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社用ケータイの利用率、大企業は4割、中小企業は?

2022.09.06

社用携帯電話を導入している割合は、大企業と中小企業でどれほどの差があるのだろうか?また、社用携帯電話の1ヶ月のデータ利用量はどの程度が平均的なのか?

MMD研究所はこのほど、予備調査では20歳~69歳の大企業または中小企業の経営者・従業員の男女7,115人、本調査では社用携帯電話導入に関わっている経営者・従業員1,000人を対象に2022年7月8日~7月11日の期間で「2022年法人向け携帯電話の利用実態調査」を実施した。調査結果は以下のとおり。

本調査の企業規模は、大企業が従業員300人以上または資本金3億以上、中小企業が従業員300人未満かつ資本金3億以下とし、以下、大企業勤務者を「大企業」、中小企業勤務者を「中小企業」と表記する。

社用携帯電話の利用、大企業42.1%、中小企業30.4%と11.8ポイント差

20歳~69歳の大企業または中小企業の経営者・従業員の男女7,115人を対象に、会社から支給された携帯電話(以下、社用携帯電話)について聞いたところ、「現在利用している」のは大企業(n=4,733)が42.1%、中小企業(n=2,382)が30.4%となった。

「過去利用しており、再度利用したいと思う」と「利用したことはないが、利用したいと思う」を合わせた利用意向は、大企業(n=4,733)が10.8%、中小企業(n=2,382)が15.5%となった。

続いて、個人所有の携帯電話で会社用の電話番号の利用について聞いたところ、「現在利用している」のは大企業(n=4,733)が13.6%、中小企業(n=2,382)が13.0%となり、利用意向は大企業(n=4,733)が9.9%、中小企業(n=2,382)が12.4%となった。

次に、個人所有の携帯電話で私用の電話番号の会社利用について聞いたところ、「現在利用している」のは大企業(n=4,733)が58.0%、中小企業(n=2,382)が62.2%となり、利用意向は大企業(n=4,733)が5.4%、中小企業(n=2,382)が6.7%となった。

社用携帯電話の1か月のデータ利用量、10GB未満は大企業が66.3%、中小企業が79.8%

社用携帯電話を利用している2,718人を対象に、社用携帯電話の1ヶ月のデータ利用量を聞いたところ(分からない、答えたくないを除く)、大企業(n=1,212)は「20GB以上」が19.4%、中小企業(n=537)は「500MB未満」が21.7%とそれぞれ最も多い結果となった。

10GB未満は大企業(n=1,212)が66.3%、中小企業(n=537)が79.8%となり、10GB以上は大企業(n=1,212)が33.7%、中小企業(n=537)が20.2%となった。

会社で利用する携帯電話に対する不満点、社用携帯電話利用者は「個人用と2台持ち歩くのが面倒」

社用携帯電話利用者2,718人、個人携帯で会社用の電話番号利用者412人、個人携帯で私用の電話番号利用者2,537人を対象に、仕事で利用する携帯電話に対する不満点を複数回答で聞いたところ、社用携帯電話利用者(n=2,718)は「個人用携帯と合わせて2台の端末を持ち歩くのが面倒」、個人携帯で会社用の電話番号利用者(n=412)は「仕事とプライベートの切り替えがしにくい」、個人携帯で私用の電話番号利用者(n=2,537)は「料金が個人負担」がそれぞれトップとなった。

社用携帯電話のサービス面における重視点、大企業・中小企業の社用携帯電話導入関係者ともに「通話料」「通信料金」

社用携帯電話の導入に関わっている1,460人を対象に、社用携帯電話を導入する際の端末サービス面における重視点を聞いたところ、大企業(n=749)は「通話料」が71.7%と最も多かった。

次に「通信料金」が68.2%、「ウイルス攻撃対策」が67.1%となり、中小企業(n=711)は「通話料」が67.3%と最も多く、次に「通信料金」が66.8%、「通信品質」が60.4%となった。

社用携帯電話導入者の契約変更意向は57.6%、その うち料金プラン変更は39.9%、他社乗り換えは26.5%

予備調査から社用携帯電話導入に関わっている経営者・従業員1,000人を抽出し、社用携帯電話を導入している656人を対象に、社用携帯電話を契約している通信会社の乗り換え・料金プラン変更の検討について聞いたところ、なんらかの契約変更意向があるのは57.6%となった。

そのうち「同一の通信会社の料金プランの変更を検討している」が23.0%と最も多く、次に「どのように変更するかは決めていないが、変更を検討している」が19.4%、「他の通信会社へ乗り換えを検討している」が15.2%となった。

次に、他社へ乗り換えまたは料金プラン変更を検討していると回答した251人を対象に、乗り換え・料金プラン変更の検討理由を複数回答で聞いたところ、「費用対効果が良くないと感じるから」が21.1%と最も多く、次に「より良い条件の通信会社・料金プランがあると知ったから」が20.7%、「現在利用している通信会社の料金が変更されるから」が18.3%となった。

社用携帯電話導入未予定者の導入したいと思わない理由は?

社用携帯電話を導入予定のない154人を対象に、社用携帯電話を導入したいと思わない理由を複数回答で聞いたところ、「社員の個人所有の携帯電話で事足りるから」が20.8%と最も多く、次に「費用対効果を感じられないから」と「パソコンなど、他のデバイスで事足りるから」が19.5%、「導入コストが高いから」が18.2%となった。

※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。

<調査概要>
「2022年法人向け携帯電話の利用実態調査」
調査期間:2022年7月8日~7月11日
有効回答:<予備調査>7,115人<本調査>1,000人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>20歳~69歳の大企業または中小企業の経営者・従業員の男女
<本調査>社用携帯導入に関わっている経営者・従業員
設問数 :<予備調査>12問<本調査>14問

出典元:MMD研究所

構成/こじへい

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