さいたまスーパーアリーナを埋め尽くす観客たち。実はこれ、eスポーツの大会だ。今、大手通信インフラが主催する賞金3億円の大会や、高校生の〝eスポーツ甲子園〟など、観るeスポーツがとても熱い。そこで、知っておけば観戦がさらに楽しめる情報を一挙紹介!
コンテンツの多様化で未プレイでも熱狂できる
eスポーツを観戦する文化は、コロナ禍以降で大きく発展した。そう語るのは情報経営イノベーション専門職大学客員教授の中村鮎葉さんだ。
「自宅時間をPCやスマホの閲覧、ゲームプレイに費やす人が増えました。配信者人気も後押しして、ゲーム観戦文化の浸透が加速しました」
かつては「視聴者=プレイヤーのみ」だったが、今やプレイしない人も視聴するようになったという。
「後押ししたのは、タレントや配信者、プロゲーマーが混成チームを組む形式の配信です。プロの実力を垣間見つつ、バラエティー感覚で視聴できるので、競技好きの人、推しの活躍を見たい人の双方が楽しめます」
その一方で、トッププロが競い合うコンテンツも進化を遂げている。
ドコモ主催の「X-MOMENT」や、全国の高校生が日本一を競う「STAGE:0」など国内の大会数は増加。ZETA DIVISIONなど日本チームが世界で活躍する機会も増えている。実は今、〝観るeスポーツ〟が一番アツい時代なのだ。そこで本特集では、有名チーム一覧やトッププロ直伝の観戦のコツなど、eスポーツ観戦が何倍にも楽しめる情報を紹介していく。
今やeスポーツは国際交流のツール!
日本eスポーツ連合とサウジアラビアeスポーツ連盟が国際大会「日・サ eスポーツマッチ」を実施。2021年9月に日本で、22年7月にサウジアラビアで開催。
有名サッカー・野球チームがeスポーツ部門を続々と設立
スポーツチームが続々とeスポーツに参入している。国内の先駆けは2016年設立の東京ヴェルディだ。ほかにもNPBのプロ野球チームが『プロ野球スピリッツA』のプロチームを結成している。
前年比170%!白熱するeスポーツ観戦人気
© 2022 Riot Games, Inc. Used With Permission.
2022年4〜6月の国内におけるeスポーツ大会累計視聴時間は、前年比170%の約14.6億分(プレイブレーン調べ)。ZETA DIVISIONら人気チームが牽引した。
新たな観戦スタイル〝ウォッチパーティ〟
eスポーツ大会の配信を公式許諾のもとミラー配信する〝ウォッチパーティ〟が増加。配信者と同時視聴する一体感が人気となり、新規層取り込みの要因に。
取材・文/桑元康平
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