カワシマは、持ち運び可能なコンパクトサイズの超短焦点プロジェクター「VE.Croce」の一般販売を開始した。価格は148,000円。
幅94mmのコンパクトボディながら1080p出力&3Wスピーカーを2基内蔵
「VE.Croce」は、DLP方式を採用した超単焦点プロジェクター。今年4月から6月にかけて「Makuake」にて先行予約販売された製品で、プロジェクトの成功を経て、今回一般発売が開始された。
最大の特徴は、壁から45cmの距離で100インチの画面を投影できるので、広い部屋でなくても大画面で映像を視聴できるところ。壁から本体を離せば、さらに大きく投影することもでき、66cmの距離では150インチのサイズの投影が可能だ。
解像度は1080p(フルハイビジョン)、明るさは800ANSIルーメンで、3W×2の内蔵スピーカーに加え、10Wの高出力スピーカーも同梱。コンパクトサイズで持ち運びも簡単なうえ、別売りのバッテリー(10,000円)を使用すれば約2時間動作するので、アウトドアでも利用することが可能だ。
そのほか主な仕様は、表示素子がDLP 0.23D MD、光源がLED、投写比が0.26:1。インターフェースはHDMI×1、USB×2、イヤホンジャックを装備し、無線通信はIEEE 802.11 b/g/n/a/ac準拠の無線LANとBluetooth 4.2に対応。本体サイズは幅94×奥行き190×高さ69mm、重量は812g。10Wスピーカー、リモコン、ACアダプタを付属する。
構成/立原尚子