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1㎏切りの軽量カーボンボディに高性能を詰め込んだLenovoのノートPC「Yoga Slim 770i Carbon」の完成度

2022.09.18

コロナ禍の影響もあり、テレワークを導入する企業が増えた昨今。完全自宅作業ではなく、出社とテレワークの両方を組み込んだ、ハイブリッドな働き方をしているビジネスパーソンも多いでしょう。

そんな現代のビジネスパーソンには、作業をする場所を選ばない携帯性や、移動に耐えうる耐久性、1台で多数の作業をこなせる性能など、様々な要素を持ったノートPCがおすすめ。そこで本記事では、Lenovoから2022年9月2日に発売された、「Yoga Slim 770i Carbon」を実際に試し、使用感を紹介していきます。

LenovoのYogaシリーズは、ディスプレイが360度回転するコンバーチブル型の2in1タイプのモデルや、タッチペンでの操作に対応したモデルなど、柔軟なスタイルで使える製品が多いのが特徴。中でも今回使用した、「Yoga Slim」シリーズは、軽さや薄さに加え、高性能を特徴としており、多くのビジネスパーソンにおすすめできる要素がふんだんに込められています。

今回試したYoga Slim 770i Carbonも、シリーズの特徴をしっかりと踏襲し、1㎏未満の軽量ボディや、第12世代インテル Coreシリーズを搭載するなど、スペックだけを見ても、魅力的な要素の多い製品となっています。では、実際に使用してわかった操作性、使用感を紹介していきましょう。

デザイン

Yoga Slim 770i Carbonの本体質量は約972.7g(マルチタッチ対応モデルは約988.3g)と、1㎏切りの軽量。サイズは約300.98×206.03×14.80mmと薄型でもあるので、カバンに入れて持ち運ぶのも快適です。

持ち運んで使用することが想定される、薄型軽量のノートPCとなると、気になるのが耐久性の部分です。本製品は、筐体に「第2世代ウェブコアカーボンファイバー」を採用しており、米国国防総省によって定められた「MIL-STD-810H」に準拠。満員電車などにも、比較的安心して持ち込むことができます。

本体カラーはムーンホワイトとオニキスグレーの2色。今回はムーンホワイトを使用していますが、サラサラとした手触りで手になじみやすく、指紋の付着もほとんど気になりません。

インターフェースは、本体右側面にUSB Type-Cポートとイヤホンジャック、本体左側面にはUSB Type-Cポートのみという簡易的な構成。HDMIといった各種ポートを省くことで、より薄型化に注力したと考えられます。外付けディスプレイや、USB Type-Aの有線キーボード、マウスなどと接続する場合には、別途変換ハブが必要です。

電源ボタンは本体右側面に搭載。キーボード付近に電源ボタンを搭載する製品も多いため、慣れるのに時間がかかる人もいるかもしれません。

ディスプレイ

ディスプレイは13.3型で、持ち運び用のノートPCとしては比較的大きめのIPS液晶となっています。アスペクト比は16:10で、解像度が2.5Kと高く、色域表示も非常に豊かなため、吸い込まれるような、深みのある表示ができるのが魅力となっています。

ゲーミングPCではなく、一般的なノートPCとしては珍しい、90Hzリフレッシュレートに対応しているのも特徴です。滑らかな映像の表示ができるので、動画視聴なども楽しめます。また、オプションでタッチ操作にも対応可能となっています。

画面輝度は最大400ニトで、室内で使用する分には全く問題ない明るさです。ただし、日が照っている時間帯に屋外で使用するには、少し物足りなさを感じています。

Yogaシリーズらしい特徴として、ディスプレイは180度開くように設計されています。向かい合わせの席に座っている人と、同時にディスプレイを見たい際などに便利な仕様であるのに加え、本体を膝の上において作業をする際などにも、快適な角度に調節できるのは便利でした。

キーボード

キーボードは84キーのJIS配列。癖のない、一般的な配列を採用しているため、多くの人が戸惑いなく使用できるでしょう。

キーとキーの間が少し空いている「アイソレーション」設計になっているため、余裕をもってタイピングが行えます。キーの沈み込みは浅めですが、スッと静かに沈み込むため、タイプ音もほとんど聞こえません。キーの深さは好みの分かれる部分ですが、軽いタッチで素早くタイピングしたい人にぴったりの仕様となっています。

性能

搭載CPUは第12世代インテルのCore i5、Core 7のいずれかから選択可能。Core i5モデルはメモリが8GB、Core i7モデルはメモリが16GBとなっており、両モデルともにストレージは512GBです。

今回はCore i7モデルにて検証していますが、現行のハイエンドチップセットということもあり、動作の安定感は抜群。動画視聴をしながら文書作成やWeb検索を行うなど、複数の作業を同時に行っても、動きが鈍くなるシーンは見られませんでした。ファンが回る音もほとんど聞こえないため、屋外でも安心して利用できます。

バッテリーはCore i5モデルが約12時間、Core i7モデルが約14時間となっており、どちらも1日の作業は余裕をもってこなせる駆動時間です。購入時には、Yoga Slim 770i Carbonを約2時間で充電できるACアダプターも同梱されます。

スピーカーは2.0Wのものが、本体底部に2つ配置されています。Dolby Atmosにも対応しており、しっかりと迫力や臨場感を表現可能。ディスプレイ性能も高い製品なので、動画視聴にもうってつけです。

内蔵カメラはHD 720pのIRカメラで、解像度も十分。Web会議などに用いても、きれいに被写体を映し出せます。また、電子式のプライバシーシャッターが備えられているので、セキュリティ面でも安心でしょう。

薄くて軽い本体と高い処理能力、高性能ディスプレイを備えたYoga Slim 770i Carbon

紹介してきた通り、Yoga Slim 770i Carbonは1㎏を切る軽量、薄型のボディながら、耐久性を損なうことなく、高性能を詰め込んだ、ノートPCの持ち運びが多いビジネスパーソンにおすすめの製品。公式ストアでの販売価格は16万6980円からとなっています。

長時間駆動するバッテリーや、扱いやすいキーボードといった特徴もありますが、個人的な一押しポイントは、解像度の高いディスプレイ。色の表現が豊かなのに加え、90Hzリフレッシュレートにより、滑らかな映像表現が可能となっているので、PCはビジネスだけでなく、動画視聴といったエンタメのためにも使いたい、という人にも、ぜひ試してほしい1台です。

商品詳細

取材・文/佐藤文彦

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