小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

新入社員が抱えている仕事の不安要素TOP3、3位仕事でミスをしないか、2位現在の自分のスキル、1位は?

2022.10.31

イマドキの新入社員はどんな仕事への不安を抱え、また、どんなキャリアイメージを描いているのだろうか?

一般社団法人日本能率協会はこのほど、同協会の新入社員向け公開教育セミナー参加者545人を対象に「2022年度新入社員意識調査」を実施。その結果を発表した。

理想の上司・先輩は「仕事について丁寧に指導する人」

理想の上司を尋ねたところ、「仕事について丁寧に指導する上司・先輩」が71.7%で1位となった。過去に実施した調査では、2020年は59.3%、2014年は57.2%、2012年は52.4%となっており、過去最高となった。

なお、2012年、2014年に数値の高かった「場合によっては叱ってくれる上司・先輩」や「仕事の結果に対する情熱を持っている上司・先輩」は、今回大幅に数値が下がっている。

Q. あなたが理想的だと思うのはどのような上司や先輩ですか。(上位3つ選択) ※調査実施年のみ掲載

仕事の不安は「上司・同僚など職場の人とうまくやっていけるか」

仕事をしていく上での不安について尋ねたところ、「上司・同僚など職場の人とうまくやっていけるか」が64.6%で1位となった。続いて2位は「仕事に対する現在の自分の能力・スキル」(53.4%)。こちらも3年前の調査から大幅に高まっている。

なお、社外に対する人脈作りに対する不安は年々減っている。

Q. これから仕事をしていく上で、どのようなことに不安がありますか。(上位3つ選択)

抵抗がある業務は「指示が曖昧なまま作業を進めること」

仕事をしていく上での抵抗感について尋ねたところ、「上司や先輩からの指示があいまいでも質問しないでとりあえず作業を進める」との回答が「抵抗がある」(「抵抗がある」+「どちらかと言えば抵抗がある」)との回答が、82.7%あった。8割が「抵抗がある」と回答している。

Q. あなたにとって、下記にあげた事例は抵抗なくできますか。(上位3つ選択)

意欲や能力を高めるための上司や人事への期待は「成長や力量に対する定期的なフィードバック」

意欲や能力を高めるための上司や人事への期待を尋ねたところ、「成長や力量に対する定期的なフィードバック」が61.8%となり、続いて「ワークライフバランスをとれる柔軟な働き方ができる環境づくり」は、51.0%となった。

Q. 意欲や能力を高めるために、上司や人事へ期待することは何ですか。(上位3つ選択)

仕事よりもプライベートを優先したい人は8割

仕事・働き方に対する考えについて尋ねたところ、「プライベートを優先したい」(「プライベートを優先したいという考えに近い」+「どちらかというとプライベートを優先したいという考えに近い」)との回答が、82.7%あった。

また、「定年まで1つの会社に勤めたい(「定年まで一つの会社に勤めたいという考えに近い」+「どちらかというと定年まで一つの会社に勤めたいという考えに近い」との回答が、64.5%あった。

Q. あなた自身の仕事・働き方に対する考えはAとBのどちらに近いですか。

5-1.A:一つの仕事を長く続けて専門性を磨きたいB:いろいろな業務を経験し、仕事の幅を広げたい

5-2.A:定年まで一つの会社に勤めたいB:機会があれば転職・独立したい

5-3. A:副業・兼業をやってみたいB:副業・兼業をやりたくない

5-4.A:プライベートを優先したいB:仕事を優先したい

仕事は、「量」より「質」で評価してほしいが8割

働きたい職場について、「働いた仕事の“量”で評価される職場」と、「働いた仕事の“質”で評価される職場」のどちらに近い考え方か尋ねたところ、「働いた仕事の“質”で評価される職場」(「働いた仕事の“質”で評価される職場という考え方に近い」+「どちらかというと働いた仕事の“質”で評価される職場という考え方に近い」)との回答が、82.6%あった。

Q. あなたが働きたい職場はAとBのどちらに近いですか。

1.A:個人が評価され、年齢・経験に関係なく処遇される実力・成果主義の職場 B:競争よりも、ある年代まで平等に処遇される年功主義の職場

2. A:チームワークを重視する職場 B:個人の裁量に任せられる職場

3. A:仕事以外のことも相談できる職場 B:個人的なことにはあまり触れない職場

4. A:働いた仕事の「量」で評価される職場 B:働いた仕事の「質」で評価される職場

キャリアイメージを描いている人は5割。そのうち5年先が3割。10年先が3割。

自身のキャリアイメージを描いているか尋ねたところ、「描いている」(「描いている」+「どちらかと言えば描いている」)との回答が、55.2%あった。また、キャリアイメージを描いていると回答した人に対し、「何年先までキャリアイメージを描いているか」尋ねたところ、「5年(34.2%)」「10年(35.9%)」となった。

Q.  あなた自身のキャリア形成や将来について

1. あなたは現時点において、将来のキャリアイメージを描いていますか。

1-1.(1.で「描いている」「どちらかと言えば、描いている」を選んだ方へ)何年先までのキャリアイメージを描いていますか。

2. 仕事に必要な能力やスキルを身につけることの責任はだれにあると思いますか。

出典元:2022年度「新入社員意識調査」(一般社団法人日本能率協会)

構成/こじへい

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。