キャンプやスポーツのお供に!DIME11月号付録「ドラえもんDRY BAG」レビュー
2022年9月15日に発売された雑誌DIME11月号。付録についてくる「ドラえもんDRY BAG」がかわいくて思いのほか使える!と話題になっています。
ということで今回はこの「ドラえもんDRY BAG」について、基本スペックや推せるポイントをご紹介します。
「ドラえもんDRY BAG」は大容量の防水バッグ
「ドラえもんDRY BAG」の名前を聞いて、はじめはエコバッグのようなものを想像していた筆者。一般的なエコバックだとしたら、DIMEの付録としては意外な気がしたのですが……そこはさすが大人のライフハックマガジン!
侮ってはいけませんでした。
DRY BAGは見た目の可愛さに反してかなりタフなバッグで、大容量&防水仕様のためキャンプやスポーツ、サウナやジムなど何かと便利に使えるやつだったのです。
【ドラえもんDRY BAGの基本スペック】
- サイズ:49.5cm×φ20cm
- 重さ:約182.5g(ショルダー除く)
- 容量:10L
- 防水性能:IPX6相当
- 仕様:手提げorショルダーの2WAY
ドラえもんDRY BAGの推しポイント① 10Lの大容量
縦49.5cmは広げるとかなり大きい印象です。底のマチも直径20cmあるのでタオルや衣類だけでなくペットボトルやキャンプギアなんかもがっつり入れられそう。
10Lって一体どれくらいのモノが入るのか?と思い、試しに濡れている状態の洗濯物を入れてみました。
まず、季節的にそろそろお役御免かと思って洗濯した夏物のタオルケット(シングルサイズ)×1枚をイン。
まだまだかなりの余裕がありますね。
その後、バスタオル×1枚、フェイスタオル×6枚を投入しましたが大分余裕で入った感があります。
ただ、防水性能を期待するのであれば口の部分を折り畳む必要があるとのことなので、このくらい上が空いていると閉めやすいと思います。
荷物を入れ終わったら口の両端をまっすぐにして…
ベルトの部分を3回以上折り畳みます。
折り畳んだら両端のバックルを閉めて完了。
バックルの部分は手提げ用のハンドルとして使用することができます。
握って使うことを想定しているためか、バックルは簡単には外れない仕様になっています。外すときは、裏面の爪を押してから両脇を押しましょう。こういう細かい気遣いは安心感につながりますよね。
ドラえもんDRY BAGの推しポイント② 頑丈な素材
DRY BAGの素材はしっかりしていて、ペラペラした感じはしません。
いくら大容量入るといっても薄い生地では心もとないですが、こちらは相当重いものを入れても大丈夫そうな安心感があります。
個人的に触った感じは浮き輪や子供用のビニールプールに似てるな…と思います(笑)それくらい頑丈そうな素材です!
底の部分もしっかり厚みがあるので、キャンプやアウトドアの時に屋外で地べたにそのまま置いてもちょっとやそっとじゃ破れないでしょう。
試しに家にあった2lのペットボトル×1本と500mlのペットボトル2本+大きめの保冷剤×3つをいれて持ち上げてみましたが、底がへたる感じもありませんでした。
ドラえもんDRY BAGの推しポイント③ IPX6相当の防水性能
DRY BAGは、IPX6相当の防水性能がついています。IPXとはJIS(日本工業規格)が定義している電気機器の防水等級のことで、IPX0~IPX8の9段階で表わされます。
では、IPX6相当って一体どれくらいすごいの?というと、「あらゆる方向から強い水の噴流を受けても有害な影響を受けない」レベルです!
この場合の「強い水の噴流」は、2.5~3mの距離から直径12.5mmのノズルで100L/分の噴流を1m²につき1分最低3分間、全方向から当て続けることをいうのだとか。…つまり、けっこうな土砂降りでも耐えることができる防水性能と考えて大丈夫でしょう。
参考までに、AirPods ProとAirPods (第3世代)は IPX4等級に適合しているということです。
DRY BAGは電気機器ではありませんが、10Lの水を<直接>入れて運ぶこともできる仕様になっています。口をしっかり閉じておけば、ちょっとやそっとの雨で中身が濡れる心配はなさそうですね。
ドラえもんDRY BAGの推しポイント④ ドラえもんの反射プリント
DRY BAGの前面にはドラえもんのプリントがついています。「ヴィヒタ」を持ったドラえもんのプリントはDRY BAGだけのオリジナルデザインです。
サウナ―の方ならご存じかもしれませんが、ヴィヒタとは白樺の小枝を束ねたサウナアイテムのことなのだそう。サウナに入る時に全身を叩いたり、サウナ室内に吊るして香りを楽しんだりするということで、本場フィンランドのサウナには欠かせないものなのだとか。
かわいくてテンションが上がってしまいますが、デザイン的には子供っぽくないので老若男女使えると思います。
ちなみにこのドラえもんのイラストは反射プリントです。
光を反射して光る仕様になっているので、実際にフラッシュをたいて撮影してみると…
この通り。しっかりドラえもんが輝いていました。
夜道や山の中などのシチュエーションで使うなら、事故防止のリフレクターとして使用することができて良いですね。
ドラえもんDRY BAGの推しポイント⑤ 多用途に使える
見た目以上に高性能なDRY BAGは、日常の色々なシーンで気兼ねなく使うことができます。
■例えばキャンプシーンで…
水気のある野菜や果物をそのままドサドサ入れて持って行ったり、キャンプ後に汚れたシートなどを収納して帰ることができます。
中に水と氷を入れれば簡易的なクーラーバッグとして使うことができるので、飲み物を冷やしたいときにも便利です。バケツ代わりに川の水を汲んできて後片付けに使うこともできそうですね。
■サウナや銭湯、ジムで…
お風呂グッズやジム用品などを詰め込んでもたっぷり入るし、帰りは汗をかいて濡れた衣類やバスタオルも気にせず収納することができます。DRY BAGは中を洗うのも簡単なので、清潔さが保てるのも良いですね。
気になった時に水で流した後は干しておけばOKです。
■スポーツシーンで…
個人的に使いたいなと思ったのは、スノーボードに行く時です。
グローブやビーニーに雪がついたり、インナーが汗でびっちょり濡れていることもあるので、防水仕様のバッグは重宝します。それに、ゲレンデではいつも駐車場で身支度をするのですが、いつの間にか泥汚れがついていたりするんですよね…
これなら汚れもサッと拭けば落ちるし、タフなので天候を気にせず使い倒せそうです!
■防災用に…
IPX6相当の防水性能がついた大容量バッグは、防災用にもおすすめ。懐中電灯やラジオなどの電気機器をいれておく防災バッグとして使えば、雨の時の避難時にも安心です。
水タンク代わりに使うことも可能なので、災害が原因で断水が起きてしまった時などは10Lの容量を給水することができます。普段は折り畳んでおけるので、防災用の水タンクより場所を取らないところも良いですね。
ドラえもんDRY BAGは何かと使える秘密道具だった
カワイイ見た目にタフな防水性能を備えた大容量のドラえもんDRY BAG。アウトドアやスポーツだけでなく防災グッズとしても役立つ便利な秘密道具でした。
文/黒岩ヨシコ
編集/inox.