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カーユーザーの強い味方で、ドライブを快適にするカーナビアプリ。現在、様々なカーナビアプリがリリースされているが、最も利用されているものはいったい何なのだろうか。
MMD研究所はこのほど、予備調査では18歳~69歳の男女4,335人、本調査ではカーナビアプリ現在利用者660人を対象に2022年9月12日~9月21日の期間で「車で利用するマップアプリ(カーナビアプリ)に関する調査」を実施。その結果をグラフにまとめて発表した。
カーナビアプリの利用経験は44.9%、現在利用は32.3%、若年層ほど利用率が高い
18歳~69歳の男女4,335人を対象に、車を運転するかについて聞いたところ、「運転する」が70.4%、「運転しない」が29.6%となった。
次に、車を運転すると回答した3,052人を対象に、車で利用するマップアプリ(以下カーナビアプリ)について聞き、ファネル構造で認知~利用状況を見ると、認知は85.0%、利用状況は44.9%、現在利用が32.3%となった。
年代別で見ると、認知は50代(n=707)が87.3%、利用経験は10代(n=46)が54.3%、現在利用は10代(n=46)が41.3%とそれぞれ最も多い結果となった。
続いて、車載カーナビの有無別でみると、カーナビ搭載車の運転者(n=2,757)は32.5%、カーナビ非搭載車の運転者(n=1,289)は39.2%がカーナビアプリを現在利用していることが分かった。カーナビの搭載の有無でカーナビアプリの利用率が大きく変わらない結果となった。
カーナビアプリ利用経験者の9.5%が有料(無料トライアル含む)利用
カーナビアプリ利用経験者1,321人を対象に、利用しているアプリ(法人契約での利用は除く)の利用方法を聞いたところ、「無料利用」が90.5%、「有料(無料トライアル含む)利用」が9.5%となった。
次に、カーナビアプリ有料(無料トライアル含む)利用経験者126人を対象に、メインで利用している(していた)アプリを聞いたところ、「カーナビタイム」が22.2%と最も多く、次いで「Yahoo!カーナビ」が19.0%、「ドライブサポーター」が11.9%となった。
続いて、カーナビアプリ無料利用経験者1,195人を対象に、メインで利用している(していた)アプリを聞いたところ、「Googleマップ」が64.5%と最も多く、次いで「Yahoo!カーナビ」が25.7%となった。
カーナビアプリ現在利用者がカーナビアプリに求めること、1位は「常に地図が最新状態であること」
予備調査からカーナビアプリ現在利用者660人を抽出し、カーナビアプリに求めることを聞いたところ(複数回答可)、「常に地図が最新状態であること」が68.2%と最も多く、次いで「画面の見やすさ」が61.4%、「GPSの安定性/正確性」が60.2%となった。
カーナビアプリ現在利用者の86.9%が車載ナビの利用意向あり
カーナビアプリ現在利用者660人を対象に、車載ナビやカーナビ端末を今後もナビ目的で利用する意向があるか聞いたところ、「利用したい」と「やや利用したい」を合わせた利用意向は86.9%となった。
次に、車載ナビやカーナビ端末の利用意向を示した574人を対象に、利用したい理由を聞いたところ(複数回答可)、「あったほうが安心するから」が57.0%と最も多く、次いで「画面が大きくて見やすいから」が45.1%、「データ量や通信料金を気にせず使えるから」が41.3%となった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。
<調査概要>
「車で利用するマップアプリ(カーナビアプリ)に関する調査」
調査期間:2022年9月12日~9月21日
有効回答:<予備調査>4,335人<本調査>660人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>18歳~69歳の男女<本調査>カーナビアプリ現在利用者
設問数 :<予備調査>5問<本調査>5問
出典元:MMD研究所
構成/こじへい