DNPフォトイメージングジャパンは、国の消費活性化策の一つである、マイナンバーカードを活用したマイナポイント事業の第2弾が実施されていることを背景に、全国の15-59歳の男女を対象にインターネットによる「マイナンバーカードに関する調査」を実施した。
マイナンバーカードの所有率は58.6%!申請理由1位は「ポイントがもらえるから」
全国の15-59歳男女、合計2,500名を対象に『2022年7月現在、マイナンバーカードを所有していますか?』と聞いたところ、半数を超える58.6%が所有していることがわかった。
2020年12月の時点では、所有していると回答した人は48.7%で、約1年半の間で8.1%増加し、過半数に達している。
また、所有・申請中の人に申請手段を聞いたところ、1位「スマートフォン(56.4%)、2位「パソコン(12.5%)」、3位「郵送(12.2%)」、4位「証明写真機(4.0%)」となった。
マイナンバーカードを所有・申請中の200名に『マイナンバーカードを申請した理由』を聞いたところ、最も多かった理由は「マイナポイントがもらえるから(64.0%)」であった。
次いで、「顔写真付き身分証明書として利用できるから(25.0%)」、「公的証明書(住民票など)をコンビニで発行できるから(22.0%)」と事務的な理由が続く。
マイナポイントをもらえることを知りつつも、4人に1人以上がポイントを取得していない
『マイナンバーカードを申請するとマイナポイントがもらえることを知っていますか?』と聞いたところ、8割以上(86.5%)の人が、「知っている」と回答。
しかし、マイナンバーカード所有者(N=193)に、『マイナポイントを受け取ったか』を聞いたところ、4人に1人以上(25.9%)が、まだマイナポイントをもらっていないことが判明した。
マイナンバーカードを未所有に(N=200)に申請していない理由を聞いたところ、「面倒だから(58.0%)」が1位となり、過半数が申請の手間によるものということわかった。
続いて、2位「取得の必要性、メリットを感じないから(30.0%)」3位「個人情報漏洩のリスクがあるから(28.0%)」とメリットやリスクの観点から申請していないことが明らかに。
申請が面倒という回答が過半数を占めたが、実際はどのくらい時間を想定しているのだろうか。
『公的証明書(マイナンバーカード、住民票など)を発行するための申請作業を行う際、どれくらいの時間がかかると面倒※1だと感じますか』と聞いたところ、「30分」という結果になった。
手段別で『マイナンバーカードの申請作業にかかりそうな時間』を聞いたところ、「スマートフォン」「パソコン」が15分、「証明写真機」が20分、「郵送」30分という結果に。
しかし、『実際に申請作業にかかった時間』は「スマートフォン」「証明写真機」が10分、「パソコン」が17.5分、「郵送」が30分であった。
想定申請作業時間と実際の時間では、「証明写真機」-10分、「スマートフォン」-5分、「郵送」±0分、「パソコン」+2.5分の差が出ている。(N=50)
調査概要
「マイナンバーカードに関する調査」
調査方法:インターネット調査 ・調査時期:2022年7月
調査機関:シグナルリサーチ
調査対象1:全国の15-59歳男女、合計2,500名(男性 1,250 名/女性 1,250 名) ※性年代均割付。
調査対象2:全国の15-59歳男女、合計400名(男性 200 名/女性 200 名)
※1 申請開始~申請完了までの時間(交通・移動時間を除く)
※性年代、申請有無、申請手段均等割付。
※小数点第二位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。
※株式会社DNPフォトイメージングジャパン調べ
関連情報:https://www.dnpphoto.jp/products/kirei/mynumber/content/
構成/Ara