ロゴスコーポレーションが展開するアウトドアブランド「LOGOS」は、通気性に優れて結露を防ぐ効果があるT/C生地をインナーに使用した『Tradcanvas』シリーズから『Tradcanvas T/C PANELドゥーブル XL・プラス-BC』と『Tradcanvas T/C オーニングリビング・DUO-BC』の2種を発売した。
取り扱いは、ロゴス直営店をはじめ有名スポーツチェーン店やホームセンターなど。
アメリカの難燃性基準「CPAI-84」をクリアした生地を採用
『Tradcanvas』シリーズは、アメリカの難燃性基準「CPAI-84」をクリアした生地を採用しているので、飛び火しても燃え広がらないので安心して使用できるテント。
インナーテントには、通気性がよくコットンのような風合いが特長でシワにもなりにくいT/C素材を使用することで、快適な空間を生み出す。空気を循環させる機能であるベンチレーションを搭載する。
インナーテントのドアは、オリジナルのC型ドアを採用し、270度開閉ができて、上下のシートを巻き上げるとドア自体も大型ベンチレーションとして機能するために通気性がさらに向上。寝袋や荷物が濡れて不快な思いをする結露を防いでくれる。
電源コードの取り込み口を完備するほか、冷気や雨などの侵入を防ぐマッドスカートも全面に装備。「LOGOS」が独自開発した高機能メッシュ「デビルブロックST」の採用で、UV-CUT率と遮光率は通常比の約1.5倍を実現しつつ、きめ細かなメッシュで小さな虫の侵入も防いでくれる。
『Tradcanvas T/C PANELドゥーブル XL・プラス-BC』
価格:12万8000円(税込み)
サイズ:幅約300㎝×全長630㎝/520㎝×高さ205cm
インナーサイズ:幅約270㎝×奥行き270㎝×高さ170cm
収納サイズ:長さ約63㎝×幅24㎝×高さ54cm
総重量:約15.5kg
対応人数:6人
構成:テント、トップカバー、ペグセット、キャノピーポールx2、収納バッグ、車体連結ジョイントx2
性能:難燃加工、耐水圧2000mm/フロア3000mm、撥水加工、UV-CUT
仕様:パネルキャノピー、ランタンフック デビルブロックメッシュドア、ベンチレーション、フルマッドスカート、メッシュポケット、窓付フレキシドア、サイドウィンドウ、吊下げT/Cインナーテント、C型インナードア、電源コード取込口、回転式ジッパー
主素材:6061 アルミ、ポリオックス、バルキーポリタフタ、T/C ほか
リビングと寝室が一体化した使いやすい2ルームテントがベースで、家族でゆったり過ごせる6人用の広さのテント。
LOGOS独自の「PANEL SYSTEM」を搭載しているので、2本のキャノピーポールを使えばタープとして簡単に自立して広い居住空間を確保できる。パネルルーフの筋交いかつ湾曲した構造により、フルクローズ時の強度に優れるうえ、雨水が溜まるのを防いでキャノピー使用時にはランタンを吊り下げることもできる。
車体連結用ジョイントが標準装備されており、車とのリンクも簡単。インナーテントは着脱簡単な吊り下げ式で、インナーテントを外すとフライシート単体でもスクリーンタープとして使用できるほか、防水性を高めて日差しもやわらげられるトップシートも付属。ファスナーが大きく開いて出し入れしやすい専用の収納バッグが付いているので持ち運びに便利だ。
『Tradcanvas T/C オーニングリビング・DUO-BC』
価格:4万9000円(税込み)
サイズ:幅約220㎝×全長420㎝×高さ180cm
インナーサイズ:幅約210㎝×奥行き140㎝×高さ160cm
収納サイズ:長さ約60㎝×幅20㎝×高さ20cm
総重量:約5.2kg
対応人数:2名
構成:テント、収納パッグ、ハンマー、ペグ、ロープ
性能:難燃加工、耐水圧2000mm/フロア3000mm 撥水加工、UV-CUT
仕様:デビルブロックメッシュドア、ベンチレーション、フルマッドスカート、メッシュポケット、C型インナードア、回転式ジッパー、60cm収納
主素材:7001 アルミ合金、バルキーポリ、T/C ほか
既存のツーリングドゥーブル・DUOの良さを継承しつつ、ハイポジションになったことで居住性がさらに向上したコンパクトなふたり用テント。別売のキャノピーポールを使えば、居住スペースを拡張できるほかバイクや自転車の駐輪スペースとしても活躍する。
大きく張り出した前室は、日よけや目隠しとして機能し、状況に応じて両サイドを開閉することができる。持ち運びに便利な収納バッグは、収納時の幅が約60cmとバイクに積みやすいサイズ。
『Tradcanvas T/C PANELドゥーブル XL・プラス-BC』
『Tradcanvas T/C オーニングリビング・DUO-BC』
構成/KUMU
川遊びにもジム通いにも使える!雑誌付録「ドラえもんDRY BAG」が万能すぎる
秋の足音が大きく聞こえ出したと思っていたら、なんだかちょっと肌寒くさえあるこの頃。この夏は野外レジャーをたくさん楽しみ、特に川遊びに夢中になりました。
サーフパンツで出かけて行って、川べりで水音をBGMに本を読んだり飲み物を飲んだりして、人心地ついたら川に入ってひと泳ぎ。
日本には美しい渓流が多く、夏に旅行する際には必ず川について調べて、その土地の渓谷や渓流を訪れるのが私の好きな旅の仕方です。
大人も子どもも楽しめる川遊びに、DIMEの11月号付録ドラえもんDRY BAGが大活躍したのでレビューしようと思います。
DIME11月号付録ドラえもんDRY BAG
DIME11月号の付録は、10リットルの大容量のドラム型防水バッグ。
手提げとしても使えるし、付属の取り外し可能ストラップを使ってショルダーとしても使えて、まるでドラえもんが出してくれるひみつ道具みたいに万能なアイテムです。
とってもかわいい反射プリントのドラえもんイラストがついています。
国際規格で定められている防水等級でIPX6相当の防水性能があり、開口部をくるくるっと折りたたんでバックルを閉めるだけで、強い水流にさらされても浸水しません。
いろいろな用途に使える優れもので、特にアウトドアやスポーツ、レジャーシーンには一つあれば必ず重宝する便利なアイテムなのです。
ドライバッグと一緒に川遊びへGO!
