ペットの名前からは、わが子に対する飼い主の想いや、それぞれの時代の流行りが垣間見える。そこでアニコム損害保険は、ペット保険「どうぶつ健保」に新規契約した0歳の犬、約12万頭を対象とした『犬の名前ランキング2022』を発表した。
総合ランキングでは植物や自然由来の名前が人気
昨年、10年間1位をキープしていた「ココ」を抑えて1位に輝いた「ムギ」が、今年もトップを維持し2連覇を果たした。
「ココ」は昨年に続き、僅差で2位という結果に。TOP10の名前に大きな変動はなかったが、「レオ」や「マル」など、昨年はTOP10圏外の名前のランクインも。
2連覇の「ムギ」の他にも「ソラ」、「マロン」、「モモ」、「ハナ」など、植物や自然をイメージさせるような名前が多くランクインしている。
植物や自然とのふれあいを求めてアウトドアでのアクティビティが注目される中、おおらかで素朴ながら、可愛さも含んだ自然由来の名前が人気を集めたようだ。
男の子部門
男の子部門では、「レオ」が昨年に続き1位を獲得。上位の顔ぶれは変わりなかったが、昨年14位の「ロイ」が9位に、18位の「テン」が10位になるなど、入れ替わりも見られる。
漢字の名前では2016年以来、6年連続1位だった「空」を大きく上回り、「福」がトップとなった。
女の子部門
女の子部門では「ココ」が2位に大差をつけ3連覇。総合1位の「ムギ」が2位、3位に「ハナ」が続きました。10位には、昨年12位の「ルル」がランクインしている。
漢字の名前の女の子ではトップが変動し、「花」が3年ぶりに1位となった。
犬種別名前ランキング
犬種ごとに見てみると、ポメラニアンの「ポンタ」や、パピヨンの「ルナ」のように、総合TOP10に入っていない名前もランクイン。それぞれの個性が見られる結果に。
調査方法:2021年10月1日~2022年9月30日にアニコム損保の「どうぶつ健保」に新規契約した0歳の犬122,322頭の名前を集計
関連情報:https://mag.anicom-sompo.co.jp/23350
構成/Ara