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テレワーク中のモニターやイヤホンとしても使える進化形ハイテクメガネ3選

2022.10.25

最近、自宅にテレワーク向けガジェットが増えているという人も多いだろう。まだまだその種類は増え続けている。例えば、手軽にかけて使えるメガネ型の機器は、人目を気にせずに済むためテレワークに最適だ。ハンズフリーでの作業やイヤホンとしての活用もできるメガネ型機器もある。そんな進化するハイテクメガネを3つ紹介する。

自由に持ち運べるモニターになるARグラス

「Nreal Air」45,980円(税込)編集部調べ

Nrealの「Nreal Air(エンリアル エアー)」は、最大5画面を同時に立ち上げてマルチタスクが可能なARグラスだ。サングラスのような見た目が特徴。

2020年12月に発売した「Nreal Light(エンリアルライト)」よりも小型軽量化されている。

Nreal社のマーケティングマネージャー下高原沙也佳氏に、開発背景とビジネスパーソン向けの活用方法を聞いた。

●開発背景

「Nrealでは、ユーザーを対象に継続的な市場調査を行い、ユーザーが望む機能やデザインを製品に反映し続けています。Nreal Lightを使用した多くのユーザーから、本格的なARアプリケーションは複雑な設定が必要で、ARに接したことのないほとんどの消費者が使用するには若干の困難があるというフィードバックを受けました。またNrealの優れたグラフィック性能を中心に、日常生活で簡単に使用できる製品のご要望もいただきました。

このようなユーザーの声を製品に反映し、複雑な設定なしにグラスを接続するだけで使用が可能で、より軽くてファッション性が高い、2ndスクリーンとして映画鑑賞などに簡単に使える製品Nreal Airを開発することになりました」

●ビジネスパーソンの有効活用方法

「ビジネスパーソン含め、多くの方がさまざまな場所で動画コンテンツ鑑賞を楽しんでいただいているお声があがっています。

ビジネスに特化した利用シーンとしては、『Samsung DeX(サムスンデック)(※1)』でお仕事をすることが最強の使い方なのでは、といったご意見をユーザーよりうかがっています。スマホを手放したまま、マウスとキーボードだけを操作し、Nreal Airをディスプレイとして使うことが可能となるので、PCに似た作業がスマホとNreal Airで行えます」

※1 Galaxyスマートフォンに備わる機能で、スマートフォンをディスプレイに接続するとPCのように扱えるようになる。

「DP ALT Modeに対応するType-CポートがあるPCに接続することで、ディスプレイの拡張機能を使用できる端末もあります。モニターを置く場所を気にすることなく、どこでもサブ画面を使った作業を行うことが可能です。Nreal Lightの事例になりますが、実際に韓国のコールセンターでPCの拡張モニターとして使われている実例があります。

今年8月にはHDMIやLightning端子(※2)を有する端末にNreal Airが接続できる新製品「Nreal Adapter」を発売し、iPhoneからNreal Airへの映像出力が可能になりました。また今年9月に『Nebula for Mac ベータ版』をリリース(※3)し、Mac PCの画面を最大3画面拡張することができるようになりましたので、よりパワーアップしたビジネス利用が期待できます。一貫してビジネスにとっては『場所を取らない、問わない、自由に持ち運べるモニター』と言えるかと思います」

普段は動画視聴、そして仕事用途にも手軽に使えるARグラス。在宅生活にはぴったりのアイテムといえそうだ。

※2 Lightning 端子は Apple 社純正の「Lightning Digital AV Adapter」(別売) が必要。
※3 現在、Mシリーズチップを搭載、かつ、macOS バージョン 12.0 以降がインストールされた Macbook をサポート。またベータ版での提供のため、指定環境下でも意図していない事象が発生する可能性有り。

サングラス型の骨伝導イヤホンでハンズフリー通話

音楽を聴いたり、オンライン会議に臨んだりするときにイヤホンやヘッドホンを利用する人も多いだろう。それをサングラスで代用することもできる。

多摩電子工業「骨伝導サングラス」は、骨伝導イヤホンとなっており、サングラスを装着するだけで耳をふさがず音が聞ける。通話も可能なハンズフリー機能も搭載されているため、電話やオンライン会議にも使える。さらにブルーライトカットレンズで目を守ることもできる、ビジネス利用にも便利な特徴がある。

