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Suicaが使えて3万9800円から!グーグル初のスマートウォッチ「Google Pixel Watch」は本当にお買い得なのか?

2022.10.24

コロナ禍の影響もあり、ワークアウトのサポートや健康管理に役立つデバイスとして大注目なのがスマートウォッチ、スマートバンドと呼ばれる製品。アップルの「Apple Watch」シリーズが有名ではありますが、GalaxyやHUAWEI、OPPOといった、様々なスマートフォンメーカーからも、多くの製品が登場しています。

そんなスマートウォッチ市場に、満を持して参入するのが、Androidスマートフォンの大本営ともいえるグーグルです。2022年10月13日より、自社初のスマートウォッチ「Google Pixel Watch(以下Pixel Watch)」が発売となりました。

スマートウォッチの代表格であるApple Watchシリーズは、iPhoneとの強固な関係性が魅力で、iPhoneユーザーに浸透しているのに対し、Android系のスマートウォッチは、スマートフォンと同様に各メーカーから発売されていることもあり、絶対的な存在がいない、群雄割拠の世界。Pixel Watchが、Android系スマートウォッチのスタンダードモデルとして根付いていくのか、大きな注目が集まります。

本記事では、Pixel Watchを実際に試しながら、装着感や機能、使用感について紹介していきます。

デザイン・装着感

スマートウォッチのディスプレイは、大きく分けると、Apple Watchのような「スクエア型」と、一般的な時計に近い「ラウンド型」に分けられます。Pixel Watchでは、ラウンド型を採用しており、カジュアルシーン、フォーマルシーン問わず着用しやすいデザインとなっています。

スクエア型とラウンド型の良し悪しは好みによって分かれる部分ではありますが、通知やコンテンツを表示するというスマートウォッチの性質上、スクエア型のほうが一度に多くの情報を表示できるというメリットがあります。時計としての要素が強いラウンド型と、スマートウォッチとしての機能に振ったスクエア型ともいえるかもしれません。

ラウンド型のPixel Watch(左)とスクエア型のApple Watch Series 8(右)

Pixel Watchのラウンド型ディスプレイは、直径が41mmのワンサイズのみとなります。近年のスマートウォッチとしては比較的小さめのサイズ感で、質量も36g(バンド除く)と軽量なため、1日着用していても疲れにくいのが特徴です。

ラウンド型のディスプレイを採用しているのに加え、背景が黒色ベースの画面が多いためわかりにくいのですが、ベゼルは比較的分厚い印象。ベゼルは細い方が画面も大きくなり、実用性も上がりますが、ソフトウエアでのアプローチで、ベゼルの分厚さが感じられないように工夫されているのは好印象。有機ELパネルらしく、視認性にも優れているので、通知画面が見にくいといった使いにくさを感じていません。

ライトをつけるとベゼル部分の厚みがよくわかる

ディスプレイの側面には竜頭が1つ備えられており、回転させて画面のスクロールを行ったり、押し込んでアプリ一覧を開くといった操作が可能。竜頭とボディにはステンレススチール素材が採用されており、高級感あるデザインになっています。

機能

Pixel Watchの注目機能は、何といってもSuicaを使えること。グーグル最初のスマートウォッチながら、日本市場に合わせてFeliCaを搭載していることからも、グーグルの“本気度”が伺えます。

普段からAndroidスマートフォンでモバイルSuicaを利用している場合は、SuicaのデータをPixel Watchに移行するか、新しいモバイルSuicaを発行する必要があります。初期設定に多少、手間取る可能性もありますが、一度設定できれば、スマートフォン版のモバイルSuicaと同様に、簡単にチャージできて便利。筆者も、実際にPixel WatchのSuicaで電車移動していますが、スマートフォンや財布をポケットから取り出さずに通過できるのは、やはり大きなメリットと感じています。

初期搭載OSはWearOS 3.5。ハードウエア、ソフトウエアともにグーグル純正のスマートウォッチということもあり、「Google Playストア」からLINEといったアプリをインストールできるのが魅力です。

個人的に気に入っているのが、リモートシャッター機能。筆者の場合は、発表会や物撮りといったシーンでカメラを固定して撮影する機会が多いので、スマートフォン上でカメラアプリを起動し、構えておくだけで、スマートウォッチ側からシャッターが切れるのはありがたいポイントです。

