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プロの技と仕上がりを再現できるか?軽くてコンパクトなReFa「ビューテック ドライヤースマート」の実力を検証

2022.09.30

美容ローラーや美顔器、ヘアケア製品、シャワーヘッドなど、美容のプロたちをも唸らせるほど画期的な商品を開発・販売する『ReFa(リファ)』。7月に配信した記事「ReFa コラボ 夏のスペシャル頭皮美容」で、今後、男性に向けた商品が続々と投入されるのではないかと書いたところ、早くもそれらしき動きがあった。

3社協業についての会見(写真提供/MTG)

それは、7月28日に行なわれた『ReFa』ブランドをてがけるMTGによる「新製品開発に関する協業」についての発表だ。その会見によると同社と世界一のモーターメーカーである日本電産、さらに世界的な開発・製造メーカーであるFlexの3社が、グローバル市場を見据えたヘアドライヤーの開発・製造のために協業するというもの。

そして誕生したのが、軽量コンパクトな「ReFa BEAUTECH DRYER SMART(リファビューテック ドライヤースマート)」(2022年11月発売予定)だ。このヘアドライヤーは、きっと『ReFa』が協業してまで開発しただけに、従来モデルとどこがどう違うのか気になる。

ということで、その新製品となるヘアドライヤーをひと足先にお借りして試すことができたので、同時に発売される「ReFa BEAUTECH HEAD SPA(リファビューテック ヘッドスパ)」とともに紹介しよう。

プロの技と仕上がりを再現する軽量コンパクトドライヤー

さて、『ReFa』のヘアドライヤーというと、2019年に日本のプロフェッショナルの技を独自のテクノロジーで再現する「ReFa BEAUTECH(リファビューテック)」シリーズを新たに立ち上げると同時に、その第一弾商品として同社初となる「ReFa BEAUTECH DRYER(リファビューテック ドライヤー)」が誕生。

その後、2021年には、そのアップグレードモデルである「ReFa BEAUTECH DRYER PRO(リファビューテック ドライヤープロ)」が登場した。そして今回、そのサロンクオリティの仕上がりと速乾性はそのままに、コンパクトなデザインと使いやすさを追求した「リファビューテック ドライヤースマート」が3社の協業によって開発された。

新モデルの吹き出し口

風の強さは「HIGH/LOW」、センシングは頭皮用の「SCALP」と毛先用の「MOIST」から選択できる

センシングにより温風と冷風が切り替わる際に「SCALP」もしくは「MOIST」の文字の色も赤から青に変わる

周辺の温度を検知し、温風と冷風を自動で切り替える「センシングプログラム」を搭載

この『ReFa』のヘアドライヤーの特長となるのが、内蔵センサーによる「センシングプログラム」だ。これは、「リファビューテック ドライヤープロ」の場合、搭載された「対象物センサー」が髪の温度を感知し、温風と冷風を自動で切り替えることで頭皮には約50℃以下、毛先には約60℃以下をキープすることによって、髪を熱ダメージから守るというもの。

今回の「リファビューテック ドライヤースマート」では、このセンサーをヘアドライの温度に最も影響を与えるとされるコンパクトサイズの「環境温度センサー」に置き換えた。さらにセンサーで周辺の温度を検知し、環境温度に合わせて温冷風の切り替えを最適化するようプログラムしたとのこと。

また、ドライヤーの内部には電子を放出するイオナイザーを搭載。さらにセラミックでコーティングされた吹き出し口が熱せられることで遠赤外線が放出され、この融合技術により生み出される「ハイドロイオン」がより美しい仕上がりに導いてくれるのだという。

吸い込み口のカバーの内側にはより多くの空気を吸い込めるよう目の細かいハイメッシュフィルターを採用

セット用ノズルも付属している

風のエネルギーロスを減らす送風機構である「高速高圧エアロシステム」を開発

なお、コンパクトなボディになって、従来モデルよりどうしてもダウンしてしまう「風量」については、「風速」と「風圧」でカバーするために風のエネルギーロスを減らす送風機構である「高速高圧エアロシステム」を開発。

