中国地方最大の人口を誇る広島県。同県に暮らす人から特に「住み心地が良い」と思われている街、並びに「住んでみたい」と憧れを持たれている街とは、いったい、どこになるのだろうか?
大東建託はこのほど、広島県居住の20歳以上の男女合計14,702名を対象にした「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022<広島県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2022<広島県版>」を発表した。
住みここち(駅)ランキング1位は広島駅へ約12分の「新井口」
住みここち(駅)ランキングの1位は、広島市西区にある「新井口」。広島駅へ約12分でアクセスでき、駅前には屋根付きの動く歩道で直結している大型ショッピングセンターがある駅で、昨年6位から順位を上げている。
2位は広島市東区にある「牛田」(昨年4位)、3位は昨年1位だった広島市南区にある「天神川」だった。トップ10内では、昨年は回答者が 30名未満だったため集計対象外だった修大協創中高前が6位にランクインしている。
住みここち(自治体)ランキング1位は、4年連続で「安芸郡府中町」
住みここち(自治体)ランキングの1位は、4年連続で、広島県内で最も小さい面積ながら広島市のベッドタウンとして宅地化が進み、マツダをはじめ大手企業の工場などが集積する「安芸郡府中町」だった。
2位は3年連続で「広島市南区」、3位は、1位の府中町と同じ安芸郡に属する「安芸郡海田町」で、マツダ関連の工場があり、大型スーパーや小売店が充実している。トップ10内の自治体は順位変動はあるものの、顔ぶれは同じだった。
住みたい街(駅)ランキング1位は、3年連続で「広島A」
住みたい街(駅)ランキング1位は、JR山陽本線の「広島」、広島電鉄本線の「広島駅」「稲荷町」「的場町」、広島電鉄皆実線の「段原一丁目」の5駅を統合した「広島A」、2位は「福山」で、いずれも3年連続で選ばれた。3位は、JR山陽本線の「横川」と広島電鉄横川線の「横川一丁目」を統合した「横川A」となった。
住みたい街(自治体)ランキング1位は、4年連続で「広島市中区」
昨年は中国エリアの自治体のみを対象として集計したところから、今年は全国の自治体を対象に変更したが、1位は変わらず「広島市中区」だった。なお、同自治体は、広島都市圏在住のみを対象とした「住みたい街(自治体)ランキング<広島都市圏版>」2019年版と2020年版でも1位となっているため、通算で4年連続の1位となる。以下、2位は「東京23区」、3位は「福岡市」が新たにランクインした。
出典元:大東建託株式会社
構成/こじへい