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使い勝手のよさは「iPad mini」以上!7.6インチの折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold4」の侮れない実力

2022.10.04

折り畳みスマートフォン「Galaxy Z」シリーズから、2022年9月29日に「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」の2モデルが発売。ナンバリングの通り、これで第4世代となります。

2021年に発売された前モデルより、IPX8の防水性能を持ち、おサイフケータイ機能に対応。大画面モデルの「Galaxy Z Fold3 5G」では、専用の「Sペン」での操作が可能となるなど、飛躍的な進化が見られています。

折り畳んだ状態では外側のカバーディスプレイを、一般的なスマートフォンのように使用でき、開けばタブレットのような大画面が楽しめる“一石二鳥”な端末。折り畳み機構はもちろん、スマートフォンとタブレットの両方のニーズをカバーするソフトウエアの作りこみなどが注目ポイントです。

画面サイズが8.3インチ、Wi-Fi + Cellularモデルで重量が297gのiPad miniより、7.6インチ・263gとコンパクトで折り畳める「Galaxy Z Fold4」の実力を検証します。

デザイン・ディスプレイ

Galaxy Z Fold4最大の特徴は、開いた状態で約7.6インチの大画面ディスプレイを折り畳むデザイン。ディスプレイ解像度はQXGA+となっており、1Hz~120Hzのリフレッシュレートに対応しています。前モデル同様、Sペンでの操作にも対応しており、Sペンを収納できる専用カバーも発売されます。

折り目部分は、指でなぞるとへこんでいることがわかりますが、コンテンツを表示している際に、特別目立ってしまう印象はありません。今回は数日間しか試せていませんが、使用している限り耐久性に不安を感じるシーンもありませんでした。

大画面ディスプレイの使い方は様々ですが、個人的には、複数のアプリを同時に起動する「マルチウィンドウ」が便利に感じています。動画を見ながらSNSの反応を調べたり、マップを開いて道順を確認しながら、チャットで友人と連絡を取ったりと、組み合わせ次第で生産性は格段に上がる印象です。

一般的なAndroidスマートフォンの多くにも、2つのアプリを画面の上下に分けて起動する、画面分割機能が搭載されていますが、6インチ台の端末では、片方のアプリの視認性が悪くなってしまいます。画面サイズが広がるだけで、アプリ1つ1つの使い心地は大きく変わると、改めて感じています。

Galaxy Z Fold4(左)と6.7インチスマートフォン(右)。動画のサイズは大きく変わらない印象を受ける。

大画面ディスプレイを活かし、動画視聴を楽しむのもGalaxy Z Fold4の魅力ではありますが、これはコンテンツによって使用感に違いが生まれます。例えば、下図のようにYouTubeを全画面表示すると、コンテンツの比率に合わせて黒帯が入るため、実際に動画が再生されている範囲は、6.7インチディスプレイを搭載したスマートフォンとあまり変わりませんでした。持ちやすさという観点でいえば、Galaxy Z Fold4の有用性は薄いとも思えてしまいます。

ただし、全画面表示ではなく、通常のサイズ感で動画を再生した際の、再生領域の広さは圧倒的。YouTubeアプリでは、本体を横持ちすると、右側に次の動画の候補一覧が表示されるなど、PCライクなデザインに切り替わるため、操作しやすくなっています。

ディスプレイを折り畳んだ状態では、外側に配置されている、約6.2インチのカバーディスプレイにて、すべてのアプリが起動できます。閉じたまま使用する場合、厚さが約14.2mmとなりますが、横幅はわずか約67mmと細く設計されているため、手にしっかりなじみ、握りやすい印象です。ただし、質量は約263gと、スマートフォンとしてはヘビー級であるため、長時間の利用では手首に疲れを感じる人もいるでしょう。

カレンダーアプリも視認性を損なわないアスペクト比で表示可能

カバーディスプレイは細いと紹介しましたが、前モデルと比較すると若干横幅が広く、縦幅が狭くなっています。前モデルでは、極端に縦に長いデザインだったこともあり、表示するアプリの比率が少し使いづらいものも多かったのですが、本モデルでは一般的なスマートフォンに近い比率になっているため、カバーディスプレイの使用感も向上しています。

カメラ

アウトカメラは、広角約5000万画素、超広角約1200万画素、望遠約1000万画素の3眼構成、インカメラはカバーディスプレイ側が約1000万画素、メインディスプレイ側が約400万画素で、それぞれパンチホール型のシングルレンズとなっています。メインディスプレイ側のインカメラは、前モデル同様に埋め込み式になっており、コンテンツの表示を邪魔しないのも特徴です。