この夏最後の川遊びにこのアイテムを持って出かけました。
仕事の合間に最小限の持ち物だけ持って隣県の川を訪ねます。
ドラえもんドライバッグには、川辺で飲むための飲み物を氷と一緒に入れて冷やしておきます。
いつもならかさばるクーラーボックスを担いで行かなければならないところが、軽量なドライバッグが移動を身軽にしてくれます。
鮎やアマゴ、イワナ、ウグイの渓流釣りで有名な川にやってきました。
透き通った水がエメラルドグリーンに輝いています。台風が過ぎ去った後の空にはうろこ雲が。
景観と水音を楽しんで、少し海の匂いのする空気をたっぷり吸い込めば、締切のことでいっぱいだった頭もちょっとは軽くなった気がします。
一本として同じ川はなく、また同じ川もポイントによって表情がまったく違って、だけどどんな流れも足が濡れるくらいに近づいて水が流れていく先を眺めていると肺が広がるような息のしやすさを感じさせてくれます。私が川が好きな理由です。
バシャバシャと水に入っていってその冷たさを感じれば、脳内はさらにクリアになって、空の青さもより目に沁みてきます。
ふと見ると渓流釣りを楽しまれている方が。
川とお天気のコンディションによっては、本気で泳いだり、水中ゴーグルで魚を観察したりも(これは違う日)。この日は膝くらいまで水に浸って遊びました。
ちょっと疲れたら、川に浸けていたドライバッグから飲み物を取り出して休憩。
お昼には持ってきていたカップヌードル「スーパー合体シリーズ」のカップヌードル&シーフードヌードルとチリトマト&トムヤムクンを食べることにします。
小型ガスバーナーコンロでお湯をわかして軽い昼食(「スーパー合体シリーズ」のお味はどちらも美味しくいただいたのですが、どっちつかずに感じられて慣れ親しんだオリジナルの方が私は好きでした)。
屋外で食べるインスタントヌードルに勝る食べ物ってちょっとないですよね。そのまま川辺で本を読みつつちょっとウトウトしたりして、最高のリフレッシュになりました。
バケツ代わりにもなる高い防水性
ドライバッグは帰路でも大活躍です。
飲み物を飲んで空になったバッグに川の水を汲んでおきました。
密封性の高いドライバッグは中身が濡れるのを防いでくれるだけでなく、湿った衣類やお水を入れてもOK。バケツ代わりに使うこともできるんです。
車まで戻ったら、川遊びで汚れた足とサンダルをドライバッグに汲んでおいた水で洗います。
水をたっぷり汲んでも肩にかけて運べば重さを感じにくく、災害時にも重宝しそう。防災バッグに入れておくのもおすすめです。
着替えたあとは水浸しになったサーフパンツや湿ったタオルをバサッと入れておけて、最初から最後までその存在感抜群のドライバッグです。
ジム通いにも万能なドライバッグ
このドライバッグは、レジャーシーン以外でも万能さを発揮してくれます。
私は少し前に通い始めたジムのプールに行く時に必ずバッグに入れていて、ほぼ毎日お世話になっています。これまではジップロックに突っ込んでいた泳いだ後の水着とバスタオルを入れるのに最適なのです。
シャワールームのフックにかけておくこともできるし、自立してくれるのが最高に便利。
何より、ジムバッグを開けた時に、「今日も頑張って」と顔を出してるドラえもんがかわいすぎてお気に入りです。
「オツカレサマー」
夏がすっかり去ってしまってからもたくさんお世話になる予定です。
文/山根那津子
ジャーナリズム誌やカルチャー誌の編集をしていた何者でもないただのフェミニスト。自身のミソジニーに気がついて一時ベルリンに移住。書くこと、描くことが好き。
編集/inox.