には窓を開けるのが難しいでしょう。

そんなときに役立つのがエアコンの風向きをうまく利用した換気です。

窓を開けずに車内の空気を効率よく換気する方法は、外の空気を取り入れる外気導入モードに切り替え、車内の空気を後ろに流すようエアコンの吹き出し口の向きを調整するという方法です。

このとき、ドア側のエアコン吹き出し口は少し外側に向けて空気を窓に沿わせるように調整し、中央のエアコン吹き出し口は運転席と助手席の間を通して車両後方に空気を送るようにすることがコツとなります。

車のエアコンの空気は、外気導入にするとフロントガラスの付け根(ワイパー)付近から空気を取り入れ、車内の後ろにある排出口から出る構造です。そのため、複数のエアコン吹き出し口がある前から排出口がある後ろに向かって空気を流すと効率よく車内の換気ができます。

まとめ

車のガラスの曇りは、曇っているガラスの面によって対処法が異なります。

外気と車内の温度差によって起こる内側のガラスの結露はデフロスターを使い、冬場によくある外側のガラスの結露はワイパーまたはクロスで拭き取るのが有効です。また、外側のガラスの凍結には解氷剤を使うのが良いということも覚えておくとよいでしょう。さらに、窓をあけずに車内を効率よく換気する方法も、車内をクリーンに保つために重要なことです。

エアコンを有効に使って、ガラスの曇りを取り除き、車内の換気を効率よく行いながら、快適なカーライフを送りましょう。

取材・文/齊藤優太

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