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バッテリーが大容量になって使い勝手も向上!コンパクトサイズのハイエンドスマホ「Xperia 5 IV」に死角はあるか?

2022.10.05

ソニーのスマートフォンブランド「Xperia」はここ数年、夏ごろに6.5インチディスプレイを搭載したフラッグシップモデルの「Xperia 1」シリーズ、秋ごろに6.1インチディスプレイを搭載したコンパクトハイエンドモデルの「Xperia 5」シリーズが登場しています。

2022年も通例通り、夏モデルとして「Xperia 1 IV」がドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアより発売中。さらに、2022年9月1日には、新たに「Xperia 5 IV」が発表されました。日本国内での発売は2022年10月中旬以降、順次となっており、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの4キャリアにて取り扱われます。

Xperia 5シリーズといえば、コンパクトなデザインとハイエンド仕様が特徴。近年のスマートフォンは、ハイエンド、ミドルレンジ、エントリークラスを問わず、大画面化が進んでいることもあり、“片手でも手軽に持てるハイエンド端末”はレアなのも事実。小さくてパワフルなスマートフォンが欲しいというユーザーにとっては、数少ない選択肢の1つとなります。

本記事では、発表会にて紹介された、Xperia 5 IVの特徴や、前モデルからの進化ポイントを紹介していきます。

6.1インチのコンパクトボディは今年も健在!

Xperia 5 IVのディスプレイサイズは6.1インチで、前モデルと同等のコンパクトサイズ。加えて、近年のXperiaブランドの特徴でもある、21:9という縦に長いアスペクト(画面の縦横比率)を採用しているため、握りやすさが魅力。また、わずかな差ではありますが、横幅、奥行ともに前モデルより1mm短くなっています。

ディスプレイは有機ELとなっており、解像度はFHD+。Xperia 1 IVでは4K画質に対応していることを踏まえると、スケールダウンした部分とも取れますが、画面サイズを考量すれば十分な解像度といえます。

画面が1秒間に書き換わる回数を示す「リフレッシュレート」は最大120Hzとなっており、ここは前モデルと共通。ただし、画面の輝度が最大50%向上しているため、屋外での視認性が上がっているとのことです。

デザイン面での大きな変更点として挙げられるのが、側面の形状です。Xperia 5 III以前のXperia 5シリーズでは、側面がラウンドしていたのに対し、Xperia 5 IVでは、側面がフラットでエッジ部分がわずかに湾曲したデザインとなっています。よりXperia 1シリーズに近づいたといえるかもしれません。

搭載CPUは順当に進化! バッテリー容量もUP!

搭載されるCPUは、Xperia 1 IVと共通の「Snapdragon 8 Gen 1」。順当に2022年のハイエンドチップセットが採用された形となります。

スペック面で向上したのが、バッテリー性能。前モデルが4500mAhだったのに対し、本モデルでは5000mAhに大容量化しました。コンパクトさが売りの端末ながら、大容量バッテリーを搭載することで、長時間駆動に期待ができます。

また、Xperia 5シリーズとしては初めて、Qi規格のワイヤレス充電や、ワイヤレス充電対応のイヤホンなどに給電できる「おすそわけ充電」に対応しました。

Xperiaシリーズの特徴でもあるオーディオ性能も強化。新構造のスピーカーユニットが搭載されており、音を再生する際に発生する筐体の振動を抑え、音圧を向上させています。加えて、ワイヤレス接続でもハイレゾ級の音質で楽しめる「LDAC」や、通常のステレオ音源を立体的なサウンドに変換する「360 Upmix(サンロクマル アップミックス)」にも対応。本体上部には、3.5mmイヤホンジャックも備えています。

また、Xperia 1 IVより新たに搭載された「Music Pro」にも対応。これは、録音した音をクラウドにアップし、ノイズを除去したデータを保存できる機能で、屋内外問わず、きれいな音を録音できる機能。名前の通り、プロ向けの機能ではありますが、Xperia 1シリーズの新機能が、Xperia 5シリーズにもしっかり引き継がれているのがポイントです。

カメラスペックは若干のグレードダウンもあり

リアカメラは焦点距離16mmの超広角、24mmの広角、60mmの望遠レンズの3眼構成。前モデルと比較すると、望遠レンズが70mm・105mmだったため、若干グレードダウンした形。超広角、広角レンズには変化がありません。

とはいえ、グレードダウンは一般的に使用頻度の低い望遠レンズのみとなっており、本モデルでも「リアルタイム瞳AF(オートフォーカス)」といった、Xperia特有の機能は踏襲。また、Xperia 5シリーズとしては初めて、任意の被写体を追従し、AFを合わせ続ける「リアルタイムトラッキング」機能に対応しています。

動画撮影機能としては、「瞳AF」や「オブジェクトトラッキング」に対応しており、4K 120fpsにて、最大5倍のスローモーション撮影が可能。近年のハイエンドスマートフォンらしく、高性能なカメラスペックといえます。

コンパクトモデル好き待望の最新ハイエンドスマートフォン! 各キャリアからの発売に期待

Xperia 5シリーズらしく、6.1インチのコンパクトディスプレイに、Xperia 1 IVに引けを取らない高性能を詰め込んだXperia 5 IV。前モデル同様、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアで取り扱われるのに加え、楽天モバイルでも新たに採用されているため、契約回線を気にすることなく選べる端末としても魅力的です。

執筆時点(2022年9月下旬)にて公表されている、各キャリアでの販売価格、発売日は以下の通りです。

ドコモ   :2022年10月中旬以降発売予定、価格未定
au     :2022年10月下旬以降発売予定、価格未定
ソフトバンク:2022年10月下旬以降発売予定、価格未定
楽天モバイル:2022年10月下旬以降発売予定、11万9900円

執筆時点では、楽天モバイルのみが価格を発表。楽天モバイルの場合、他キャリアよりも本体価格が安価に設定されることが多くありますが、近年のハイエンドスマートフォン市場を見れば、比較的安いといえる値段になっています。

バッテリーの大容量化や、オーディオ機能の強化など、使い勝手が向上しているので、Xperia 5シリーズ愛用者のみならず、コンパクト×ハイエンドのスマートフォンを探しているという人におすすめとなっています。

取材・文/佐藤文彦

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