ドコモ、KDDI、ソフトバンクに次ぐ、第4のキャリアとして、通信サービスを提供する楽天モバイル。サービス開始から、「1年間基本料金無料キャンペーン」や、「0円スタートの従量制プラン」を提供するなど、多くの話題を呼んでいる通信キャリアです。
執筆時点(2022年10月上旬)では、0円スタートの従量制プラン「Rakuten UN-LIMT VI」の新規受け付けを終了しており、現在新たに契約できるのは「Rakuten UN-LIMIT VII」のワンプランとなります。
本記事では、「Rakuten UN-LIMIT VII」の詳細や対応機種、サービス提供エリアなどを紹介していきます。
目次
楽天モバイルから提供中の「Rakuten UN-LIMIT VII」ってどんな料金プラン?
新規受け付け中の「Rakunten UN-LIMIT VII」は、月のデータ通信量0GB~3GB以下の場合は1078円、3GB~20GBまでは2178円、以降は上限なしで3278円となっています。前プランから従量制の形を引き継ぎつつ、0GB~1GBの0円を廃止した形となっています。
執筆時点では、楽天モバイル契約者が楽天市場で買い物をした場合、ポイントが+1倍、また、楽天モバイルキャリア決済の利用で+0.5倍(ダイヤモンド会員なら+1倍)となるため、楽天市場での買い物が多い人は、お得にポイントを貯められます。
また、2022年11月1日からは、楽天モバイルのSPU、楽天回線利用、ダイヤモンド会員といった特典が統合され、楽天モバイルのSPUが最大+3倍となります。
Rakunten UN-LIMIT VIIに初めて申し込みをする場合、「Rakuten Link」を用いて10秒以上の通話を発信するといった条件を満たすと、楽天ポイントが3000ポイント還元されるキャンペーンも開催中。キャンペーン終了時期は未定となっています。
楽天モバイルの「Rakunten UN-LIMIT VII」はテザリングも無制限?
スマートフォンと、PCやタブレットといった外部機器を、Wi-FiやBluetooth経由で接続し、インターネットが利用できるようになる「テザリング」機能。Rakunten UN-LIMIT VIIの場合、特別な申し込みや、追加料金なくテザリングの利用ができます。
テザリングで使用したデータ通信量は、スマートフォンで使うデータ通信量と共通で蓄積されていきます。Rakunten UN-LIMIT VIIは従量制プランなので、使うほど月々の支払料金が上がると考えられますが、通信量の上限はありません。
楽天モバイルの「Rakunten UN-LIMIT VII」の対応機種は? iPhoneシリーズは使える?
楽天モバイルの「Rakunten UN-LIMIT VII」に乗り換える際、今使用しているスマートフォンや、新しく購入したSIMフリースマートフォンが使用できるのか、気になる人も多いでしょう。
楽天回線の対応製品は、下記URLより確認できます。スマートフォンメーカーごとに確認できるので、使用したいスマートフォンをすぐ探せるようになっています。
【参照】楽天モバイル/楽天回線対応製品
メジャーどころでいうと、iPhoneシリーズは「iPhone 6s」以降から対応。一方、Galaxyシリーズは「Galaxy Z Flip4」「Galaxy S10」など、楽天モバイルより販売されたことのある端末のみが対応機種となっています。
ただし、一部モデルは、楽天モバイルで購入した製品以外は保証の対象外になるとのこと。また、楽天回線に対応した製品であっても、海外版を使用する場合、うまく通信ができない場合もあるようです。
楽天モバイルから発売されているスマートフォンの種類
執筆時点で楽天モバイルから直接販売されているiPhoneは、最新の「iPhone 14」シリーズや、前モデルの「iPhone 13」シリーズ、「iPhone SE(第3世代)」、「iPhone 12」の計10モデルとなります。
Androidスマートフォンの種類も拡充されており、楽天モバイルのオリジナル端末のほか、「Xperia 5 IV(2022年10月下旬以降発売)」や「Galaxy Z Flip4」といったハイエンドスマートフォンから、「OPPO Reno7 A」や「AQUOS sense6」といったミドルレンジスマートフォンなど、様々な選択肢が用意されています。
楽天モバイル「Rakunten UN-LIMIT VII」が利用できるエリアは?
執筆時点では、楽天モバイルが利用できる「楽天回線エリア」は人口カバー率97%を突破。日本全国、多くの地域で利用できるようになってきています。
また、楽天モバイルはキャリアサービス開始当初から、楽天回線が届かない場所にて、auの回線に接続できる「ローミングサービス」を提供していますが、楽天回線エリアの広がりと同時に、ローミングエリアを縮小しています。
詳細な楽天回線エリア、ローミングサービスエリアは下記URLからご確認ください。
【参照】楽天モバイル/通信・エリア
※データは2022年10月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/佐藤文彦