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令和の時代になってなぜ?「ウルトラ怪獣ケシゴムNEO」開発担当者に聞いた復刻発売の理由

2022.09.20

昭和の時代、子供たちを熱狂させたウルトラ怪獣消しゴムが突如大復活!

1970年代から80年代の前半にかけて、子供たちの間で大流行した「ウルトラ怪獣消しゴム」。

バンダイのグループ会社であるポピーが手掛けた塩ビ製の人形である。 

実際は消しゴムとしての機能は無い数センチ程度の小さな人形だが、造形は実際のウルトラ怪獣の特徴や記号を丁寧に落とし込んだものも多く、なおかつシリーズも長続きしたことでメジャー、マイナー問わず多種多様の怪獣がラインナップされていった。

これにより、2022年の現在においても、量産された立体物はウルトラ怪獣消しゴムにしか存在しないというキャラクターも多数存在している。 

さて。元号も令和に変わって4年目の2022年の夏、突然その直系と言っても差し支えないアイテムが登場した。それが「ウルトラ怪獣ケシゴムNEO」である。

1300円で回せるガシャポン商品、カプセルには3体の怪獣ケシゴムが入っている。 

この商品を一言で表すと、昔欲しかったあの怪獣、最新のヒーローまで満遍なく抑えたラインナップが、まるで当時のような造形テイストを伴って誕生した塩ビ人形である。

今回は、「ウルトラ怪獣ケシゴムNEO」の開発担当者に怪獣消しゴム復活の経緯と、キャラクター選定における決め手要素。さらには商品のカラーリングについてのインタビューを実施した。

「ウルトラ怪獣ケシゴムNEO」が誕生した経緯とは?

筆者は1984年生まれで、物心ついたときにはウルトラ怪獣消しゴムブームの本流は既に過ぎ去っていた世代。しかしウルトラマンの玩具セットを購入すると怪獣消しゴムが数体セットで付属していたり、ウルトラ怪獣消しゴムを30体ほどセットにした商品を購入する機会があった。

このため、ガシャポン経由で入手したことは数回しかないものの、比較的怪獣消しゴムは身近な玩具だったと記憶している。 

それだけに、今年の8月最終週の「ウルトラ怪獣ケシゴムNEO」リリースを事前に知ったときは目を疑った。

そして実際、ガシャポンの新商品として店頭で「ウルトラ怪獣ケシゴムNEO」を目の当たりにしたときは、思わず変な笑いが出てしまったし、もちろんフルコンプした。 

そこで今回、株式会社バンダイでこの商品の開発を手掛けた担当者に、メールにてインタビューを試みた次第である。 

松本 まず「ウルトラ怪獣ケシゴムNEO」商品化の経緯をお聞かせください。

 「ウルトラ怪獣ケシゴムNEO」開発担当者(以下、担当者) ガシャポンが45周年を迎えるにあたり、数ある商品の中から何か話題性のあるモノを復活できないか検討したとき、

伝説の商品である「ウルトラ怪獣消しゴム」がいいだろうと思い、商品化をいたしました。

上記のように、復活のきっかけはバンダイのガシャポンが45周年を迎えたことに起因するという驚きの事実を知ることができた。

今回のマニア垂涎のラインナップについて

「ウルトラ怪獣ケシゴムNEO」の登場自体も衝撃的だったが、もっと驚いたのがキャラクター選びの巧みさである。 

現在放送中の最新ヒーローとなるウルトラマンデッカーや、人気のウルトラマンゼロなどが、かつてのポピー版を彷彿とさせる造形でラインナップされている。

怪獣に至ってはかつてのシリーズでは登場していなかったピグモンやブルトン、ゼットン二代目にジャンボキングなどが選ばれている。

さらにはポピーのウルトラ怪獣消しゴムシリーズ終了後に登場したハイパーゼットンやEXタイラントなども今回加わっており、昔から集めてきたファンにとっても見逃せない商品になっているのだ。

 このラインナップについてのインタビューもご覧いただきたい。

松本 「ウルトラ怪獣ケシゴムNEO」のラインナップについてのこだわりをお聞かせください。

旧ポピーで未登場だった怪獣もあり、かつてのシリーズの補完をするという意味合いも感じられるのですが。

担当者 怪獣に関しては、「ポピー」はもちろん「アンティッQ」でも怪獣ケシゴムになっていないものからラインナップしています。

誰もが知っているキャラクターのほうが営業活動しやすいところもありますが、ゼットンは初代ではなく、あえて二代目をセレクトするなど工夫しています。

意外だったのは、ピグモンやブルトンなどが怪獣消しゴムにされていなかったことなのですが、ガラモンと見分けにくいから?離型しにくいから?など当時の担当者の苦労に想いを巡らすのが楽しかったです。

