大人向きハッピーセット「カクタス・プラント・フリー・マーケット・ボックス」を実食
米マクドナルドより期間限定で大人向きのハッピーミール「Cactus Plant Flea Market(カクタス・プラント・フリー・マーケット)ボックス」が登場!アメリカでは驚くほど売れているこの「大人向きハッピーミル」を購入。そのボックスの中身を紹介する。
大人をターゲットにした「ハッピーセット」
「Cactus Plant Flea Market」と聞いて、ピンと来た人はかなり通な人だろう。アメリカに住む筆者も実は恥ずかしながらこのセットが出るまでこのブランドのことを知らなかったが、シンシア・ルー氏がデザインするアメリカのストリートブランド名。
「CPFM」とも呼ばれるこのブランドは、ファレル・ウィリアムズやカニエ・ウェストなどセレブから愛されており、ナイキなど大手ブランドともコラボ商品を手掛けている今勢いがあるハイエンドストリートアパレルブランドなのだ。
そんな人気ブランドと米マクドナルドがコラボレーションした今回の商品。
「大人向け」というだけあり、セット内容はボリューミー。
通常のキッズ向きのハッピーミールは、ハンバーガーか4もしくは6ピースのチキンマックナゲットにキッツサイズのフライドポテトだが、「カクタス・プラント・フリー・マーケット・ボックス」は、ビックマックもしくはチキンマックナゲット10ピースのどちらかを選択。それに、Mサイズのフライドポテトとドリンクがセットになっている。
そして、私たち大人が子供ころよく目にしていた懐かしいマクドナルドのキャラクター「ハンバーグラー」「グリマス」「バーディー」と「CPFM」がデザインした「カクタス・バディ」の4つのフィギュアのうちのどれか1つが入っている。
実際オーダーしてみた!
筆者がオーダーしたのは、発売3日後の10月5日だったが、近くのマクドナルド店ではすでに売り切れており、車で20分ほど走らせたところでしかもう販売されていなかった。
アプリでオーダーして、店舗にピックアップに行ったが、駐車して店内に入るまですれ違う人のほとんどが「カクタス・プラント・フリー・マーケット・ボックス」を持っており、数個持ち帰っている人もいた。
店内でも「カクタス・プラント・フリー・マーケット・ボックス」をオーダーしている人が多く、人気の高さを肌で感じた。
今回、私はチキンマックナゲットを選択。ドリンクはエクストラ80¢を加えてコーヒーをオーダー。タックス込みで$15.38。円安の現在$1=144円で計算すると2000円以上になり決して安くはないが、それでも売り切れるほどの人気だった。
「CPFM」がデザインしたボックスはカラフルでスタイリッシュ。持ち手はマクドナルドのマークになっており、マクドナルドらしいビビットカラー。そのボックスだけをアメリカ版のメルカリで販売している人もいるほど、そのボックスにも注目が集まっている。
アプリでオーダーすれば「CPFM」とマクドナルドのコラボアパレルなどが当たる
この「CPFM」と「マクドナルド」のコラボは「大人向けハッピーミール」だけでなく、アパレルも期間限定で販売されている。値段は決して安くないが、プレミア感があり、なによりかわいい。
そして、アプリで「カクタス・プラント・フリー・マーケット・ボックス」をオーダーすると、自動的にこのコラボ商品のTシャツやフーディーが抽選で当たる仕組みになっており、ダブルに楽しみがある点も魅力だ。
コレクター心をくすぐり大盛況
「カクタス・プラント・フリー・マーケット・ボックス」の内容は、普通のビックマックとチキンマックナゲットなので食べ物に関しては特別感はないが、フィギュアはコレクター心をくすぐる。
今回私のボックスには「カクタスバディ」が入っており、夫の中には「ハンバーグラー」が入っていた。私が思っていたよりこのフィギュアは大きく高さ11㎝ほど。自立でき飾って置きたくなるサイズ感だった。
ボックスの中にはどれが入っているかわからないワクワク感と、「4つ揃えたい!」というコレクター心に火を付けられるが、ターゲットを大人にした「おまけ」は、懐かしいキャラクターを採用したことと、流行のハイエンドブランドを採用したことの相乗効果で人気が出ているように思える。
ただし、ネガティブな意見もあり
先ほども述べたが、この商品の値段は決して安くない。タックスを含めず何も追加料金がなくとも、ビックマックセットで$10以上。同じ内容の通常のビックマックコンボよりフィギュア分だけ割高で、フィギュア目的ではない場合は通常のコンボの方が断然お得になる。
また、このキャンペーンでスタッフが忙しくなったことで、SNSで「これをもう買わないで」と訴えるスタッフも出てきているという。
期間限定10月30日まで
海外旅行へのハードは下がりつつあるが、円安が続く現在。アメリカへの旅はまだハードルが高いのかもしれないが、このキャンペーンは今月いっぱい。定期的に追加しているようなので、売り切れが続くことはないようだが、午後は売り切れることが多いため、購入する場合は午前中がおすすめ。
この期間にアメリカ旅行を予定している人は、話のネタに「大人向きハッピーミール」をゲットしてみてはいかがだろうか?
文/舟津カナ
編集/inox.