小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

総利益50億円超の投資家テスタさんに聞く、配当株重視の守りの投資戦略

2022.10.23

テスタさん

先行き不透明感が強まるこの苦境に純利益50億円超の天才投資家も頭を悩ませている。〝守る投資〟として「配当株狙いのポートフォリオを組んだ」と言う彼はどこに活路を見いだしたのか。

誰も予想できない事態は常に起こる可能性がある。だからこそリスクを取らずコツコツと投資を続ける

テスタさん個人投資家 テスタさん
2005年に300万円を元手に株式投資を開始。主にデイトレードで利益を上げ、6年目で億トレーダーに。2015年からは中長期投資も始める。株の生涯利益は50億円を超える。

「物価は上がるもの」と考え、今から相応の備えをするべき

 今、世界ではインフレと円安が急激に進んでいますが、歴史的に見て物価はずっと上がっていくものです。日銀も「2%の安定的な物価上昇」を目標に掲げているし、企業も結構簡単に値上げしますよね。

 そもそも経済成長のためには物価は緩やかに上昇したほうが望ましく、日本のみならず世界中がそのための政策を行なっている。であれば、その方向に進む可能性のほうが高いのではないでしょうか。そして、物価が平均2%上がるのに対し預金金利が2%以上ないなら、銀行に預けるだけだとお金は減っていくものだと理解しなければなりません。これから世界経済がどうなるかは関係なく、「物価は上がるものだ」と思い、相応の備えをするべきだと考えます。

 では、どんな備えをすべきか。10年、20年というすごく長期で見れば、米国を筆頭に株価は上がっていくと思うので、その流れに乗る準備をしていくのがいいと思います。

 ただ、短期的な動きは誰にもわからないもの。新型コロナウイルスにしてもウクライナ危機にしても、何か月も前から予言することは不可能だったと思うんですね。世界的に大きな出来事が起き、一時的に株価が大きく下がることはあるのですが、それはすべて「予期できない」から。逆に言うと、常にその可能性も考えて資産全体のポートフォリオを考える必要があります。

配当狙いの投資は現金よりもリスクが少ない

 僕は「守る投資」として、7年くらい前から配当用口座をつくっています。今、配当狙いで資産の4割くらい、20億円ほど持っていて、先日、年間の予定配当額が1億円に達しました。平均の配当利回りは5%くらい。配当狙いの投資は現金よりリスクは少ないと思っているので、これが一番の〝守る投資〟ですね。

 一方、僕は株を始めてから10年くらいは、短期のデイトレードを主戦場として稼いできました。デイトレードの良さは、持ち越しリスクがないこと、時間軸が短いことです。

 デイトレードで10億円までいったのですが、月平均で負けることはほとんどなかったですし、1か月のうちでも負けるのは1日か2日くらい。毎日コツコツお金が増えていく取引をずっとやっていて、リスクはとても少ない投資だと思います。

 投資の防御力を高めるには「どれだけ備えているか」を考えておくことが大切です。株を買う時には、「もし下がったらこうしよう」と下落時の対応や損切りも必ずセットで考える必要があります。事前に考えてないと判断が遅れて、損切りができない原因になります。

 例えば勝率30%だと、通常はトレードしないほうがいいと考えますよね。でも10万円上がる可能性があり、損失は1万円に抑えられるなら、10回に1回、つまり勝率10%以上あれば期待値はプラスになるわけです。損する金額に対して、勝てる金額はどれくらいか、自分の中で想定ができるようになるまで訓練し、それがわからないのであれば、エントリーせず、どうなるのかを見て練習してください。わからないものに大事なお金を入れるべきではないですから。

勝ったまま投資を終えることが究極の「守る投資」

 守るだけでなく、時には「攻める投資」をしなければ大きく資産を増やすことはできません。ここぞという自信がある時に多くの資金を入れるのが、一番の攻めのかたちです。

 今まで最大で資産の6割くらいを入れたことがありますが、その株価が3分の2(33%下落)になっても、資産全体からすると2割減のリスクでしかありません。自分の中での最大リスクといっても、それくらいしか取らないようにしています。

 そして、〝守る投資〟の究極は、いかにして勝ったまま投資を終えることができるか。僕は「資産がピークから4割減った時」または「2年連続で年間損益がマイナスになった時」がきたら〝投資で通用しなくなった時〟と判断し、配当口座を今以上に増やして投資をやめようと思っています。毎年、何とか年間でプラスになっていますが、いつも「もう勝てる気がしない」という思いでやっています。

 正直、自分の生活だけなら1億円の配当金があれば十分ですが、寄付をすればどれだけあっても 「足りる」ということはありません。社会貢献というと差し出がましいかもしれませんが、寄付をして誰かに喜んでもらえるなら、これほどうれしいことはない。そのためにはまだまだ〝引退〟することはできません。

 僕の好きな言葉に「負けなければおのずと勝ちとなる」があります。防御力の高い〝守る投資〟をすれば負けることは減り、それが必然的に勝ちにつながるのだと思います。

ポートフォリオの見直し

今年、最大で15億円勝っていたが、ピーク時からは5億円を減らし、10億円を利益確定済み。そのうち2億円は税金となるので、実質8億円の資産増となった。この8億円のうち6億円を配当狙い株に投資し、ポートフォリオを見直したという。現在、配当狙いの株に資産の約4割に当たる20億円ほどを投資、年間の予定配当額はついに1億円を突破した。

テスタさんの考える2つの守る投資術

テスタさんがアドバイス!これからの投資戦略

インフレへの警戒感が高まっているが、そもそも「物価は上がるもの」で、そのための備えをすべき。何もしないでいると、物価上昇分だけお金の価値は目減りしてしまう。基本的には物価は上がるが、長い目で見れば米国株を筆頭に株価も上がっていくので、安くなった局面で配当狙いの株を増やすなど、リスクが少なく、物価上昇に負けない投資を行なっていくべき。

 

 

取材・文/向井翔太 編集/廣 健吾

DIME11月号の特集は「値上げに負けない!攻める節約と守る投資」

DIME11月号は「攻める節約、守る投資」の大特集。特別付録は、キャンプ、BBQ、防災用、ジム、サウナ、さらに、エコバッグとしても使える10L大容量の「ドラえもん DRY BAG」です。IPX6相当の防水性能で、大事な荷物が雨や水しぶきで濡れるのを防いでくれるスグレモノ。密封性が高いので、湿ったり汚れたりした衣類などをしまうのも安心。雨が降りそうな日に自転車で移動する時にも便利です。

キャンプやジム、サウナといった時に重宝するほか、水の備蓄や停電時のランタンとしても使えるなど、ドラえもんの”ひみつ道具”みたいに便利なアイテム! 雑誌の付録とは思えないクオリティーの「ドラえもん DRY BAG」をぜひ、ご活用ください!

■最新号の大特集
不透明な時代を生き抜く賢いお金の増やし方を詳解
攻める節約 守る投資

●貯金は9割「米ドル」に回す
●GAFA株よりNTT株
●都心マンションより「ボロ戸建て」
●1日500円の仮想通貨積立
●副業で光熱費カット
●目からウロコの節税テク
●今すぐ解約すべき生命保険 and more!

【Amazonで買う】

【セブンネットショッピングで買う】
https://7net.omni7.jp/detail/1237826508

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年6月14日(金) 発売

DIME最新号の大特集は「スマホ時代デジタルデトックス!脳疲労解消法」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。