Bowers&Wilkinsが40mmカーボンコーン・ドライブユニットを採用した最上位ワイヤレスヘッドホン「Px8」を発売

2022.10.27

ディーアンドエムホールディングスは、「Bowers & Wilkins」ブランドから、ノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスヘッドホン「Px8」を10月下旬に発売する。価格はオープン。市場推定価格は117,700円前後。

QualcommのaptX Adaptiveコーデック（48kHz / 24bit対応）もサポート

「Px8」は、Bowers & Wilkinsの新フラッグシップヘッドホン。プレミアムスピーカー「700シリーズ」のカーボンドーム・ツイーターにインスパイアされた専用設計の40mmカーボンコーン・ドライブユニットを採用。圧倒的な高解像度と広大かつ精緻な空間表現力を実現したとしている。

また、高音質、低遅延、音途切れに対する接続性能を兼ね揃えたQualcommのaptX Adaptiveコーデック（48kHz / 24bit対応）をサポート。対応するスマートフォン、タブレット、PCと組み合わせることで、ハイレゾ対応のストリーミングサービスから24bitの高解像度なサウンドを楽しむことができる。

さらに、USB-DAC機能（48kHz / 24bit対応）を搭載しており、USB-CケーブルでPCと接続すれば、バッテリーを充電しながら高音質な再生を行なうことが可能。加えて、3.5mmステレオミニジャックを備える機器との接続にも対応する。

ノイズキャンセリング機能については、独自に開発した極めて精度の高いノイズキャンセリング技術を搭載。6つの高性能マイクロフォンを内蔵し、イヤカップ内の2つのマイクは各ドライブユニットの出力を捉え、イヤカップ外側の2つは外部の環境ノイズを集音。そして2つの通話用マイクとDSP処理で話し声以外のノイズを効果的に抑制し、ユーザーの発する声だけを明瞭に伝える。マイクの位置や角度の最適化により、風切り音も効果的に抑え、ノイズの多い環境下でも優れた通話性能を発揮する。

もちろん、デザインにもこだわり、鋳造アルミニウムのアームと上質なナッパレザーがプレイミアム感を演出。仕上げはブラック・レザーとタン・レザーの2種類を用意した。

そのほか、「Px8」の発売に合わせてBowers & Wilkins Musicアプリの大幅なアップデートも実施。アプリからヘッドホンに、直接Deezer、Qobuz、TIDALなどのサービスから再生することができるようになる。もちろん、アプリからは、従来通り、モバイルデバイスとの接続やヘッドホンのバッテリー残量の確認、ノイズキャンセリングモードの切り替え、装着センサーの設定なども行なえる。

Bluetoothのバージョンは5.0で、コーデックはaptX Adaptiveのほか、aptX HD、aptX、AAC、SBCをサポート。バッテリー駆動時間は最大30時間。15分の充電で最大7時間の再生ができる急速充電にも対応。重量は310g。付属品は1.2mステレオ音声ケーブル、1.2m USB-A to USB-Cケーブル、収納ケース。