キャンプなどのアウトドアや災害時の避難所生活でも電気が使えると非常に便利です。ポータブル電源があれば、スマホの充電はもちろん、小型の電化製品も使えます。この記事では10年間の販売実績があり、世界累計販売台数が200万台を突破しているJackeryのポータブル電源をご紹介します。
目次
Jackeryのポータブル電源の特徴
Jackeryは2012年にアメリカで創設され、2019年にはJackery Japanを設立。ポータブル電源のラインアップが豊富で、ソーラーパネルとのセット商品も多く販売されています。すべてのポータブル電源で「災害時に有効に活用できて安全と認められる防災用品」として認められた製品に与えられる防災製品等推奨品認証を取得、内蔵されているリチウムイオン電池では国際基準であるUN38.3の認証を獲得、ACアダプタは電気用品安全法の基準に適合していることを示すPSEマーク検査に合格済みで、安心性の高いポータブル電源メーカーといえます。
まずは、そんなJackeryの販売方法や価格の特徴をご説明します。
Jackeryのポータブル電源を最安値で買うには?
Jackeryのポータブル電源は、公式サイトのほか、AmazonなどECサイトのメーカー公式ショップで販売されています。2021年6月からはビックカメラとヨドバシカメラでも販売が行われるようになりました。
これらのショップでは、基本的にはどこで購入しても通常価格はあまり変わりません。ただし、ポイントが付くショップを選べば、その分お得に購入できます。また、非定期でセールが行われるので、セール情報をよくチェックしておきましょう。
なおJackeryの製品を公式サイトよりも安く販売しているショップもありますが、正規の販売店ではない可能性があるとしてJackeryの公式サイトで注意喚起がなされています。Jackeryのポータブル電源を購入する際には、必ず正規の販売店かご確認ください。
【参考】Jackery よくある質問 jackery製品が定価よりもかなり安く販売しているサイトがあるが、正規販売店か?
Jackeryのポータブル電源をお得に買うにはセール情報をチェック!
Jackeryのポータブル電源をお得に購入するためには、セール情報をこまめにチェックしましょう。公式サイトの上部メニューにある「ニュース」の中に「セール情報」があります。また、トップページを下にスクロールしていくと「SALE」のバナーがあり、そこからも同じセール情報のページに移動できます。
上述のとおりどのショップで買っても通常価格はあまり違いませんが、セール価格はショップで異なることがあります。2022年10月30日から11月5日まで行われていた10周年セールでは、公式サイトでは最大30%オフとなっていて、Jackeryポータブル電源 2000 Proを買うとJackeryポータブル電源 240がついてくるクーポンを配布。楽天ショップでは11日1日限定で25%オフ・20%オフのクーポンが配布されていました。
大容量が魅力のJackery ポータブル電源 1000
Jackery ポータブル電源 1000は、サイズが332mm×233mm×243mmで、重さは10.6kg。容量は27万8400mAh(1002Wh)と大容量です。充電できる目安としては、消費電力が最大18Wのスマホなら約54回、30Wのパソコンなら約12回となっています。
定格出力1000Wとハイパワーな製品です。小型のポータブル電源では使用できないこと
もあるドライヤーや電気ケトルも使えます。
【参考】モンスター級の超大容量!278400mAhで洗濯機もドライヤーも動かせるJackeryの「ポータブル電源1000」
Jackery ポータブル電源 1000
Jackery ポータブル電源 1000のセール価格と最安値は?
2022年10月30日から11月5日まで行われていた10周年セールでのJackery ポータブル電源 1000の価格は、公式サイトでは10万4850円、Amazonでは13万9800円、楽天公式ショップでは13万9800円でした(いずれも税込)。楽天公式ショップでは11月1日限定で20%オフクーポンが配布されていて、クーポンを使うと11万1840円になりました。最安値は公式サイトの10万4850円(税込)です。
Jackery ポータブル電源 1000なら、電気毛布や小型冷蔵庫も長時間使える
Jackery ポータブル電源 1000は容量が大きいので、消費電力55Wの電気毛布なら約13時間、消費電力60Wの車載冷蔵庫なら約66時間使えます。災害時の緊急電源としても2~4日使えるので、災害時の備えとして充電して家に置いておくのもいいでしょう。
Jackery ポータブル電源 1000+ソーラーパネル Jackery SolarSaga 100のセット商品も
Jackeryでは、ポータブル電源とソーラーパネルのセット商品も販売されています。Jackery Solar Generator 1000 ポータブル電源 ソーラーパネル セットは、Jackery ポータブル電源 1000とJackery SolarSaga 100がセットになったものです。
通常価格では、それぞれを単体で購入するよりも5000円程度お得な価格設定となっています。天候に左右されますが、条件が良ければ約17時間で充電可能です。Jackery SolarSaga 100を2枚セットにした商品もあり、並列接続ケーブルが付属します。2枚使用した場合の充電時間は約10時間です。
2~3日のキャンプや車中泊におすすめ Jackery ポータブル電源 708
Jackery ポータブル電源 708は、19万1400mAh(708Wh)の大容量。ポータブル電源 1000と比べると、容量は少なくサイズは299.7mm×191.5mm×190.5mm、重さは6.8kgと小さく軽くなっています。
定格出力は500Wあり、夏に扇風機や小型冷蔵庫を使ったり、冬に電気毛布を使ったりするのにも十分です。AC出力端子を2つ、USB-A出力端子、USB-C出力/入力端子、Quick Charge 3.0出力端子、シガーソケットの計6つの端子を搭載。500W以内であれば6つのデバイスの同時使用や充電が可能です。
Jackery ポータブル電源 708のセール価格と最安値は?
