入園準備の裁縫や趣味の小物づくりなど、手縫いでも可能ですがやっぱり楽なのはミシン。でも、複雑で難しい印象のミシンは、初心者にとってどれを買うべきか迷いどころ。
そこで、ミシン初心者が選ぶ時のポイントと使いやすいおすすめモデルをご紹介します。
ミシン初心者が選ぶ時の3つのポイント!
初めてミシンを使う人や、まだ使いなれていない人は次の3つのポイントを参考にして選びましょう。
ポイント①準備が簡単
ミシンを使う上で、糸かけなどの事前準備はとても重要な反面、手間がかかります。なので、準備が簡単に行えるモデルを選ぶと良いでしょう。
ポイント②簡単で親切設計
見やすい液晶画面や、ダイレクトで模様が選べるタイプ、自動糸調子やエラーのお知らせ機能を搭載している初心者に優しい設計がおすすめです。
ポイント③自分の用途に合ったミシン
入園・入学準備、刺しゅうを楽しむ、洋服づくり……どんなものを作りたいのか、自分の用途に合わせたミシンを、機能やスペック、予算と相談しながら選ぶことが大切です。
初心者が使うミシンは小さくて安い方がいいの?
重いミシンは出し入れの時に少し不便かもしれませんが、安定感があり厚物に強い場合が多いです。また、軽いミシンは大きい物や厚地を縫う時は物足りなく感じる可能性がありますが、出し入れが楽です。
なので、初心者には小さくて安いミシンというよりも、自分の用途に合ったものを選ぶのが一番です。
【参考】シンガー 初心者のためのミシンの選び方ガイド よくあるご質問
下糸らくスルー、らくらく下糸シンガー……嬉しい機能が充実! 初心者向けのおすすめミシン〝シンガー〟
「クレエ・エクシィ CREER exy / CE51」12万1000円
縫い始めはボビンの糸をガイドにかけるだけでOK。下糸を引き上げる必要がない〝下糸らくスルー〟と、下糸巻でボビンの穴に通したり、糸端を持ったりする手間を解消し、ボビンに糸を巻き付けてカットするだけの〝らくらく下糸巻き〟は初心者にとって嬉しい機能。
また、押さえの下ろし忘れ、ボタンホール縫い時のレバーの下ろし忘れ、下糸巻になっている状態をランプでお知らせしてくれる、安心の〝お知らせモニター〟も搭載されています。
【参考】シンガー クレエ・エクシィ CREER exy / CE51
12種類の実用的な縫いパターンが使いやすい大きなボタンで搭載。初心者向けのおすすめミシン〝シンガー〟
「モナミ mon ami / SC95」15万9500円
12種類の実用的な縫いパターンを搭載。大きな丸いボタンなので、押しやすくて使いやすく、縫い終わりにボタンをタッチするだけで、上糸・下糸を自動で糸切りします。ハサミいらずで音も静かです。
別売りの家庭用刺しゅう機「chou chouシリーズ」をミシンにセットして、気軽に刺しゅうを楽しむこともできます。
使いこなしDVD付きで初めてでも安心! 初心者向けのおすすめミシン〝ブラザー〟
「Teddy55」オープン価格(実勢価格約6万2530円)
ミシンの使い方、作品の作り方まで動画でわかりやすいDVD付き。しっかりしたサポートの元、ミシンの作業ができます。
ボビンに糸を5~6回巻き付けて台座の溝に通したら、あとはスタートボタンを押すだけで簡単に下糸巻きが完了します。また、縫いたい模様は軽いタッチのダイヤルで、シンプルでスピーディーに選択ができます。
【参考】ブラザー Teddy55
縫う前の準備が簡単! 使いやすくて作業もスムーズに開始。初心者向けのおすすめミシン〝ブラザー〟
「Teddy100」希望小売価格10万4500円
針穴への糸通しはワンタッチ、最後はレバーを下すだけで糸通しが完了。ボビンを入れ、矢印に沿って糸を通して下糸を引き上げる事なくすぐに縫い始められます。さらに、本体の糸通し部分には案内印刷がされているので迷わず糸をセット。縫う前の準備も簡単で、作業がスムーズに開始できます。
ミシン本体には持ち運びに便利な持ち手付き。電源コードはコードリール付きでスッキリ巻き取り、ハードケースでコンパクトに収納できます。
【参考】ブラザー Teddy100
※データは2022年9月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/山田ナナ