前述の世界的モーターメーカーである日本電産と共同開発した、超小型ながら1分間に約10万回転するモーターとファンが一体化したパワフルな「HPDモーター」を搭載。さらに、独自の風洞構造にゆるい傾斜をつけることで、風の速さと圧力をさらにアップさせ、驚異の速乾性を実現している。

写真右側が初期型の「リファビューテック ドライヤー」(私物)

さて、実際に使用してみると、まずはその軽くてコンパクトなボディに感心させられる。実は筆者は、以前にも書いたとおり、初期型の「リファビューテック ドライヤー」を発売当初からずっと使い続けているのだが、その比較的にボリュームのあるボディに対し、新モデルはスリムでシャープな印象のスタイリッシュなデザインが特徴。

「リファビューテック ドライヤースマート」の重量は475g(電源コード含む)

「リファビューテック ドライヤー」の重量は695g(電源コード含む)

もちろん、その重量は電源コード込みで約475gと軽量で、筆者の使用している初期型の約695gや「リファビューテック ドライヤープロ」の約740gと比べても相当軽いのがわかるだろう。

実は、この軽さはヘアドライする際に大切なポイントで、その機動力の高さから後頭部やサイド、トップなどあらゆる方向の髪を効率的に乾かすことが可能となる。また特に髪の長い女性なんかは、髪全体を乾かすのに時間がかかるため、腕が疲れて途中で休憩を挟むという方もいるくらいなので、その重量は大切だ。

ただし、いくらボディが軽いといっても乾燥に時間がかかるようであれば、本末転倒だ。その点、この新モデルは、スリムなボディにも関わらず風速と風圧が想像以上に強力なので、速乾性に優れている。そのパワー感は、多分、従来モデルと比べても体感的には同等かそれ以上に感じられるほど。

ただ面白いことに、この新旧2つのモデルのパワーの質が違っており、風量の多い従来モデルは、クルマに例えるなら豊富なトルクで悪路も難なく走破するSUVタイプ。そして風速・風圧が強力な新モデルは、ライトウェイトスポーツカーで高速道路を駆け抜けるイメージだ。

実は、それを裏づけるように2つの作動音(モーター音)も違っており、従来モデルの「ゴォー」という低めなのに対し、新モデルでは「ヒュー」と軽快に回っている音が印象的であった。

ハンドルをひねりながら折りたたむ屈曲構造

さらに、新モデルでは、折りたためる仕様になっているのもうれしいポイント。洗面台の棚などにもコンパクトに収納できる上、旅行などの持ち運びにも便利だろう。しかもボディカラーは、ホワイトだけでなくブラックがあるのも男性にとっては魅力的だ。

ボディ部分がスリムで持ちやすいため筆者の特殊な握り方にも対応

なお環境温度センサーによる「センシングプログラム」については、この短い期間では従来モデルとの違いを見出すことはできなかったが、逆を言えば従来モデルと遜色のないレベルであるということ。筆者の使用している初期型でさえ、その優れたセンシング技術によって髪や頭皮が熱くならずに、しっかりとドライできるのが気に入り、長年にわり愛用しているくらいなので、この部分は大きく変わる必要がないということかも知れない。

ちなみに、この“髪や頭皮が熱くならない”というのは、特に夏場の入浴後に恩恵を感じる。というのも、シャンプー後の頭髪というのは、なるべく早く乾かさないと雑菌が繁殖しやすく、髪のキューティクルが開いたままで内部から乾燥しやすくなるといわれている。

ただ夏の暑い環境下では、滝のように流れ出す汗ですぐにドライヤーを使うことが躊躇わられることが多い。そんな時でも「センシングプログラム」であれば、熱くならないため快適に乾かすことができるのだ。これを知ってしまうと、虜になってしまうのが『ReFa』のヘアドライヤーなのだ。