また、「4G LTE+Bluetooth/Wi-Fi」モデルであれば、Pixel Watch単体でデータ通信が行えるのも魅力。スマートフォンから離れていても、通話やメッセージのやり取りが行えるので、ワークアウト時などに便利です。

Pixel Watchの初期設定時には、Pixel Watch本体の各種設定を行う「Watch」アプリと、健康管理やワークアウトを統括する「Fitbit」アプリの両方にてログインが必要。それぞれ役割の違うアプリなので、仕方のない部分ではありますが、もう少し簡潔にペアリングできるようになってほしいと感じています。

Watchアプリ

バッテリーは標準294mAhで、最大24時間駆動となります。1日のどこかで充電しなければいけないのですが、睡眠管理機能を備えていることを踏まえると、タイミングが難しいのも事実。筆者の場合は自宅で過ごす時間が長いため、あまり不便に感じていませんが、屋外での作業が多い人や、出張、旅行に持っていくことを考えると、バッテリー持続時間は改善の余地が残されているポイントでしょう。

健康管理・ワークアウト

先にも触れた通り、Pixel Watch使用時の健康管理やワークアウトの設定は、Fitbitアプリより確認が行えます。

Pixel Watch自体には、心拍数測定機能や睡眠管理、転倒検出や緊急SOSといった機能が搭載されており、近年のスマートウォッチに求められる基本機能をまんべんなく抑えている印象です。(転倒検出は今秋リリース予定)

ワークアウト機能としては、40種類のエクササイズに対応しており、運動した時間や心拍数、エネルギー消費量といった細かな項目まで、Fitbitアプリより確認可能。筆者は普段全くといっていいほど運動しないのですが、数値が蓄積されてく楽しさから、意識的に歩くようになっています。

また、32GBのストレージが搭載されているため、音楽をローカル保存し、ワークアウト中にBluetoothイヤホンから再生するといった使い方もおすすめ。ランニング時などは、スマートフォンが邪魔になってしまうこともあるので、「スマートウォッチ+イヤホン」という組み合わせは有用です。

睡眠管理の項目も細かく、深い睡眠とレム催眠の時間や、睡眠時の心拍数、寝返りの回数、推定酸素変動量といった項目も確認可能。各項目のスコアやアドバイスも確認できます。

Android系スマートウォッチの定番になり得る優等生「Pixel Watch」

グーグル初の純正スマートウォッチとして登場したPixel Watch。ベゼルの厚さやバッテリー性能といった気になるポイントもありますが、癖がなく使いやすいソフトウエアや、腕に収まりの良いコンパクトで高級感のあるデザインは魅力的。なにより、Suicaで電車移動や買い物ができるなど、活躍できるシーンが多い製品になっています。

Google Storeでの販売価格は「Bluetooth/Wi-Fi」モデルが3万9800円、4G LTE+Bluetooth/Wi-Fi」モデルが4万7800円となります。他社スマートウォッチと比較すると、人気シリーズの廉価モデル「Apple Watch SE」が3万7800円から、「Galaxy Watch5(40mm)」が4万4200円からとあるように、価格面でみてもPixel Watchの購入はおすすめ。性能、価格のバランスが良い「優等生」といえます。

Android OSといったソフトウエア面のイメージが強いグーグルですが、Pixel Watchと同日に発売となった「Pixel 7/7 Pro」も、AIを活用した使いやすさが魅力のスマートフォンに仕上がっています。また、2022年夏には完全ワイヤレスイヤホン「Google Pixel Buds Pro」を発売、2023年にはタブレット製品の発売も予告するなど、精力的にデバイスを展開中。

デバイス間をApple IDで連携させ、シームレスな体験を構築するアップルに対し、グーグルのAndroid OSやWear OSは、オープンソースとして他メーカーの製品にも採用されているのが特徴。多数のメーカーで利用できるため、グーグル純正製品には、より“グーグルらしさ”が求められるともいえます。今後、どのように「Google Pixel」というブランドを展開していくのか、目が離せません。

取材・文/佐藤文彦

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