2022年10月30日から11月5日まで行われていた10周年セールでのJackery ポータブル電源 708の価格は、公式サイトでは5万9150円、Amazonでは5万9747円、楽天公式ショップでは8万4500円でした(いずれも税込)。楽天公式ショップでは11月1日限定で25%オフクーポンが配布されていて、クーポンを使うと6万3375円になりました。最安値は公式サイトの5万9150円(税込)です。
Jackery ポータブル電源 708を直接見たい時は、ヨドバシカメラやビックカメラへ
Jackeryのポータブル電源は公式ショップによるネット販売が中心ですが、ヨドバシカメラとビックカメラでは店舗販売も行われています。直接現物を確認したい時は、ヨドバシカメラかビックカメラの店舗を利用するといいでしょう。
店舗ごとに取り扱っている製品は違うので、来店する前に店舗へ問い合わせることをおすすめします。なお、ヨドバシHDの子会社である石井スポーツにもJackeryのポータブル電源を取り扱っている店舗があります。
Jackery ポータブル電源 400は、1~2泊程度のキャンプに! ポータブル電源 240との違いは
Jackery ポータブル電源 400は、容量11万2200mAh(400Wh)で、1~2泊程度のキャンプにおすすめです。AC出力端子、USB-A出力端子2個、シガーソケットを搭載しています。サイズは、230×153.2×167.3mm、重さは4.1kgです。
ポータブル電源 240とは、端子の数が同じで定格出力も200Wと同じです。同様の使い方ができますが、ポータブル電源 400の方が容量が大きく、サイズや重さも大きくなっています。
Jackery ポータブル電源 400のセール価格と最安値は?
2022年10月30日から11月5日まで行われていた10周年セールでのJackery ポータブル電源 400の価格は、公式サイト・Amazonでは3万6975円、楽天公式ショップでは4万9300円でした(いずれも税込)。楽天公式ショップでは11月1日限定で20%オフクーポンが配布されていて、クーポンを使うと3万9440円になりました。最安値は公式サイト・Amazonの3万6975円(税込)です。
Jackeryのポータブル電源で最軽量 ポータブル電源 240
Jackery ポータブル電源 240のサイズは230mm×133mm×167mm、重さは3.1kgです。現在販売されているJackeryのポータブル電源の中では最も小さく軽い製品となります。容量は67200mAh(240Wh)で、スマホを約14回、ノートパソコンを約3回充電でき、55Wの電気毛布を約4時間使えます。
Jackeryのポータブル電源の中では最も価格が安く、ポータブル電源 400と比べると約半額です。コスパの良い製品なので、ポータブル電源を初めて使う人にもおすすめです。
Jackery ポータブル電源 400のセール価格と最安値は?
2022年10月30日から11月5日までの10周年セールで行われていたJackery ポータブル電源 240の価格は、公式サイトでは2万1800円、Amazonでは1万8530円、楽天公式ショップでは2万1800円でした(いずれも税込)。最安値はAmazonの1万8530円(税込)です。
Jackeryのポータブル電源とJVCケンウッドの製品との違いは?
JackeryはJVCケンウッドと業務提携を行っていて、ポータブル電源を共同開発しています。そのため両社の製品は、似たところが多いですが、容量のラインナップや本体表示などには違いがあります。
Jackeryのポータブル電源 1000とJVCケンウッドのBN-RB10-Cは、ほぼ同じスペックです。
JVCケンウッドのBN-RB62-CとBN-RB-37-Cは、それぞれ容量が17万4000mAh(626Wh)と10万4400mAh(375Wh)で、Jackeryのラインナップにはない容量となっています。またBN-RB62-CとBN-RB-37-Cは、入出力の差込口や各種ボタンの本体表示が日本語です。
製品そのもの以外の違いとしては、JVCケンウッドのポータブル電源は、オープン価格で販売が公式ショップに限られないことや、修理対応がJVCケンウッドのサポートセンターのほか、販売店でも受け付けられていることなども挙げられます。
レジャーでも非常時でも役に立つJackeryのポータブル電源
Jackeryのポータブル電源は、家族で数日間使える大容量の製品から、小型の持ち運びやすい製品までラインアップが豊富です。キャンプなどのアウトドアに持って行けば、家庭用の電化製品がそのまま使えて便利なだけでなく、災害などの非常時の電源としても大いに役立ちます。この記事を参考に、自分の用途に合った製品を見つけてください。
※データは2022年11月上順時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/中馬幹弘