テレワークで便利に使える文具の流れは今年さらに加速。テレワークが常態化したことで見えてきた不便を新しいニーズと捉え、メーカーの開発競争が活発化している。新しい機能を搭載したニッポンの最新文具を厳選した。
キーワードはシームレス・PC前・エコ【記す ノート】
コロナ禍で最もわかりやすく進化したのがノートだ。オフィスのようなスペースがない自宅でも使えるようコンパクト化し、さらにPC前のスペースを有効活用する横長の形状が続々と発売された。NOLTYは手帳のノウハウを落とし込み、PC作業と並行して情報整理ができる横長のノートを投入。マルマンはコロナ前から人気だったルーズリーフの横長のミニサイズを、オフィスでも自宅でもシームレスに使えるデザインへと進化。OGUNOは大判シートを持ち運び可能にし、場所を選ばず使える。MeBoは収納ケースにホワイトボードが搭載された2 in 1。繰り返して使えるホワイトボードを持ち運ぶことでメモ用紙を使わずに済むエコな一面がある。
ブレストからプレゼンまで自由に使えてラクに持ち運べる変形ノート
OGUNO『A4→A1note』各990円
中紙を広げると、A4サイズのノートがA1サイズの大判シートに変形するノート。表紙付きなのでシートが傷つきにくく持ち運びが簡単。肉厚の紙を採用しているので繰り返し使える。
A4用紙8枚分のA1サイズは会議でのアイデア出しやグループワーク、プレゼンに最適。折りたためるので保存性も高い。
「プレーンシート」は無地、「目標達成シート」は9分割、「思考・アイデアシート」は思考整理用。
ベスポジはPCの手前!モニターを見ながら書ける省スペース対応の横型ノート
NOLTY『NOLTY ノート 横型スリム』各770円
ノートPC前などの狭いスペースで使えるミニノート。オンライン会議やPC作業をしながら、スムーズにメモがとれる。NOLTY手帳でも使用しているオリジナルの手帳専用紙を採用。
フォーマットは2種類!
「横罫クロス」は見出し線を活用して文字情報を整理できる。「方眼マトリクス」は三角のガイドを活用して4分割のマトリクスが作れる。
PC作業と併用できる人気の「ルーズリーフミニ」専用の新設計バインダー
マルマン『ジウリス ミニ』各2750円
片手サイズでPCのキーボード前にフィットし、省スペースで使えるバインダー。スリムなデザインながら筆記用紙100枚程度が収納可。ゴムバンド付きで携帯しやすいのもいい。
バインダーは触り心地のよいPU素材。トレンドのくすみカラーは、オンオフ問わずに使いやすい。
折って・広げて使える限定ペーパーを装備
インデックス、ファスナー付きポケット、広げると倍の大きさになる「ルーズリーフミニ ワイド」が5枚付属。
ホワイトボードを融合したかつてない大容量書類収納ケース
MeBo『MeBo ラグジュアリーモデル「ブック型」』各6930円
フタの裏側にホワイトボードを搭載。書類の収納や持ち運びが簡単にできるほか、とっさのメモやToDoの記入も可能。荷物をまとめられるので、社内の移動時などでも重宝する。
収納スペースは『MacBook Air』対応
A4の書類が収納できるサイズなので、A4サイズのノートPCやタブレットなども収納して持ち運べる。
取材・文/渡辺和博
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2022年8月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。