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「いい歯の日」が制定された理由と注目のイベント

2022.11.08

いい歯の日といわれても、どのような日なのか詳しく知らない人も多いでしょう。いい歯の日の由来や意義、日にちのほか、いい歯の日に実施される活動やイベントを紹介します。また、歯を健康に保つために必要なケアも解説します。

いい歯の日とは

いい歯の日の具体的な日にちに加えて、制定された流れや意義も解説します。さらに、いい歯の日以外の歯にまつわる記念日も紹介します。

いい歯の日は毎年11月8日!

いい歯の日は、毎年11月8日です。11(いい)と8(歯)の語呂合わせを基に、厚生労働省と日本歯科医師会が1993年に制定しました。いい歯の日は、口の中の健康を保つための啓発活動を行う日とされています。

いい歯の日は、8020運動の一環として制定された記念日です。8020運動は、1989年から推進されています。生涯にわたって満足のいく食生活を維持するために、80歳になっても歯を20本以上残そうとする運動です。

ほかにも歯の記念日が

いい歯の日以外にも、歯に関わる記念日はいくつかあります。例えば4月18日は「よい歯の日」、10月8日は「入れ歯デー」です。いずれも語呂合わせで日付が決められているため、1度覚えれば忘れることはないでしょう。「よい歯の日」「入れ歯の日」にも、口腔内の健康を保つための啓発活動が行われています。

また、6月4〜10日は「歯と口の健康週間」と呼ばれ、1週間にわたって歯と口の健康の大切さを広める活動が実施されています。

6月4日からの1週間に定められたのは、6月4日がもともと6(む)4(し)の語呂合わせから、「虫歯予防デー」とされていたからです。「虫歯予防デー」から名称および期間を数年おきに変更していき、2013年から「歯と口の健康週間」と呼ばれるようになりました。

いい歯の日の活動・イベント

歯を見せて笑う子供の口元

(出典) photo-ac.com

いい歯の日には歯に関連する活動が実施されたり、イベントが開催されたりしています。いい歯の日に恒例の活動・イベントを紹介します。

いい歯の日作文コンクール

いい歯の日には、「いい歯の日作文コンクール」の開催を通して、歯と口の健康が呼びかけられています。「いい歯の日作文コンクール」は都道府県歯科医師会を中心に、小学生および中学生を主な対象として作品が募集されます。提出期限はいい歯の日ではなく、いい歯の日の数カ月前に設定されるケースが一般的です。

例えば、2022年度の広島県では、広島県歯科医師会によって作文コンクールを開催されています。県内在住の小学生以上の人を対象に、400字詰めの原稿用紙2枚程度で、歯や口に関する作文を幅広く募集しました。集まった作品は小学生の部と中学生の部、高校生・一般の部の3部門に分けて審査され、優秀賞に輝いた人はいい歯の日に広島県歯科医師会館で表彰されます。

ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー

いい歯の日の有名なイベントといえば、ベストスマイル・オブ・ザ・イヤーです。ベストスマイル・オブ・ザ・イヤーは1993年から続く、笑顔の素敵な著名人を表彰するイベントで、いい歯の日が一般に広く知られる接点になっています。

ベストスマイル・オブ・ザ・イヤーは、「いい歯は毎日を元気に」プロジェクトの一環として実施されているものです。著名人の表彰のほかにも、全国から素敵な笑顔の写真を募集して表彰する「スマイルフォトコンテスト」も同時に開催されています。

参考:「いい歯は毎日を元気に」プロジェクト

歯の健康の啓発活動

いい歯の日を踏まえて、口の中の健康を後押しするために、各都道府県および市区町村の中には「いい歯の週間」あるいは「いい歯の月間」などを、条例として定めているところもあります。都道府県単位では、東京都と大阪府を除く45道府県で条例が制定されています。

例えば、広島県内では2011年に「広島県歯と口腔の健康づくり推進条例」が公布・施行されて以降、11月8〜14日の1週間が「いい歯の週間」と決められました。県内の郡市地区歯科医師会が総合健康福祉センターで歯に関する相談を受け付けたり、有識者による講演会を実施したりしています。

歯を健康に保つには?

歯医者のイメージ

(出典) photo-ac.com

いい歯の日を通して歯と口の健康の大切さを知っても、歯を健康に保つ方法を学ばなければ意味がありません。歯の健康を守るためにできることを解説します。

デンタルフロスでプラークを除去

歯を健康なまま維持するために、毎日の歯磨きはもちろん欠かせません。しかし、歯磨きだけでは歯間のプラークが取れずに残ってしまい、歯周病につながる恐れがあります。プラークとは、歯間や歯の表面に存在する細菌と代謝物の固まりです。

プラークを除去するには、デンタルフロスが効果的です。歯磨きの後にデンタルフロスをして、歯間のプラークを落としていきます。デンタルフロスによる歯間のケアに加えて、薬用洗口液を用いて粘膜のケアも行うとさらに安心です。

定期的な歯科検診も

日常的にケアをしていても手の届いていない場所があったり、歯石がたまったりしてしまうものです。歯を失わずに楽しい食生活を長く続けるためには、定期的に歯医者に行き、歯の表面の掃除をしてもらう必要があります。

歯周病を始めとする歯の病気は、自分でも気付かないうちに進行して、痛みを感じたときにはかなり悪化しているケースも珍しくありません。歯科疾患の早期発見につなげる意味でも、定期的に歯科検診を受けることが大切です。少なくとも、1年に1回は病院に行くようにしましょう。

構成/編集部

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