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大画面に大容量バッテリーを搭載!機能満載でお得感のあるガーミンのスマートウォッチ「Venu Sq 2」

2022.10.05

近ごろのスマートウォッチは、健康管理の機能が当たり前のように搭載されていますが、それから一歩進んだ自分の体力レベルを”数値化”する機能をもったデバイスが登場。「最近、疲れがとれないなぁ」なんて思っているビジネスパーソンにおすすめしたいのが、ガーミンの最新スマートウォッチ「Venu sq2(ヴェニュー エスキュー2)」です。

上位モデルに採用された最新機能を搭載

ガーミンといえば、正確なGPS、ロングバッテリー、健康管理の機能を搭載したデジタルデバイスのブランドとして有名。そのガーミンから登場したのが、ライトユーザーでも操作しやすい最新モデル「Venu sq 2」です。一般的なスマートウォッチと同様に、メールの通知、心拍数の計測機能を搭載。その上にガーミンが得意とする正確なGPSをもっているため、ランニングや自転車などを行う際には、距離やペースを正しく計測します。

さて注目の機能は、前述の”体力を数値化する”ボディバッテリーです。これは自分をバッテリーに見立てて、1日の活動具合によって増減する100から0までの数値を表すものです。

睡眠をとると、バッテリーの数値が回復。上の画像の場合は、前日の夜から睡眠によって「+43」がチャージされて、日中の活動によって体力消費は「-23」であることを表しています。デスクワークをしているだけでも、ボディバッテリーの数値は減っていくが、もちろん運動をしてもその強度によって減少していく。

さてこの日、半分くらいまでしかボディバッテリーがチャージされなかったのは睡眠がうまくとれていなかったため。寝る直前まで飲酒していたこともあり、睡眠の質はかなり低下していました。自分の感覚としても、朝起きたときにあまりすっきりしていないし、疲労感もしっかり残っていました。この日は時計の表示と自分との感覚が合っていましたが、この日以外もあまりズレがないのには驚かされました。

しかも優秀なのが、睡眠の質を高めるためのアドバイスまでしてくれるところ。日中のストレスレベルが高まった時には、”呼吸トレーニング”も用意されているので、1~2分で緊張状態を緩和することもできます。

ここまで紹介したボディバッテリー、睡眠の質を計測するのは、時計背面の心拍センサーを使って行います。24時間継続して、心拍数や呼吸数も計測できます。もちろん、運動中には心拍数を計測して運動強度を表示します。

あと使ってみて便利だったのは心拍やストレスレベル、呼吸数をまとめて計測する「ヘルススナップ」。2分間で簡単に体調がチェックできる機能です。

3つ並んでいる数値は左からストレスレベル、心拍数、呼吸数です。1日の中で決まった時間に継続的にチェックすることで、体調の変化にも気づきやすくなります。

ランニングでも使用してみた

搭載されているGPS機能をテストするべく、趣味のランニングをしてみました。まずGPS捕捉のスピードですが、起動させてわずか20秒ほどで、現在位置を捕捉。他メーカーのスマートウォッチも使用していますが、この捕捉スピードはトップクラスだと思われます。

“捕捉待ち”でイライラすることもなく、ランニングをスタート。比較的画面サイズが大きいため、走っているときの視認性も高く、この場面でもストレスはなし。また表示する数値を自分の好みに合わせてカスタマイズできるところも、スポーツユーザーのことを考えたガーミンらしいところです。

これらの計測したスポーツデータは、専用のアプリ「コネクト」でも確認できます。距離、タイムなど基本的なもののほか、ストライドやピッチなどランニングのレベルアップに使えるデータも確認できます。また今回テストしたランニングのほか、サイクリングやプールスイミングなど25種類以上のスポーツにも対応します。

その日行ったスポーツの記録とともに、1週間でどれくらいアクティビティを行ったかの管理も可能。貯金残高がたまっていくように、数字が積みあがっていくのが楽しく、運動習慣のない人の三日坊主の回避にもつながりそうです。

本体は薄型で邪魔にならないサイズ

ここまでは健康管理の機能について、紹介してきましたが、小型で邪魔にならない本体&デザインについても紹介します。

前述のとおり、このVenu sq2は初めてスマートウォッチを使おうと思っている人に向けたエントリーモデルという位置づけです。睡眠中に取り付けても邪魔にならないようなW40.6 x H37.0 x D11.1 mmの薄型でありながら、前モデルから1.4インチにサイズアップした画面を採用。スクエア型のAMOLEDディスプレイは、解像度が高く細かい数字などの視認性はかなり良くなっています。

本体の右側にはボタンが2つ。タッチパネルとボタンで操作を行います。直感的な操作ができるので、はじめてスマートウォッチを使う人もすぐに操作に慣れると思います。

使いきれないほど用意されているウォッチフェイスや、メールやSNSの通知機能のほか、Suicaにも対応。手ぶらで買い物したり、電車にも乗車ができます。ランニング時でも時計ひとつで出かけられるのは、自分にとってかなりありがたい機能です。

気になるバッテリーのもちですが、かなりのスタミナの持ち主。タッチパネル式の時計は電力消費が多そうなイメージがありますが、カタログスペックでは通常使用のスマートウォッチモードで、なんと最大11日間、GPSを駆動させたモードでは26時間駆動可能とあります。

GPSモードで実際に使用してみると・・・フルチャージの状態から、約7時間ほど使用したところバッテリーの減りは3%ほど。大体カタログ通りといった感じなので、充電についての心配はしなくてもよさそうです。

ちなみに充電ケーブルは、GARMINの他のモデルと共通のもの。すでにGARMIN製品を使用しているユーザーにとっては、意外とこれ、ありがたかったりします。

直感的にできる簡単な操作性に加えて、上位モデルに搭載されたばかりのボディバッテリーなどの機能が採用されたVenu sp 2。さらに見やすさ、使いやすさとサイズのバランスがいいディスプレーを採用し、いろいろな角度から見ても使いやすいモデルだと思います。

今回紹介したVenu sq2の価格は3万9800円、音楽再生機能がついた「Venu sp2 Music」で4万5800円。一方、最新のApple Watchの8世代目は5万9800円と少しだけお手頃です。健康管理やスポーツシーンで使うには、Apple Watchよりもかなり高機能で、満足できるスマートウォッチです。

主な製品仕様

価格:3万9800円
ディスプレイタイプ:AMOLED
ディスプレイサイズ:対角1.41インチ
サイズ:40.6×37.0×11.1mm
稼働時間:
スマートウォッチモード:約 11 日間
マルチGNSS+音楽再生モード:約 7 時間
GPSモード:約26時間
マルチGNSSモード:約20時間

Garmin Venu sq2
www.garmin.co.jp/

取材・撮影/今 雄飛(こんゆうひ):ミラソル デポルテ代表。スポーツブランドのPR業務を行うかたわら、自転車、トライアスロン、アウトドア関連のライターとしても活動中。趣味はロングディスタンスのトライアスロン

 

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