住まいの関係で犬猫を飼えない人や、人とは違った一風変わったペットを飼育したい人に人気のエキゾチックアニマル。ハムスターにフクロモモンガ、ハリネズミなど、様々な種類がある中で、最も人気のエキゾチックアニマルは何なのだろうか?
ペットの家族化推進をミッションとし、ペット医療DXを行うTYLはこのほど、20代~60歳代男女1024名を対象に、「エキゾチックアニマル(犬猫以外のペット)に関する実態調査」を実施し、その結果を発表した。
コロナ禍をきっかけにエキゾチックアニマルを飼い始めた人は約3割
本調査でエキゾチックアニマルを飼っていると回答した164名に対し「新型コロナウイルス蔓延後(アフターコロナ)のペットの飼育についてあてはまるものを選んでください」と質問したところ、23.8%が「コロナ禍がきっかけでペットを新たに飼った」、5.5%が「コロナ禍前よりもともとペットを飼っていたが、コロナ禍をきっかけに新たにペットを飼った(飼育数が増えた)」と回答した。
よって、コロナ禍をきっかけにエキゾチックアニマルを飼い始めた人は約3割ということがわかった。「コロナ禍がきっかけでペットを新たに飼った」「コロナ禍前よりもともとペットを飼っていたが、コロナ禍をきっかけに新たにペットを飼った(飼育数が増えた)」と回答した飼い主を地域別にみていくと、中国・四国地方では70%、九州・沖縄地方では53.4%という結果になった。
中国・四国地方および九州・沖縄地方では約6割の飼い主がコロナ禍きっかけでエキゾチックアニマルを飼い始めたことが判明した。
飼育されているエキゾチックアニマル、1位は「鳥(文鳥やインコ)」
本調査でエキゾチックアニマルを飼っていると回答した164名に対し「次のうちで飼っている、または飼ったことがある犬猫以外のペットを教えてください」と質問したところ、1位「鳥(文鳥やインコ)」、2位「ハムスター」、3位「カメ」、4位「ウサギ」、5位「モルモット」という結果となった。
地域別では東北地方の1位が「ウサギ」で、全体の1位である「鳥」と同じ割合となっており、地域によって人気のペットに差があることがわかった。
一方で、「飼ってみたい犬猫以外のペットを選んでください」という質問についての回答は、1位「ウサギ」、2位「ハムスター」、3位「鳥(文鳥やインコ)」、4位「フクロウ」、5位「フクロモモンガ」という結果に。
6位以降は、カメ、モルモット、プレーリードッグ、ハリネズミ、カメレオンと続き、ヘビは11位の最下位という結果となった。一方で飼育ランキングでは7位にランクインしており、飼育ランキングと人気ランキングに差があることが判明した。
エキゾチックアニマルの健康に関して不安に感じた飼い主は7割
本調査でエキゾチックアニマルを飼っていると回答した164名に対し「ペットの健康面で悩んだことはありますか?」と質問したところ、73.2%が「はい」と回答した。
その際の対処法についての回答は、1位「動物病院へ行く」、2位「インターネットで調べる」、3位「動物病院に電話やオンラインで相談する」、という結果になった。健康の悩みについては、1位「食事」、2位「皮膚」、3位「元気がない」、という結果で、1位の食事に関しては回答した6割以上の飼い主が悩んでいることが判明した。
<調査概要>
・調査テーマ:エキゾチックアニマルに関する実態調査
・調査方法 :インターネットリサーチ
・調査対象者:20代~60歳代男女1024名
・調査実施日:2022年8月25日~31日
出典元:株式会社TYL
構成/こじへい