今年の年末こそ、ホームパーティーで盛り上がりたい!でも…
クリスマスパーティーも忘年会も新年会も、ずっとガマンし続けたこの2年間。このまま順調にいけば、今年は2年ぶりの、行動制限がない年末年始を迎えられそうだ。
値上げラッシュによる外食の割高感もあり、自宅に親しい人を招いてパーティーをしたいと考えている人も多いだろう。お店だと、2時間前後の制限時間を設けられたり、周囲のお客の目を気にしたりしなければならないが、自宅なら時間も他人の目も気にせず、のびのびと、しかもリーズナブルに盛り上がれる。
とはいえ、自宅でのパーティーもそれはそれでハードルが高い。中でも一番高いハードルは、「見栄えのする料理を大量に作らなければならない」というハードルではないだろうか。それにはいろいろなものが必要となる。例えば
・見栄えのする大皿
・大量の食材
そして、ここが一番のハードル
・美味しそう&華やかに見せる、美的センス
・・・など。これらを考えて、あきらめている人も多いだろう。
そんな人におすすめしたいのが、「サラダロードシート」という商品だ。これは、福岡を拠点にケータリングサービスを行ってきた「ハラペコラボ」が考案した、簡単にパーティーの演出が出来るツール。
敷くだけで本格的なパーティー料理が盛り付けられる魔法のシート!
ハラペコラボは、鉱物マニアからインスタグラマー、和菓子職人からASMRユーチューバーまで、様々な層に支持されている、”ArtなFoodであそぶ”クリエイター集団。鉱物みたいな琥珀糖「こうぶつヲカシ」を代表作とし、アートなケータリング、アートなフードワークショップ、アートなケーキ、アートなお弁当を地元の新鮮な食材を中心に作って提供している。
「こうぶつヲカシ」は公式サイトで購入可能。上の写真は「こうぶつヲカシ 9粒入り採取箱」(税込3,672 円)
「サラダロード」は、ハラペコラボのケータリングで人気のメニューで、テーブル端から端までを使い、「サラダの道(ロード)」を作るハラペコラボのオリジナルのスタイル。
華やかで美しく、意外性もあり、しかも食べやすい。SNSでもたびたび紹介されているので、ご覧になったことがある方も多いだろう。
だがハラペコラボにケータリングを依頼した場合、通常2名以上のスタッフが現地に赴き、セッティングを行う。そのため料金も5万円(税別)からと高額になり、そうそう気軽には頼みにくいのが難点。
「サラダロード を体験してみたいけどなかなかオーダーする機会が無い」という多くの声に応え、家庭で手軽に「サラダロード」ができるよう開発されたツールが「サラダロードシート」だ。
実際のサラダロードを写真に撮り、特殊シートに印刷
「サラダロードシート」とは、実際のサラダロードを写真に撮り、食品対応の耐水耐油性のラミネート加工を施した使い捨て大判シートに印刷したもの。
「サラダロードシート(600ミリ×900ミリ2枚組)」(税込み990円)。カラー:original または黒 または白バージョンから選択。写真はoriginal。公式サイトで購入可能
シートに印刷されている写真がガイドになるので、上に好きなお料理を並べていくだけで、まるでケータリングのプロが盛り付けたような華やかなテーブルが完成する。
簡単なフルーツ、ナッツ、生ハムを乗せただけでもこんなにセンスよく盛り付けられる
そのほかにも、以下のようなメリットがある。
1)テーブル全体を皿として使えるため、大皿が不要
2)省スペースでたくさんの料理を置くことができる
3)テーブル全体が耐油耐水性となるので、食べこぼしも気にならない(小さなお子さんがいても安心)
4)使い捨てなので片付けも簡単!面倒な洗い物がなくなり水も洗剤も時間もカット
5)持ち運びがコンパクトで便利なためアウトドアでも便利
6)華やかに見えるので、お花なども不要
パーティーシーンに新たなブームを作りたい
ハラペコラボでは、アート食に興味のあるメンバーで構成されたチームだ。2013年に代表の野尻氏が1人でケータリング屋「ハラペコ研究所」としてスタート。少しずつ仲間を増やし、2017年より福岡市南区に「ArtなFoodであそぶ」をコンセプトとしたアトリエを構え、屋号を「ハラペコラボ」に改名。まるで鉱物のように不思議な美しさの琥珀糖「こうぶつヲカシ」がSNSでも大注目された。その後、大手ゲーム会社など企業とのコラボ商品を多数制作、デパートの催事や展示会にも出品している。
ケータリングで追求しているのは、「ArtなFoodであそぶ」というコンセプトどおり、依頼者に楽しんでもらうように演出していくこと。旬の野菜を使い、紫野菜を多めに色鮮やかに仕上げ、依頼者の要望に合わせて構成をしていくことを心がけているという。
「サラダロード」のアイディアは、そうしたケータリングの演出を探求している最中に、「サラダの道を作る演出を楽しんでもらおう」と始めたのがきっかけ。その演出が好評だったことから、自宅でも簡単にサラダロードを楽しんでもらえるように、「サラダロードシート」を考案したが、食材をたくさん置いても置かなくてもバランスが良く、大きさや色味が綺麗に見えるようにデザインを調整するのに苦心したそうだ。
「お惣菜など購入してきた商品を並べても、作ったものを並べても華やかに見えますので、これといった決まりはなく、思いのままに楽しんでいただけるのがサラダロードシートだと思っています。お子様からご年配の方まで、思い切って、食材やお料理、お菓子を乗せて、好きなように使っていただけたら嬉しいです。『サラダロードシート』で、パーティーフードの新しい楽しみ方を実感していただく事が出来たら、日本中のパーティーシーンを盛り上げることになるのではと、期待しています」(ハラペコラボ 広報 金澤千穂氏)。
取材・文/桑原恵美子
取材協力/メルティングポットハラペコラボ株式会社
参考URL/「ハラペコラボ 公式サイト」
編集/inox.