20〜40mmのズーム全域で大口径F2.8を達成しながら長さ86.5mm、重さ365gを実現
タムロンは、フルサイズミラーレス一眼カメラ対応のソニーEマウント用大口径標準ズームレンズ「20-40mm F/2.8 Di III VXD (Model A062)」を10月27日に発売する。価格は118,800円。
「20-40mm F/2.8 Di III VXD」は、普段使いに最適な携帯性を徹底的に追求した、ソニーEマウント用の大口径標準ズームレンズ。20mmから40mmのズーム全域で大口径F2.8を達成しながら、長さ86.5mm、重さ365gとフルサイズミラーレス用ソニーEマウント大口径ズームレンズにおいて最小・最軽量サイズを実現(2022年8月現在。タムロン調べ)。小型・軽量設計で、カメラグリップやジンバルなどに装着してもバランスが良く、良好な取り回しが可能なため、静止画撮影だけでなく、Vlogなどの動画撮影にも活躍する。
もちろん、画質にもこだわっており、レンズ構成は11群12枚で、4枚のLD (Low Dispersion : 異常低分散)レンズ、2枚のGM (ガラスモールド非球面)レンズ、1枚の複合レンズというように特殊硝材を贅沢に採用し、ズーム全域で高い画質を実現している。
さらに、AF駆動には静粛性・俊敏性に優れたリニアモーターフォーカス機構VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)を採用し、高速・高精度なAFを実現。広角端で最短撮影距離0.17m、最大撮影倍率1:3.8と近接撮影能力も高く、ワイドマクロのような撮影も可能だ。
そのほか、ソニー製カメラに搭載されている「ファストハイブリッドAF」「瞳AF」など各種カメラ機能にも対応。新レンズデザイン採用により、操作性や耐擦傷性も向上している。
主な仕様は、焦点距離が20~40mm(35mmフルサイズミラーレスカメラ使用時)、明るさがF2.8。最短撮影距離が0.17m(WIDE)/0.29m(TELE)、最大撮影倍率が1:3.8(WIDE)/1:5.1(TELE)。絞り羽根が9枚(円形絞り)。最小絞りがF22。フィルター径が67mm。最大径がφ74.4mm、長さが86.5mm。質量が365g。
構成/立原尚子