「骨伝導サングラス BS58モデル」14,080円(税込)

同社の経営企画室 池田淳一氏に開発背景や特徴、利用シーンなどを聞いた。

●開発背景

「アウトドアなどで、耳をふさがず外の音を聞ける形で使用をしたいというニーズが高まっており、そのニーズを実現する手段の一つとして骨伝導がありました。以前と異なり、最新のソリューションを用いたことで、音質面などで妥協をすることなくサングラスによる製品化を実現できました」

●骨伝導イヤホンと比べた特長

「サングラスという、ファッション性の高いグッズへの塔載ということで、特にアウトドアでの使用シーンに非常にマッチしているのではないかと考えています」

●ビジネスパーソンの有効活用方法

「想定しているのは、アウトドアでのランニング、ウォーキングなどのスポーツシーン、また、テレワークなど耳をふさがないほうが便利に使えるケース、などを想定しています。

テレワークニーズについては、製品開発当初は、あまり想定していなかった使い方ですが、コロナ禍でのテレワークの定着で、ニーズが高くなってきています」

骨伝導ならではの快適な音環境に加えて、サングラスとしての機能も担う点は、新しいと言える。

快適なつけ心地!ゲーマーのためのメガネで仕事の集中力アップ

NTTe-Sportsの「HawkEye」はゲーマー向けの形状とフィット感によるかけ心地の良さが追求されたゲーミンググラスだ。

特にヘッドセットと共用する際に最適化されており、ゲーマーのニーズを考え抜いて創られている。度付きレンズにも対応しており、ヘッドセットを利用するオンライン会議の利用にも便利だ。

「HawkEye」21,872円(税込)編集部調べ

NTTe-Sportsの金基憲氏に、開発背景とビジネスへの活用方法を聞いた。

●開発背景

「『イヤーパッドにおされてテンプルが痛い!』などメガネとヘッドセットの相性の悪さは長年多くのゲーマーを悩ませてきました。NTTe-Sportsはより豊かで快適なゲーム環境を提供するためにこの問題を根本から解決しようと取り組み、メガネの聖地といわれる福井県鯖江市でプロ仕様のスポーツサングラスを手掛けるメーカーとタッグを組み、1年の研究開発の末に完成したのがHawkEyeです。

新開発の『クアッドリフトフレーム』は頬骨と側頭部の左右4点で本体を支えるため、従来型メガネの『鼻あて』および『つる』によって生じていた痛みや圧迫感がそもそも存在せず、ヘッドホンを装着した状態でも快適にゲームがプレイできます。

開発者自身もゲーマーなので、随所にこだわりが詰まっています。メガネユーザーにご満足いただけるよう、かけ心地には一切妥協せず、いくつもの試作を経てホールド感とフィット感を追求しました」

●ビジネスパーソンの有効活用方法

「HawkEyeはヘッドセットとの併用はもちろん、鼻あてやつるの存在に悩まされてきた幅広いメガネユーザーに革新的な体験を提供します。

『掛けていることを忘れる』『耳が痛くならない』『鼻のメガネ跡から解放された』、時には『医師でも解決できなかった(鼻あて起因の)頭痛が解消された』などの喜びのレビューをいただいております。

HawkEyeは仕事に集中したい方にもおすすめです。オンライン会議などのヘッドセット利用に加え、耳に触れないためマスクとも相性が良いです。さらに4点で負荷を分散して支える構造がメガネをしっかり支え、仕事中にズレて、集中を阻害されることがほとんどありません。メガネが身体の一部になったような装着感で、仕事や作業に今までにない没入感を感じていただけるかと思います」

ゲーム好きのビジネスパーソンは、ゲームに仕事に共用できるメリットがありそうだ。また仕事の集中力にもメリットが期待できるのは注目だ。

ハイテクメガネを3つ紹介してきた。どれも日々のテレワークや生活を便利かつ快適なものにしてくれそうだ。導入することで、ライフスタイルに良い変化がもたらされることは間違いないだろう。

取材・文/石原亜香利

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