5分以内の通話無料にかけ放題プランも！通話料も抑えられるドコモのオンライン専用ブランド「ahamo」の活用法

2022.11.11

ドコモの「ahamo」、au（KDDI）の「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」は、各社のオンライン専用ブランドとして2021年3月よりサービスを開始。ブランドによって価格は異なるものの、月々20GBが3000円程度で利用できる、お得さが特徴となっています。

月々の通信費を抑えたいという人におすすめのオンライン専用ブランドですが、中でもahamoは、「通話料」を抑えたいという人にもおすすめできる料金ブランドとなっています。では、その詳細を紹介していきましょう。

ahamoの通話料金はお得!? 基本プランに5分以内の通話無料が付いてくる！

ahamoの基本料金は月々20GB/2970円。実はこの基本プランには、「5分以内の国内通話無料」と「海外82の国・地域でデータ通信が可能」といった内容が含まれています。

つまり、5分以内の通話であれば、基本プラン料金である2970円の範囲内でかけ放題となるので、仕事やプライベートで、ちょっとした通話が多い人におすすめ。ahamoと同時期にサービスを開始した、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」にはない、ahamoならではの特徴となっています。

なお、「0570」や「0180」などの他社接続サービスや、「188」といった特番、衛星電話などへの発信は、5分以内無料の対象外となります。

では、国内通話が5分以内無料となるahamoで、5分以上の通話をした場合の料金はいくらになるでしょう。

ahamoの場合、5分超過後の通話料金は22円/30秒と定められています。これはドコモの「5Gギガホプレミア」といった料金プランと同じ料金です。

ちなみに、国内通話を着信した場合の通話料金は、無料となっています。

5分以上の通話が多いという人の場合は、別途国内通話がかけ放題となる「かけ放題オプション」への加入がおすすめ。月額料金は1100円となっています。

「5Gギガホプレミア」といったドコモの料金プランの場合、音声オプションは「5分通話無料オプション」が770円/月、「かけ放題オプション」が1870円/月となります。

月々の基本料金だけでなく、通話オプションもメインブランド比で安価に設定されているのが、ahamoの魅力。オンライン専用ブランドならではの特徴ともいえるでしょう。

なお、かけ放題オプション加入時も、「0570」や「0180」などの他社接続サービスや、「188」といった特番、衛星電話などへの発信は対象外となり、別途通話料金が発生します。

ドコモの「ファミリー割引」を適用すると、三親等以内の家族との通話が無料になるほか、5Gギガホプレミアといった料金プランの月額料金に、割引を適用することができます。

実はahamo回線は、ファミリー割引のグループ回線として登録が可能なのですが、ahamoの料金からは割引されません。

例えば、両親が5Gギガホプレミア、子供がahamo回線で契約している場合、両親の通信料金には、「みんなドコモ割」の「3回線以上」が適用され、それぞれ毎月1100円が割引されますが、ahamo回線の通信料は、基本料金の2970円となります。

通話の場合、5Gギガホプレミアを契約している両親から、ahamo回線の子供に国内通話を発信した場合は0円となりますが、子供のahamo回線から両親へ国内通話を掛けた場合には割引が適用されず、5分以内だと無料、超過後は22円/30秒の通話料が発生します。

ahamoの場合、国内通話が5分を超過した場合には、22円/30秒の通話料金が発生します。月にどれくらいの通話料金が発生したかは、ahamoサイトへログイン後に、ホーム画面より確認できます。

※データは2022年11月上旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