よく確認するとインカメラが埋め込まれていることがわかる

特徴的なのがアウトカメラの広角レンズの進化。前モデルでは、1200万画素だったのに対し、5000万画素へ大幅に強化されることで、より精細な写真が撮影できるようになっています。

以下はすべて、Galaxy Z Fold4にて撮影し、掲載用にサイズの調整のみを行った写真となります。

光学3倍ズーム

10倍ズーム

30倍(最大)ズーム

超広角撮影

Galaxyのスマートフォンらしく、色味を強く補正した、派手目な仕上がりが特徴。スマートフォンカメラの特徴ともいえる、簡単にきれいな写真が撮影できるカメラが、折り畳み端末でも利用できるのが魅力です。

また、カメラアプリ使用時には、右側に一般的なスマートフォンと同様のカメラ画面を表示し、左側に撮影した写真のプレビューが表示されます。タブレットに近い大画面を活かしたデザインとなっており、写真撮影後にアプリを切り替えて、仕上がりを確認する手間が省けるのは便利です。

折り畳みのギミックを活かし、角度を自由に調節できる「フレックスモード」にて、ディスプレイの片側を立ち上がらせることで、スマートフォンスタンドなどを使わなくても自撮りが行えます。各社の折り畳みスマートフォンを見ると、本端末と同様に自由に角度を調節できる端末と、閉じるか180度開くかのどちらかしか行えない端末に分かれますが、角度調節ができると使い方の幅が広がることを、今回改めて感じています。

また、カバーディスプレイに撮影する画面を写し、アウトカメラにて自撮りが行えるのも、フォルダブルスマートフォンならではの使い方です。Galaxy Z Fold4より強化された広角カメラをインカメラのように使用できるため、きれいなポートレート写真の撮影などが行えます。

ソフトウエア・性能

初期搭載OSは、Android 12をタブレットやフォルダブルスマートフォン向けにカスタマイズした、「Android 12L」。ちなみに、Android 12Lをプリインストールしたスマートフォンは、世界で初めてとなります。

Android 12Lでは、通知やコントロールパネルのデザインが大画面向けに設定されているほか、画面下部に「タスクバー」を表示できるのが魅力。アプリを全画面表示している時でも、下から上にスワイプするとタスクバーが表示されるので、よく使うアプリに簡単にアクセスできます。

大画面を活かし、画面を分割して複数のアプリを表示するのも便利。2つのアプリを上下、左右に表示できるだけでなく、3つのアプリを同時に起動することも可能となっています。

搭載CPUはSnapdragon 8+ Gen 1という、現行の最上位チップセットを採用。2022年春に発売された、「Galaxy S22」シリーズに搭載されているSnapdragon 8 Gen 1よりも上位のチップとなっており、マルチウィンドウ機能も快適に動作します。

搭載メモリは12GB、ストレージは256GBで、こちらもハイエンドスマートフォンにふさわしい容量を確保。バッテリーも、4400mAhの大容量となっています。

また、前モデルと同様にIPX8の防水に対応しており、おサイフケータイ機能も利用可能。生態認証は指紋認証と顔認証の両方に対応しています。

前モデルからの進化として、eSIMに対応した点が挙げられます。近年は、基本料金0円で契約できる料金プランが登場していることもあり、サブ回線を契約している人も多いはず。1台のスマートフォンで2つの電話番号を管理できるのは、ありがたいポイントです。

洗練された折り畳みスマートフォンGalaxy Z Fold4! 気になる販売価格は?

防水やおサイフケータイ機能の対応など、進化の幅が大きかった前モデルに引き続き、カバーディスプレイの使用感の向上や、広角カメラの強化、カバーディスプレイの使用感の向上など、着実に使い勝手が増しているGalaxy Z Fold4。

取り扱いキャリアはドコモとauとなり、販売価格はドコモ版が24万9700円、au版が24万9960円となります。それぞれ端末返却プログラムを使用し、約2年使用した場合は、実質負担額が約15万円となりますが、それでも安価とはいえない価格ですが、一般的なストレート型のスマートフォンと比較すると、マルチウィンドウの利便性や大画面、折り畳みを活かした目新しい機能に楽しさを感じるスマートフォンに仕上がっています。

本体サイズ、質量でいえば、iPhone 14 Pro MaxとiPad miniの隙間を埋めるサイズ感。さらに折り畳みというギミックを加えることで、ポケットに入れて持ち運べる携帯性が魅力。ギーク向けの端末にとどまらず、そろそろ買いのモデルになってきたのは間違いないところでしょう。

取材・文/佐藤文彦


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