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チケットはソールドアウト!3年ぶりに開催された「ジャパン・ティーフェスティバル2022」お茶三昧レポート

2022.11.10

■茂木雅世のお茶でchill out!

「お茶と出会うことは、人と出会うこと」

そんな、お茶の持つ本質的なあたたかさを改めて感じることが出来るイベント“ジャパン・ティーフェスティバル”に先日、参加してきました。

日本だけでなく、世界各地のお茶と出会い、たっぷり味わうことができるとあって、毎年たくさんの来場者で盛り上がるこのイベント。去年、一昨年はコロナ禍の影響で、見送りとなっていたため、実に3年ぶりの開催となりました。

チケットも全てソールドアウトとなり、開催前からお茶好きさん達の静かなる情熱がビリビリと伝わってくるかのようでした。

「ジャパン・ティーフェスティバル」の醍醐味といえば、“テイスティングラリー”と名付けられた、お茶のテイスティング。それぞれのブースで振る舞われる自慢のお茶を味わいながら、まるで旅をするかのように、各地のお茶と出会うことができるのです。

そんなこともあって、当日の持ち物として記載されていたのは「マイカップ」。さっそく、小さめのガラスのカップを携え、会場となっている東京・浅草の東京都立産業貿易センター台東館6階へ…。

 

お茶に出会い、直接話を聞くことが出来るワクワク感

10月29日(土)と30日(日)、両日とも2部制の完全入れ替え制で開催された、今回のジャパン・ティーフェスティバル。初日のオープンから間もない時間に到着したのですが、既に会場には多くのお客さん達の姿があり、各ブースで話をしたり、お茶を飲んだりしていました。

会場へと続く扉をくぐると、目の前に広がるのは、日本各地のお茶の生産者やお茶の専門店、バイヤーさんなど約45のブース。

特に決まった順路はないそうなので、全ての出展者が詳しく紹介されているパンフレットを手に、気の向くまま、会場をブラブラしていきます。

多様な茶文化の今を体感することのできるイベントというだけあって、紅茶、緑茶、烏龍茶はもちろん、多種多様なお茶が並んでいて、見ているだけで既に胸いっぱいモードに…。

そんな私が、まず気になったのは、ビビットな色合いが印象的な日本ケニア公友会のブース。

赤道直下の地を感じさせる農薬不使用&フェアトレードのケニアの山紅茶

ここで、試飲させてもらったお茶は、農薬不使用&フェアトレードのケニア山の紅茶の水出し茶。

ケニア山北東部の麓、標高2000mに位置するGithongo Tea Factoryで製茶されたというお茶は、赤道直下の地を感じさせる力強さと華やかさを感じさせ、普段飲むお茶とはまた違う雰囲気を醸し出していました。

お茶との出逢いは一期一会。今日買わなかったら、もう出会えないかもしれないと感じ、ケニア山の紅茶とビビッドな色合いが印象的な茶こしを手に取り、迷わずレジへと進みました。

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