万年筆とノートを同時に使用する時の機能性やデザインを融合
コクヨは、ドイツを代表する筆記具ブランド「LAMY(ラミー)」の「safari(サファリ)」シリーズとコラボレーションした、『Campusソフトリングノート』の数量限定モデルを11月26日から発売する。
発売に先がけてロフト、東急ハンズ、伊東屋では11月11日より先行販売を開始する予定。メーカー希望小売価格は850円(税抜き)。
コクヨの「Campus」とLAMYの「safari」は、いずれも40年以上愛されてきた歴史あるブランドだ。
「書くもの」と「書かれるもの」としてそれぞれが培ったレガシーを持ち寄り、万年筆とノートを同時に使用する時の機能性やデザインを融合。所有する喜びと書く楽しさを一層高めたいという思いから今回のコラボレーションが実現したという。
『LAMY/Campusソフトリングノート』は、ソフトリングノートとして初めて中紙に「帳簿用紙」を採用。「帳簿用紙」は、約90年の歴史を持つコクヨのオリジナル原紙で、適度ななめらかさでにじみにくく裏抜けが少ないことから、万年筆での筆記に適している。
表紙は、表面に「Campus」ロゴと裏面に「LAMY」ロゴをあしらったコラボならではの特別感があるデザインで、カラーバリエーションは、「LAMY safari」を象徴するイエローとシンプルなブラックとホワイトの3色を用意。
LAMYジャパンからは、クリップまで本体軸と同じカラーにすることでワントーンに仕上げ、本体軸に「Campus」ロゴをあしらった限定デザインの「safari」万年筆も同時発売される。
折れやシワにも強く、長期の保存性に優れた「帳簿用紙」
1913年(大正2年)、コクヨは洋式帳簿の製造に着手。当時、帳簿の筆記に使用されていた極細のペンで書いても引っかかりがなく、インクのにじみや裏抜けがないオリジナル用紙開発への挑戦をスタートさせた。
その後、9年の歳月をかけて開発され、1930年頃に誕生したのが「帳簿用紙」だ。しっかりとした風合いの特厚口の中性紙でハリとコシがあり、折れやシワにも強いので、長期の保存性に優れている。
表面はなめらかで密度がやや高く引き締まっているため、筆圧による凹凸がつきにくく、高級筆記用紙としての上質な書き味を実現している。万年筆との相性も良いことから『LAMY/Campusソフトリングノート』の中紙に採用された。
表紙と中紙に「Campus」と「LAMY」のロゴをレイアウト
表面は「Campus」ロゴ、裏面はCampusノートのレイアウトそのままでロゴが「LAMY」に置き換わっている遊び心のあるデザインを採用。中紙もリング付近に「LAMY/Campus」のロゴをレイアウトしている。中紙の罫線は、文字を書く時は程よいガイドになり、スケッチやイラストを描く時にも妨げにならないドット方眼罫を採用した。
手が当たっても気になりにくく、ページの端までしっかり書けるコクヨ独自のやわらかリングを採用している。
『LAMY/Campusソフトリングノート』
品名(品番)/メーカー希望小売価格/色
『LAMY/Campusソフトリングノート A5 イエロー(LCス-SV131WT5-L1)』/850円(税抜き)/イエロー
『LAMY/Campusソフトリングノート A5 ホワイト(LCス-SV131WT5-L2)』/850円(税抜き)/ホワイト
『LAMY/Campusソフトリングノート A5 ブラック(LCス-SV131WT5-L3)』/850円(税抜き)/ブラック
●サイズ/A5 ●罫内容/ドット方眼罫 (5mm) ●枚数/50枚
「Campus」ロゴをあしらった限定デザインの万年筆も同時発売
『ラミー サファリ キャンパスエディション 万年筆(数量限定)』
今回のコラボレーション用に「LAMY safari」のアイコニックなワイヤークリップをペン本体と同色で仕上げた”Less is more”を体現するスペシャルエディションの万年筆。「LAMY」ロゴの逆面には、「Campus」ロゴをプリント。安定した書き味が特長のステンレスニブで、ペン先の太さは細かい書き込みにも適したEF(極細)とF(細字)の2種を用意。初期装填リフィールのインクはブラックを採用している。
■販売元:DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン
■発売予定:2022年11月26日(11月11日よりロフト、東急ハンズ、伊東屋(それぞれ一部の店舗を除く)で先行販売を実施)
■メーカー希望小売価格:4500円(税抜き)
https://www.kokuyo.co.jp/newsroom/news/category/20221026st.html
構成/KUMU