オーディオテクニカは、創業60周年記念モデルとして、ワイヤレスヘッドホン「ATH-WB2022」、ベルトドライブターンテーブル「AT-LP2022」、サウンドバーガー「AT-SB2022」の3製品を新たに発表した。
左上から順に「AT-MC2022」「ATH-W2022」「ATH-WB2022」「AT-LP2022」「AT-SB2022」
ワイヤレスヘッドホン「ATH-WB2022」、ベルトドライブターンテーブル「AT-LP2022」、サウンドバーガー「AT-SB2022」の3製品は、9月28日に情報が公開されたMCカートリッジ「AT-MC2022」、ヘッドホン「ATH-W2022」に加えて、新たに発表された創業60周年記念モデル。
いずれも世界で限られた台数しか生産されないモデルで、日本の伝統技法である越前和紙を用いた特別なパッケージを採用している。
ATH-WB2022〜完全バランス音声出力システムを世界初採用
木のヘッドホンで培った経験を活かした異なる木材による3層構造ハウジングと、世界初(※)の完全バランス音声出力システムを採用したワイヤレスヘッドホン。独立したDACとオペアンプを搭載し、ワイヤレス/USBデジタル接続の両方で96kHz/24bitのハイレゾ音源にまで対応する。
また、ドライバーユニットには広帯域再生を実現する新設計φ45mm HDドライバーを採用。通話用マイクには自社製の大口径φ10mmコンデンサーマイクを搭載した。
世界600台限定で、価格は396,000円。
※ヘッドホンとして。2022年9月現在、オーディオテクニカ調べ。
AT-LP2022〜30mm厚の低共振・高密度なアクリルシャーシを採用
アナログ技術の粋を集めた、モダンインテリアにマッチするアクリル製のターンテーブル。30mm厚の低共振・高密度なアクリルシャーシを採用し、安定した回転を実現できるよう16mm厚の透明アクリルプラッターを搭載した。
また、33/45回転に対応可能なベルトドライブ方式で、安定した回転を保持するスピードセンサーを搭載した高精度DCモーターを内蔵。さらに、音質の違いを体感できるようカートリッジと交換針を付属した。
世界3,000台限定で、価格は176,000円。
AT-SB2022〜ワイヤレス技術を搭載して40年ぶりに復刻
レコードを挟んでどこでも聴ける「サウンドバーガー(Sound Burger)」を40年ぶりに復刻したモデル。33/45回転に対応可能なベルトドライブ方式で、安定した回転を保持する高精度DCモーターを採用。
また、現代にマッチする性能を備えており、Bluetoothワイヤレステクノロジーにより、ワイヤレススピーカーやヘッドホンでレコードの音を聴くことが可能なうえ、USB充電にも対応。フル充電で約12時間再生可能。1980年代のプロダクトをモチーフにした、赤くレトロなデザインも印象的だ。
世界7,000台限定で、価格は23,800円。
<予約・発売日>
・MCカートリッジ「AT-MC2022」:11月7日(月)10:00 予約販売開始 / 11月25日(金)発売
・ヘッドホン「ATH-W2022」:11月7日(月)10:00 予約販売開始 / 11月25日(金)発売
・ワイヤレスヘッドホン「ATH-WB2022」:11月7日(月)10:00 予約販売開始/ 2023年1月20日(金)発売
・ベルトドライブターンテーブル「AT-LP2022」:11月7日(月)10:00 予約販売開始 / 12月16日(金)発売
・サウンドバーガー「AT-SB2022」:11月7日(月)10:00 発売
なお、「AT-MC2022」「ATH-W2022」「ATH-WB2022」「AT-LP2022」は一部販売店および同社公式オンラインストアでの限定販売、「AT-SB2022」は同社公式オンラインストア限定販売となる。
関連情報
https://www.audio-technica.co.jp/analogmarket/60th-products/
構成/立原尚子