小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

無料期間は10月5日まで!?Windows 11へのアップグレードはCPUをチェックして早めの対策を

2022.09.16

diy13 / Shutterstock.com

 Windows 11では、セキュリティ機能が高められたことから、CPUにもセキュリティ機能への対応が求められるようになった。それに伴い、従来までのWindowsと比べて、対応できるCPUの種類がかなり少なくなり、特に古い世代のCPUは十分な性能があっても利用できなくってしまった。そこで、Windows 11を利用するにはどういったCPUが必要になるのか、確認しよう。

Windows 11の推奨スペックだけではわかりにくい、対応CPUの種類

 マイクロソフトが公開しているWindows 11のシステム要件では、CPUについて「1 ギガヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC)」と記されている。これを見る限りでは、古い世代のCPUでも十分対応できると感じるかもしれないが、実際はそうではない。

【参考】Windows 11 の要件|Microsoft

 具体的には、インテル製CPUでは第7世代Coreの一部と第8世代Core以降、AMD製CPUでは第2世代AMD Zen(Zen+)以降がサポートとなり、それ以前の世代のCPUはサポート対象外となっている。

 システム要件の、動作周波数やコア数だけでは対応CPUを特定できないことはしっかり覚えておきたい。

Windows 11サポート対象外となる世代のCPUは何が足りないのか

 マイクロソフトは、Windows 11のシステム要件として示しているCPUの種類についての、具体的な理由は公表していない。ただ、Windows 11では「セキュリティの強化」「信頼性の向上」「互換性の確保」という3つの観点から定めているという。

 おそらく、Windows 11サポート対象外となる世代のCPUでは、Windows 11のセキュリティ性や信頼性、互換性を実現するために機能や性能が不足している、と考えられたのだろう。

 サポート対象外のCPUを搭載するPCの利用者にとって残念なことではあるが、PCを安全かつ安心して利用するために必要なことでもあり、これを機会にPCの新調も視野に入れた方がいいだろう。

Windows 11に対応するCPUのリスト

 先にも紹介しているが、Windows 11に対応するCPUは、インテル製CPUでは第7世代Coreの一部と第8世代Core以降、AMD製CPUでは第2世代AMD Zen(Zen+)以降の製品となる。

 第8世代CoreプロセッサーやAMD製のZen+ CPUを搭載するPCが登場したのは2018年春以降。そのため、それ以前に発売されたPCの多くはWindows 11サポート対象外のCPUを搭載していることになり、Windows 11に対応できない場合が多くなっている。

Windows 11に対応するAMD製CPU

 Windows 11に対応するAMD製CPUは、第2世代 AMD Zen、いわゆるZen+世代以降のCPUとなる。具体的には、Ryzen 2000シリーズ以降のCPUが対象となる

 Ryzenシリーズでは、Ryzen 3/5/7/9などの表記に加えて、4桁の数字とアルファベットの組み合わせで型番を示している。Ryzen 2000シリーズでは、後半の4桁の数字が2000番台となる。

 それ以降の世代では、4桁の数字の4桁目が3、4、5と増えていく。「Ryzen 7 2700X」のように、4桁の数字が2000より大きければ、ほぼWindows 11に対応すると考えていい。

 実際の対応製品は、以下のリンクに記載されているので、そちらで確認するといいだろう。

【参考】Windows 11 でサポートされている AMD プロセッサ|Microsoft

Windows 11に対応するインテル製CPU

 Windows 11に対応するインテル製CPUは、第7世代Coreプロセッサーの一部と、第8世代Coreプロセッサー以降となっている。ただ、第7世代Coreプロセッサーの対象モデルはごく一部となっているため、基本的には第8世代Coreプロセッサー以降と考えていい。

 インテル製CPUでは、Core i3/i5/i7の後ろに4桁または5桁の数字とアルファベットの組み合わせで型番を示している。その後半のうち、4桁の場合は4桁目、5桁場合は4桁と5桁目の数字が世代を示す。例えば「Core i7-8700K」であれば第8世代、「Core i7-10510U」であれば第10世代となる。

 ただ、AtomやCeleron、PentiumなどのCPUはこの法則に当てはまらないものもある。実際の対応製品は、以下のリンクに記載されているので、こちらで確認してほしい。

【参考】Windows 11 でサポートされている Intel プロセッサ|Microsoft

Windows 11への無料アップグレードはいつまで可能?

 Windows 11に対応するインテル製CPUは、第7世代Coreプロセッサーの一部と、第8世代Coreプロセッサー以降となっている。ただ、第7世代Coreプロセッサーの対象モデルはごく一部となっているため、基本的には第8世代Coreプロセッサー以降と考えていい。

 インテル製CPUでは、Core i3/i5/i7の後ろに4桁または5桁の数字とアルファベットの組み合わせで型番を示している。その後半のうち、4桁の場合は4桁目、5桁場合は4桁と5桁目の数字が世代を示す。例えば「Core i7-8700K」であれば第8世代、「Core i7-10510U」であれば第10世代となる。

 ただ、AtomCeleronPentiumなどのCPUはこの法則に当てはまらないものもある。実際の対応製品は、以下のリンクに記載されているので、こちらで確認してほしい。

【参考】Windows 11 無償アップグレード方法や条件を解説|Microsoft

Windows 10はいつまで利用できる?

 これまでWindowsは、発売から5年間のメインストリームサポート、メインストリームサポート終了後5年間の延長サポートが提供されてきた。Windows 10でも当初は2020年10月13日までのメインストリームサポート、2025年10月14日までの延長サポートを提供するとしていた。

 ただその後、2025年10月13日まで機能更新プログラムを提供し、2025年10月14日にサポートを終了すると、その内容が変更された。つまり、本来は延長サポート終了日だった日まで、メインストリームサポートに近いサポートが提供される形となった。

 そのため、Windows 10は少なくとも2025年10月14日までは問題なく利用できると考えていいだろう。

【参考】Windows 10 Home and Pro|Microsoft

※データは2022年9月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします

文/平澤寿康

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。