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パナソニックは壁から画面までわずか約3.5cmの設置を可能にする「ウォールフィットテレビLW1シリーズ」を11月18日に発売する。モニターとチューナー部が分離することで、アンテナ端子の位置にしばられず壁掛けの自由度を高めた55型の有機ELテレビで、モニターは石こうボードの壁に簡単に取り付けられるのが特長だ。発売より一足先に、DIME編集部員・タカノが自宅に設置してみた。
「リビングを広く使う」ためテレビ位置を検討
「ウォールフィットテレビ」は壁と一体化したように、テレビの存在をミニマルにできるテレビだ。開発の背景には“なるべく部屋を広く使いたい”“テレビの存在感をなくしたい”という世間のニーズがあったという。
編集部員・タカノも“なるべく部屋を広く使いたい”という悩みを持つ一人。
自宅リビングには40インチのテレビが置かれているが、7歳の娘と3歳の息子によりテレビ台の前はいつもおもちゃが散乱。テレビ台を無くしてリビングをスッキリさせたいと、以前にも壁掛けテレビの設置方法を調べたことはあった。
ただ、専門業者による工事が必要でコストもかかり、また、一度取り付けたら簡単に移動できないことや、設置した際に厚みが出てしまうことから断念した。
「『ウォールフィットテレビ』は壁から画面まで約3.5cmとスッキリ設置でき、設置場所を自分で変更できるのも魅力的。子供の成長に応じて模様替えする予定なので、これはいいかも」。
左奥がテレビだが、前にはおもちゃが散乱。写真手前がキッズスペースなのに、ここでは遊ばない。
モノが集まりがちなリビング。どうにか広く使いたいが…。
テレビ台には絵本やおもちゃをつい置いてしまう。
テレビの配線も気になる。「ホコリが溜まって掃除するときに面倒なんです。スッキリした配線に憧れます」
アンテナ端子にしばられず設置できる
「ウォールフィットテレビ」は、4K画質に対応した無線接続をおこなうことで、モニターへのアンテナ線接続が不要。テレビの設置場所を自由に選べる。
「今のテレビ位置はアンテナ端子ありきで決めましたが、本来どこに置くと部屋がスッキリするのか考えました。現状、テレビを見る場所と子供が遊ぶ場所が混在しているので、この二つを分けられる位置にテレビを取り付けます」
新たにモニター部を設置する場所にはアンテナ端子はない。「ウォールフィットテレビ」だからこそ設置できるスペースだ。
場所が決まればいざ設置。モニター部を説明書に従って取り付けてみた。
モニターの設置はわずか3ステップ
①付属の設置用紙を壁に当て、マスキングテープなどで貼る。
②専用金具を壁に4か所固定する。
設置用紙に穴が4か所あいており、そこに付属の専用金具を当ててピンで固定する。
上部2か所を各10本のピンで、下部2か所を各5本のピンで固定。
一般的な石膏ボードの壁に対応。安全ロック工具を使って壁にピンを押し込む。「最初は力の入れ具合に少し戸惑いましたが、慣れれば女性でも簡単です」
③設置用紙を壁からはがし、モニターを取り付ける
箱からモニターを取り出し、壁に着けた上部のフック金具に掛け、次に下部のマグネット金具で固定する。
最後に落下防止用の安全ロック工具をとりつける。ピンを押し込む際に使った安全ロック工具を金具に差し込み、落下防止の安全ロックに。「ここに入れることで工具をなくすこともないですね。これはイイ!」
「ウォールフィットテレビ」は有機ELを採用していることに加え、金具自体の厚みを抑え、金具をモニターに入り込む設計にしたことにより、よりフラットかつ薄型を実現。さらに、スピーカーボックスを廃し、画面自体を振動させて音を出す「画面振動スピーカーシステム」によって、画面から壁までの距離は約3.5cmに抑えている。
「取り付けてみると薄さに感動しますね。フォトフレーム程度の厚さしかないですよ。画面が大きくても圧迫感がないです」
電源コードは白で壁に馴染みやすい
モニターを取り付けたら、電源コードの長さを調整しよう。
コードは2.3mあり、モニターの裏に自由に長さを調節できるリールが備わっている。
「ケーブルは1本のみで、配線周りもスッキリです。白で壁に馴染みやすいのもいいですね」
モニター背面には両端各10㎝ほど突起があるので、コードはその内側から垂らす。
コードを真っ直ぐ垂らした位置にコンセントがあるのが望ましい。
最後にチューナー部を設置。「チューナー部はダイニングの棚の上に置きました。コンパクトで室内に溶け込みやすいと思います」
上位モデルの「TH-55LW1」には録画用の2TBのHDDを内蔵。
以上で設置は終了。男女2名で作業し、ここまで30分程度だった。
ウォールフィットテレビで部屋が変わる!生活も変わる!
テレビ台を撤去したことでリビングルームが広くなり、部屋の印象が大きく変わった。
「テレビの置き場が自由になって、家具も今までとは違った配置にできました。リビングとキッズスペースをしっかり分けられたので、生活にメリハリがつきそうです。自分で再設置できるから、子供の成長などライフステージの変化にも柔軟に対応できるのもいいですね。省スペースを実現しつつテレビは55インチと大きくなったので、テレビライフも一層楽しくなりそうです」
ウォールフィットテレビの設置に満足げなタカノ。しかし今回は撮影用にお借りした製品なので取り外すことに。「このまま設置しておいて、お金は払うから〜」というタカノの叫びも空しく撤去されたが、その結果わかったことも。専用金具は細いピンで固定されるため、外した跡も目立たない。これもウォールフィットテレビの大きなメリットと言えるだろう。
製品情報
ウォールフィットテレビは2つのラインナップ構成。2TBのHDDを内蔵した「TH-55LW1」(オープン価格・実勢価格約37万円)、HDDを内蔵しない「TH-55LW1L」(オープン価格・実勢価格約33万円)。
取材・文/小口覚 撮影/中村文隆