と、このようにやはり商品化されていなかった怪獣を意図的にセレクトしていたことが判る。

「アンティッQ」とはブーム終焉から久しい2001年に発売された110体入りでブラインドボックスタイプの食玩。

過去にポピーから発売されていた怪獣消しゴムの復刻版と、新造形された消しゴムが1体封入されている商品で、当時は食玩ブームの真っただ中であったことから、コンビニなどでも手に取ることができた。 

「ウルトラ怪獣ケシゴムNEO」の場合はかつての消しゴムの復刻版は収録されないが、その代わりオール新造形。オール新作という豪華さとなっている。

 造形やポーズ、色のこだわりについて…白い怪獣ケシゴムを入れた理由も発覚!

続いて、「ウルトラ怪獣ケシゴムNEO」で新登場した消しゴムたちの造形や色についてのこだわりも伺ったので、こちらもご覧いただきたい。

特に本商品では珍しく白い成形色のものが含まれているが、この理由を知りたいマニアな方は必見かつ納得の理由が語られている。

松本 この商品を開発する上で、心がけた点。

もしくは苦労したことがございましたら、お聞かせいただけますでしょうか?

担当者 造形やポーズを、当時のものにできるだけ近づけることを心がけました。

昔のものと一緒に並べたり、ぐちゃりと混ぜたときに違和感がないほうが当時からのユーザーが楽しめるのではないかなと考えたためです。

離型できるワンパーツで成形するのが ケシゴムフィギュアの基本かなと思っているので、原型師さんから頂いた原型に修正依頼をするのが開発の醍醐味でした。

「成形色は何色が怪獣ケシゴムらしいのかな?と」選定に苦労しました。

本当ならもっと色々な色で成形したいところですが、検査数が増えてしまいコストを圧迫するため最終的に青、ピンク、黄、白の4色に絞りました。

白色に関しては今回が初めてになりますが、これは「カスタマイズして色を塗る方もいるので白色を入れたほうがいいのでは?」という版権元様のアドバイスの反映になります。

 造形に関して言えば、既に筆者も過去に発売された怪獣消しゴムと混ぜてみて、その馴染み具合を確かめてみたが、たしかに違和感がない。

それにしても、白いケシゴムを混ぜた理由が、塗装するファンのためだったというのも驚き。

たしかにこれなら白いサーフェイサーを吹かずに、ベンジン漬けにして硬化させればすぐに塗れる。

もちろん筆者も塗装してみた。 

集めてよし、飾ってよし、塗ってよし。これが3体入りで300円というのは嬉しい。

これを機に巻き起これ!令和の怪獣ケシゴムブーム!

とにかく令和のこの時代になって、まさに突然怪獣消しゴムがかつてのテイストを引き継ぎ、かつてリリースされなかった怪獣を補完する形で復活したのは凄いことだ。

ガシャポンが45周年を迎えたことを記念して誕生した「ウルトラ怪獣ケシゴムNEO」は、まさに昔怪獣消しゴムの虜だった世代には刺さるだろうし、現役で虜だという人たちにもかなりウケている。 

となると、やっぱり今後の展開には期待してしまうのがファンというもの。

最後にこんな質問をぶつけてみた。

松本 最後に「ウルトラ怪獣ケシゴムNEO」を購入し、今後の展開を期待するファンの方に、何かメッセージをいただけますか?

担当者 ウルトラマンシリーズは、もちろんヒーローが主役ではあるのですが、素晴らしい怪獣が多々出てくることが最大の魅力であり、怪獣消しゴムは、それを身近に感じさせてくれる素晴らしいフォーマットトイであると考えています。

すぐにでも「めざせ〇〇〇〇怪獣コンプリート!」と宣言したいところなのですが、ギネス世界記録に認定されるほど派生作品がつくられている作品ですので気長にお付き合いをいただけますと幸いです。

引き続き展開することで、種類数を増やしていければと思っております。

と、このように未来にも希望が持てる、含みのある回答をいただいた。

筆者含め怪獣消しゴムファンはまだまだ大勢いる。また、今回の「ウルトラ怪獣NEO」きっかけで過去の怪獣消しゴムを集めるようになったという人だってきっといるはず。

安価で集めることができるうえ。昔ながらのトントン相撲で遊ぶコマにもなってくれる怪獣消しゴム。

今回の復活をきっかけに、ブームがリバイバルしてくれることを切望してやまない。

文/松本ミゾレ 

編集/inox.

【インタビュー協力】
バンダイベンダー事業部

https://www.bandai.co.jp/corporate/

【監修】
プロダクション

https://www.tsuburaya-prod.co.jp/


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