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LHDCにも対応!全部入りで上質な音を奏でるFiiOのデジタルオーディオプレーヤー「M11S」を徹底解剖

2022.09.14

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

U10万円で高性能、拡張性を実現

ハイコスパで高性能、多機能なFiiOから新たなDAPのスタンダードモデル「M11S」が登場した。DACには「ES9038Q2M」をデュアルで搭載、左右独立構成の回路を形成している。ヘッドホン出力はφ3.5mmに加えφ2.5mmとφ4.4mmのバランス接続に対応。Bluetoothの送信と受信にも対応しており、送信コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX HD/LDACに加えて、最新の高音質規格LHDCも使える。

Qualcommの8コアSoC「Snapdragon 660」を贅沢に搭載して、カスタマイズされたAndroid OS 10がサクサク動作する。Google Playストアから、サブスク用の音楽アプリがインストール可能となり、幅広い拡張性を手に入れた。他にもUSB DAC機能、Apple AirPlayとDLNAのストリーミングに対応、Wi-FiとBluetoothを使った音楽データの転送機能も装備する。これだけ多彩な機能を搭載して実勢価格約8万8000円は抜群のハイコスパと言える。

端子は底面に集められ、デジタルアウト兼3.5mm、USB-C、2.5mm、4.4mmと並ぶ。ちなみに3.5mmに加えて4.4mmからもライン出力が取り出せる

左側面には電源ボタン、シーソー式の音量調整、カスタマイズできるショートカットボタンがある

片手に持って、音量調整ができる。これは便利、不用意に動かないようロック機能もある

右側面は曲送りと再生/停止ボタン、microSDカードスロットがある

裏面には金色に輝くハイレゾロゴが、それから本機はMQAフルデコード機能もある

Wi-Fiがあればハイレゾストリーミングも快適

Android OSを搭載したDAPであれば、さまざまなアプリを使ってカスタマイズできるはずだが、コンテンツを配信しているGoogle Playストアありきの話になる。これがないとアプリのインストールのハードルが高くなるが、M11Sはプリインストールされているため、スマホ感覚で自由にアプリが使える。もちろん有料アプリの購入も可能だ。

私が使っているハイレゾストリーミングに対応したAmazon Music HDもサクッとインストールできた。プレイリストもそのまま引き継がれるので、新しいDAPですぐにお気に入りの曲が楽しめる。これ以外にもApple MusicやSpotifyなども使える。

純正アプリ以外も使えるのがAndroid OS搭載DAPの強み、M11SのSnapDragon 660が実力を発揮

Amazon Musicのプレイリストがそのまま使え、アプリの動作もスムーズだ

Google Playストアがあるので、Apple Musicも検索して、速攻でインストールできた

Apple Musicの動作も問題なく、iPhone感覚で扱える

Google Playストアのおかげで、音楽関連以外のアプリも容易にインストールできる

5種類のモードで多彩な機能を発揮

M11Sの多機能を使いこなすには、まずモード設定を知る必要がある。各種アプリが使えるAndroidモードが標準設定だ。Pure Musicモードを選択するとFiiO純正の音楽プレーヤー専用になり、Android OSのSRC(Sampling Rate Converter)をバイパスして高音質を追求できる。USB DACモードではUSB-C端子を使ってスマホやノートPCのデジタル音源を再生できる。Bluetooth受信モードはスマホやタブレットからの音楽を無線接続で再生するモードになる。AirPlayはiPhoneなどのiOS機器との接続に使用。これでメニューの深い階層まで降りなくても、素早く、よく使うモードに切り替えられる。

画面上端からプルダウンするとメニュー画面が表示される。右上がモード設定である

よく使う5つのモードが素早く切り替えられる

USB DACモードを選択すると全体がDAC画面になり、接続機器をロックするとサンプリング周波数が表示される

これに対してUSB端子からデジタル出力する場合は、FiiO Musicの設定画面からUSBオーディオ排他モードをONにする

さらなる高音質を追求するカスタマイズ

M11Sには好みの音質を追求するための機能がまだまだ搭載されている。まず、DACのデジタルフィルターを選択できる。何と7種類もあるのだ。これはAndroidのホームの設定の音声の可聴帯域外フィルタという項目にある。どのアプリを使って再生しても、このフィルターが適応されるようになる。同じ画面にあるゲインも重要だ。L、M、Hの3段階で感度の高いBA型のIEMを接続する場合はLを選ぶと低ノイズでS/N感の良い音が楽しめる。その逆に能率の低いヘッドホンなら、MかHを選べばしっかりドライブしてくれる。ここにはBluetooth Audio Encoderの設定項目もあり、LDACとaptX HDを比較試聴したい時などに重宝する。

FiiO Musicには10バンドのEQがあり、5種類のプリセットから選ぶか、自分でカスタマイズしたものを1つメモリーできる。Amazon Musicを使う時は、設定のストリーミング設定を利用可能な最高音質にしておく必要がある。今回はハイレゾ再生の定番アプリであるONKYO HF Playerもインストールした。e-onkyo musicで購入したハイレゾ音源をダウンロードする機能が使えるのが便利だ。

M11Sの音質は、従来のM11 Plus LTDと比較すると、ボーカルがなめらかでツヤがある音だ。FiiOのM

シリーズのイメージは高解像度で音の粒立ちが良く、クールなモニター系サウンドだったが、M11SはSONYのWM1シリーズを意識したような、なめらか系に仕上げられていた。細かく言えば、中低域は粒立ちがあって、高域の一部がなめらかに再生される。あくまでも解像度重視という方にはM11 Plus ESSをオススメするが、女性ボーカル好きなら、M11Sがオススメ。2022年9月現在ではU10万円ベストバイの有力候補に推したいモデルだ。

Androidの設定から音声の項目にある可聴帯域外フィルタからデジタルフィルターを選択できる

ゲインの切替は3段階、搭載するアンプが強力なのでミドルより上を使う機会は少ない

Bluetoothのコーデックを選択できる。LDACに加えてLHDCにいち早く対応

FiiO Musicには10バンドのイコライザが搭載されている

音楽ジャンル5項目に加え、ユーザーを選ぶと好みのEQカーブを保存できる

Amazon Musicはストリーミング設定をおこなわないとハイレゾ再生できない

渡しが愛用するHF Playerもインストールできた

HF Playerからe-onkyo musicで購入した曲をダウンロードできる

写真・文/ゴン川野


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