急速冷凍により食品の鮮度、品質を保ちながら長期保存が可能に
テクニカンは、自社開発の冷凍装置「凍眠(とうみん)」の技術を応用した家庭用フリーザー「凍眠マジック」の販売を開始した。
冷凍装置メーカーである同社が開発した「凍結」は、零度以下の液体を使用した急速冷凍技術を採用した液体急速凍結機。従来の“冷気による冷凍”よりもさらに急速冷凍することが可能なので、凍結時に起こる“食品へのダメージ”を軽減でき、鮮度、品質が高いまま長期保存することができるのだ。
今回登場した「凍眠マジック」は、この「凍結」の技術を応用した家庭用フリーザー。氷点下でも凍らない液体をパックし、そのパックとパックの間に食品を挟み込んで急速冷凍する方式を採用した。
これにより、業務用レベルの急速冷凍を実現し、食品を美味しく長持ちさせることが可能。庫内は、いちばん上の段が急速冷凍するスペース、それ以外は保管スペースとなっており、保管スペースは市販の冷凍食品の保存など普通の冷凍庫として使用することができる。
しかも、液パックは庫外でも使用できるので、温かい食品の温度を素早く冷やすことも可能。時短や食の安全の確保にも活用できる。
容量は144L。本体サイズは519×1225×600mm、重量は53kg(本体44kg、液パック8kg、ケース1kg)。
取り扱い店舗は、ビックカメラ有楽町店・千葉駅前店と、ビックカメラドットコムをはじめとする同社インターネット通販サイト。価格はオープン。ビックカメラドットコムでの販売価格は136,400円(11月1日現在)。
製品情報
https://www.technican.co.jp/product-info/tomin-magic/
構成/立原尚子