「リファビューテック ドライヤースマート」概要

■カラー:ホワイト/ブラック
■価 格:¥38,000(税込)
■発売日:2022年11月予定
■サイズ:約216mm×49mm×197mm(電源コード、セット用ノズル含まず)
■重 量:約475g(電源コード含む、セット用ノズル含まず)
■電 源:AC100V 50/60Hz
■消費電力:約1150w(HOT、HIGH時)

筋膜リリースで頭皮のコリにアプローチ

そして今回、ヘアドライヤーと同時に発売されるのが「リファビューテック ヘッドスパ」だ。こちらの製品は、2016年にスパクオリティの頭皮マッサージを提案する独自技術を盛り込んだ「ReFa GRACE HEAD SPA(リファグレイス ヘッドスパ)」が誕生。その後、プロの再現性へのこだわりとヘアケアアイテムの開発で培った技術との融合により、さらに進化したヘッドスパギアとしてこの新モデルが登場した。

本体後部の充電口

スイッチ部分は充電中は赤、駆動中は青いランプが点灯

その製品特長は、回転方向が緻密に設定された「クワトロ3Dローラー」がヘッドスパの手技を複合した動きである「ツイストニーディング」を再現。硬くなった頭皮を連続的につまみ上げ、筋膜にアプローチしてしっかりと揉みほぐすことでリフトアップやコリの改善を叶え、頭皮環境を整えるというもの。

2つのアタッチメントを付け替えることが可能

写真左が「ニーディングブラシ」、右が新アタッチメントの「ニーディングボール」

またローラーには、圧のかかり方が異なる2つのアタッチメントを用意し、頭皮の状態や目的によって使い分けができるようになっている。中でも新アタッチメントとなる「ニーディングボール」は、ボール状の均等な分散比重により、もう一方の「ニーディングブラシ」より約1.8倍のつかみ感でつまみ上げ、頭皮をしっかりとほぐしてくれる。

こちらの「リファビューテック ヘッドスパ」も実際に使用してみたのだが、従来モデルよりもひと回りコンパクトな手にジャストフィットするサイズ感がとても使いやすい。さらに持ちやすい形状のデザインや滑りにくい素材など、しっかりと握ることができて頭皮に最適な圧をかけやすい設計となっている。

また、JIS基準(IPX7相当)をクリアした防水仕様のため、バスタイムやシャンプー中にも使用することができる。しかもシャンプーの泡がついた手で握っても、滑りにくかったのには正直驚いた。とはいえ、あまりにもラフに扱うと滑るので、気をつけて欲しい。

そして、新アタッチメントの「ニーディングボール」については、想像以上にしっかりと揉みほぐしてくれる力強さに、ただただ気持ちいいの一言。あまりにも気持ちいいため、この原稿を執筆中にもいつも傍らに置き、行き詰まると作動させて気分転換を図っていたが、頭がスッキリするのでそんな使い方もおすすめだ。

専用のスタンドやUSB充電ケーブルなども付属

「リファビューテック ヘッドスパ」概要

■カラー:ホワイト/ブラック
■価 格:¥33,000(税込)
■発売日:2022年11月予定
■サイズ:本体/約110mm×93mm×129mm(ニーディングブラシ取付時)
■重 量:本体/約330g(ニーディングブラシ取付時)
■消費電力:約500mA(充電時)

さて、本稿の冒頭では、「男性に向けた商品が続々と投入されるのではないか」と書いてしまっていたが、実はもっと先のグローバル展開を視野に入れていた『ReFa』、そしてMTG。今後、どのような製品が開発され、世界でどのように活躍していくのか、その動向から目が離せない。

関連情報:https://www.refa.net/

取材・文・撮影/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)
「CanCam」「Oggi」「Domani」などのファッション誌やサイトの編集に長年にわたり携わる。現在は、DIMEにてクルマや家電、グルメ、ファッション情報、美容・健康法、コスメ情報などを発信。

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